お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第34話 ちょっとした感想

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A journey to the stars…

 

 


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俺もシンカリオンが好きだ。だから一緒に…お前と同じ道を歩みたいんだ!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、鹵獲したヴァルドルと超進化マスドライバーを使い、シンたちが宇宙のユゴスピアへと向かいアブトと対峙するお話。前半ではシンたちの大気圏離脱の様子が後半ではE5はやぶさとダークシンカリオンデビルモードの激戦が、それぞれ濃厚に描かれていました。

 

サブタイトルから『銀河鉄道999』を意識しているのは明らかですが、なんと劇中でもBGMとしてゴダイゴの劇場版主題歌を使うというビックサプライズが。速さを増すヴァルドルとE5はやぶさが、BGMとともに宇宙へ飛び立つさまは本当にカッコよかったですね。

 

なお、前回(第33話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

とうとうテオティの本拠地:ユゴスピアの位置を特定した超進化研究所。さすがのシンカリオンでも大気圏離脱は不可能かと思われましたが、ここで鹿児島の研究施設で修理と改造がなされていたヴァルドルのことが明かされます。現地へ向かったシンたちは、責任者であるフタバやレイから「第2超進化速度」の説明を受け、ヴァルドルに牽引させるシンカリオンを、E5はやぶさに決定するのでした。前回から登場している、鹿児島の研究施設。「なんでこんなところにあるんだろう?」と思いながら観ていましたが、今回それが桜島の中にあることから、かつてのキトラルザスの拠点の一つを改造したんだなということに気づきました(その旨の解説は劇中でも挿入)超進化研究所、キトラルザス関連のものを色々と接収してるみたいだし、今後もキトラルザスがらみのメカとか場所が出てきそうな感じがするなぁ。そんな研究施設で進められていた研究が、シンカリオンを第2超進化速度に到達させる実験。設備完成していたものの、現在のシンカリオンの出力では単独到達が不可能でしたが、ヴァルドルを使って力を得ることで、初めてそれが可能に。レイたちはこれを利用し、シンカリオンを宇宙へと飛ばそうとしていました。ここでレイが物語に関わってくるのは、彼の出自的にも能力的にも最適なタイミング。本当に、上手いこと考えたなぁ~。

 

子供たちが宇宙に飛び立つと聞いて、全国各地から集まったチームシンカリオンの保護者たち。楽しいひとときを過ごしたシンたちは、E5はやぶさに乗り込み、宇宙への出発準備を整えます。そして、いよいよ出発の時。ヴァルドルは無事第2超進化速度に到達して宇宙へと飛翔。E5はやぶさも問題なく大気圏を離脱し、シンカリオンは初めて宇宙という領域に踏み込んだのでした。宇宙に飛び立つ直前のシーンでは、アユをはじめとするチームシンカリオンの家族たちが一同に登場。中でもシンの父:キボウに一番セリフが多く割り振られており、シンを送り出してくれました。このシーンでのキボウの言葉の力強さは異常。現状新多家の中で一番出番が少ないのに、一番存在感を見せてくれていましたね。カッコよかったよ。そして、このような家族のバックアップを受け、シンたちはいよいよ宇宙へ。ヴァルドルに牽引されたE5はやぶさは無事大気圏を離脱し、ユゴスピアへ向かいます。上述の通り、ヴァルドルとE5はやぶさが飛び立つシーンでは、ゴダイゴの「銀河鉄道999」がBGMとして仕様。演出・作画ともに素晴らしい出来映えで、思わず涙が出そうになりました。まあその代わり、ハナビたちが宇宙服着こんでグランクラスに座ってるシーンは、ちょっと笑いそうになったけどね。

 

光のレールに導かれて、すんなりユゴスピアに入ったシンたち。すべてはアブトの作戦でした。人類との共存をあきらめ、E5はやぶさを倒すべく全力で向かってくるアブトのダークシンカリオンに対し、シンは決してあきらめようとはせず、同じく全力の反撃を見せるのでした。Bパートより、シンとアブトのバトルが展開。依然として人間を排除し地球をテオティのものにしようとするアブトに対し、シンは必死に立ち向かっていきます。アブトに対するシンの説得は、今まで何回か展開されてきましたが、今回E5はやぶさを破壊しようとするアブトに対し、「お前もE5はやぶさに乗りたかったんじゃなかったのか」と反論してみせたのには、強く印象に残りました。この言葉でハッとした表情を見せたあたり、アブトは自身もまたシンカリオンを愛していたことを思い出したのでしょうね。

 

シンの説得のおかげで、一瞬心に揺らぎができたアブト。しかしその時、ヴァルトムの工作により、ダークシンカリオンデビルモードはデビルシンカリオンへと進化。その強大なパワーの前に、E5はやぶさは一撃で宇宙の彼方へと吹っ飛ばされ生死不明となり、アブトの行為にセツラは泣き叫ぶのでした。シンの言葉で、激しく動揺するアブト。彼を戦いの道へとさらに突き進めさせたのは、ヴァルトムでした。ヴァルトムのせいで、ダークシンカリオンデビルモードはデビルシンカリオンへと進化。もはや引き返せそうにないところまでアブトは行ってしまい、一撃でE5はやぶさを宇宙の彼方へと飛ばして生死不明に追い込みます。なんかガンダムっぽい名前をしてるなぁというのはさておき、デビルガンダムはその名にふさわしい強さを発揮。でも、玩具化が予定されてないあたり、あと数話以内にシンたちに撃破されるのでしょうね。「最終的にはシンたちが勝つ」というのはわかってるんだけど、ここからどうアブトを説得して正気に戻すのか、全くその展開が読めないなぁ。だって、「もう引き返せない」って形態に2回も到達してるんだし…。

 

 

 

 

 

 


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シンとアブトの戦いの元凶となったダークシンカリオン。そもそもトコナミは、なぜこのような機体を造ったのか?今、彼の過去が明かされる!

 

次回は、今まで部分的に触れられてきたトコナミの過去にさらに迫るお話。掘り下げをやってくれるのはいいけど、この分だとダークシンカリオンとの決着は、2月以降に持ち越しだな…。

 

さあ、第35話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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