お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第19話 ちょっとした感想

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ひびが入った同期の絆

 

 

 

敗北し、挫折し…それでも這い上がってきた者こそが、最も強い真のヒーローだ。今回の『仮面ライダーバイス』は、初のサブライター回であると同時に、デモンズドライバーをめぐるヒロミが主役のお話。彼の同期役として宇治清高さん(竜彦)や奥山かずささん(千草)が登場し、ドラマを一層盛り上げてくれていました。

 

千草がダブルスパイになっていたというオチは、見え見えであっても次回の後編で明かしてもいいんじゃないかなと思いましたが、次回予告でヒロミのデモンズへの変身にその中心を置きそうな当たり、今回で早々に明かしてしまうのはいい塩梅か。竜彦も不器用ながらいいヤツなので、今後も準レギュラーとして出てきてくれてもいいかなと思うけど…、やっぱり今回と次回限りのゲストになるのかな。

 

なお、前回(第18話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

父:元太も退院し、日常が戻り始めていた五十嵐家。そんなある日の夜、フェニックスを除隊したというヒロミの同期:山桐千草が現れます。デッドマンズで潜入捜査をしていることをあっさりバラした彼女は。ヒロミの体調がおかしいことを伝え、彼が変身しないよう見守ってほしいと希望。その言葉を受け、フェニックス本部へ向かってみると、確かに見るからに絶不調なヒロミがいました。フェニックスの病院で「心臓がない」ということが判明し、そのまましばらく検査入院していた元太が、退院して復帰。いやいや、そんな人普通に外に出していいの?…と思ったけど、おそらくフェニックスにおいて何らかの目的が達成できたから、一度用は済んだとして解放されたってことかなぁ。そんな元太も迎え、五十嵐家が家族団らんしていた時、訪問してきたのが千草。ヒロミのことを聞いた一輝と大二は心配になり、さらにフェニックスからの連絡を受け本部に向かってみると、そこには絶不調なヒロミがいました。今回のヒロミは、序盤から体調不良度MAX。もう演出的に、次回あたりで死んでもおかしくないような弱りっぷりでした。死亡退場なんて、そんなの…ないよな?

 

さくらがフリオ=玉置の希望を受け、アギレラと会っていた頃。一輝たちの説得に対し、訓練生時代の思い出等を語り、かたくなにデモンズドライバーを手放そうとしないヒロミ。彼はそれに何か秘密があることを知り、狩崎に突っかかります。そんな時、千草からの緊急メッセージが着信。指定された地点に一輝と大二が向かいますが、その途中であった竜彦の反応から、一輝は一抹の不安を覚えます。そして、実際に現場に向かうと、待ってましたと言わんばかりに大量のギフジュニアが。何かを悟った一輝は、大二にここを任せて別の場所に向かうのでした。ヒロミがどうしてもデモンズドライバーを手放さないのは、ヒーローになりたかったから。その根底には、生前の若林司令官の教えが生きていましたが、いつの間にかヒロミは、「ヒーローになろうとすること」という行為自体に固執するようになっていることに、気づいていませんでした。ここで、ヒロミの過去の掘り下げが行われると同時に、一輝がそんな彼に何もアドバイスできないのが良い展開。一輝もヒロミに通ずるような一面があり、自分と重ね合わせていたせいで、何も言えなかったのでしょうね。その後、狩崎とのやり取りを経て、一輝たちのもとに入ってきたのが、千草からの連絡。それをもとに彼らは出動しますが、竜彦の反応に、一輝はある気付きを得、それはやがて確信に変わっていきます。千草から潜入捜査のことを聞いたと一輝が話した時に見せた、竜彦の表情。これを見れば、一定年齢以上の視聴者はなんとなく気づきますよね。千草はミイラ取りがミイラになっちゃったパターンだって。

 

違和感を覚えつつも、竜彦とともに、千草に指定された場所へ向かったヒロミ。最初は竜彦が怪しいとにらんでいた彼でしたが、実際の裏切り者は千草の方でした。ヒロミ自身も満身創痍でろくに戦えずピンチの時、一輝たちが駆け付けて加勢。ボルケーノレックスへと強化変身してダイオウイカ・デッドマン/オルテカとギフテリアンに立ち向かっていきます。その間に、竜彦と関係を修復したヒロミは、デモンズドライバーを持って外に出ますが、ドライバーから聞こえてきた声に戦慄するのでした。ヒロミと竜彦が集まったタイミングで、その本性を現す千草。デモンズに変身する体力も余裕もないヒロミは追い詰められ、竜彦もギフテリアンにされかけるなどの大ピンチに陥りますが、そこは間一髪、一輝たちが駆け付けて最悪の事態は回避されます。今回のリバイ&バイスの戦闘は、終盤のここのみ。ボルケーノレックスをしっかり使い、また火薬爆破なども使ってハデさを演出してくれていましたが、ライブやジャンヌの活躍に比べると、ちょっとたんぱくな印象を受けましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デモンズドライバーは、命を食らう悪魔のベルトだった。狩崎からさらなる秘密を訊きだし苦悩するヒロミだったが、戦局は、彼自身が答えを出すまで待ってはくれなかった。再び立ちはだかるオルテカと千草を前にして、ヒロミは最期の変身を遂げるのか!?

 

次回は、今回の後編に当たるお話。次デモンズドライバーを使えば死ぬと散々アピールされてましたが…、ここまで煽られると、逆にヒロミはデモンズドライバーを克服して今後も引き続き戦線に加わってくれそうな気がするなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第44カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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