みんながいてくれる強さ
番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。
ナメんな!俺はゾックス・ゴールドツイカー様だ!今回は、ゾックスたちゴールドツイカー一家が主役のお話。SDトジルギアによって誕生したSDワルドが登場し、窮地に立たされながらも仲間たちの支援を受けて奮闘する、ゾックスの姿が描かれました。
SDワルドは確かに強敵でしたが、今回でスパッと倒されたのは意外。そして、SDワルドを倒してもなおリッキーとカッタナーが元に戻らなかったのもまた意外でした。別れを告げて介人たちのもとを去っていったゾックスたちだけど、最終決戦あたりでひょっこり帰ってきそうな気がするんだよなぁ~。どうなんだろ?
なお、前回(第43カイ)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、同日放送の『仮面ライダーリバイス』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
ゾックスたちがたこ焼きを食べていると、突然飛んできた鉄球。それはSDワルドが放ったものであり、その姿を目の当たりにした彼らは、それを倒すことこそリッキーとカッタナーを救うことにつながると確信し、次々とSD化されていく人々をよそに戦い始めます。やがて、介人以外のゼンカイジャーのメンバーがSD化されたため、劣勢になったことから一時撤退。そうした状況でもなおゾックスは、ゴールドツイカー一家の長として、そしてリッキーとカッタナーの兄として、単身でSDワルドを倒そうとしていました。今回の冒頭での、ボッコワウスとゲゲのやり取りは、見逃せないシーン。どうやら今のゲゲには本来のステイシーの人格が入っているようですが、その気になればゲゲがそこへ戻ることができる様子。それにボッコワウスが全然気づいていないことから、ゲゲの正体が何なのか、謎は深まっていきます。もしかして『ゼンカイジャー』のラスボスって、ボッコワウスじゃなくてゲゲが変化した“何か”になるパターンかなぁ?そんなゲゲによって生み出されたのがSDワルド。放つビームで人であろうがキカイノイドであろうがSD化してしまうその能力に、ジュランたちもSDになってしまい、ゾックス、っそして遅れて駆け付けた介人は、一時撤退を余儀なくされます。地味ながら強烈なSDトピアの能力。ギアダリンガーなどの武器までSD化しちゃうなんて、なんかズルいなぁ!
介人経由でSDワルド再出現の報せを聞き、誰よりも早く駆け付けたゾックス。ギアダリンガーがない状態のためすぐ大ピンチに陥りますが、そこへ駆けつけたのが介人たちでした。彼らの協力とフリントの開発した超小型センタイギアを受けたゾックスは、ツーカイザーに変身。オーレンフォームへとさらにチェンジし、ついにSDワルドを撃破するのでした。中盤でのゾックスの登場からSDワルドとの戦闘序盤にかけては、降雨機を使用して雨の中の戦いを表現。『ゼンカイジャー』の中で今回はターニングポイントの1つに当たるお話ですから、予算の気合の入り方が違うな!と感じました。そんな雨も、介人が駆け付けゾックスの態度も軟化すると同時に止み、青空に虹が。ここからゼンカイジャーとツーカイザーの怒涛の反撃が始まります。SDワルド相手に、スーパーツーカイザーではなく、あえてオーレンフォームという初期装備を使用する形にしたのはGood。でも、どうせならシンケンフォームも併せて使ってほしかったかな。「この後の巨大ロボ戦で、カッタナーの出番があるのかな」と思ったけど、そんなことはなかったし…。
ニュークダイテストが出現したことを機に、ダイSDワルドが出現。ボロボロのツーカイザーに代わってゼンカイジャーがゼンリョクゼンカイオーで挑みますが、そのトリッキーな能力の前に翻弄され気味。それを救ったのが、クロコダイオーの支援攻撃でした。そうしたこともあり、最後はゼンカイジャーの逆転勝利。解放されたSDトピアで、呪いの解除法を探すべく旅に出るゾックスたちを、明るく見送る介人たちでしたが、そんな彼らをステイシーは、にやけながら見つめていました。ニュークダイテストが出てきたので、「これ多分ゼンリョクゼンカイオーが出てくるパターンだ」と思ったら、それは的中。SDワルドのせいで街全体がデフォルメされるという演出は面白かったですが、そのほかのCGがいつもの東映特撮クオリティということもあり、せっかく頑張ってるのにどこか安っぽい絵面になっちゃってるのはもったいないなと思いました。仕方ないっちゃあそうなのかもしれないけど、ねぇ…。そんな中登場したゼンリョクゼンカイオーは、意外にダイSDワルドに追いつめられピンチに。しかしこれは、クロコダイオーのアシストで乗り切り逆転勝利をおさめます。そしてラスト、ゾックスたちはリッキーとカッタナーをもとに戻す方法を求め、SDトピアへと飛び立つのでした。このシーンで、ステイシーがわざわざカイゾクトピアを解放しているのがミソ。ゾックスたちにとって帰るべき場所が戻れば、当然介人たちの世界に来る必要はなくなるんですよね。邪魔者を排除して、ゼンカイジャー潰しをやるつもりなのか…!?
オミクジワルドによるおみくじでの運勢決定のせいで、街は大混乱。次々と不幸に見舞われていくマジーヌに、脱出の糸口はあるのか?そして、このオミクジワルドの活動の裏で、ステイシーが画策していることとはいったい何なのか!?
次回は、残りの放送日数的に、最後の通常回になりそうなお話。もしそうだとしたら、最後の最後まで『ゼンカイジャー』は『ゼンカイジャー』らしいノリで突き抜けたことになるなぁ。メンバーの1人が次々に不幸に見舞われるって、やっぱり『ボウケンジャー』のボウケンレッドの開運フォームの話を思い出すよね。
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