お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第32話 ちょっとした感想

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銀 河 疾 風 サ ス ラ イ ガ ー

 

 


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クリスマスとともに、あなたの旅も、ここが終着点よ!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、H5はやぶさのZ合体形態:H5ホクトの初登場回。対するは、以前先代チームシンカリオンの前に立ちはだかった敵:ヴァルドルであり、劇場版『シンカリオン』以来2年越しにその決着がつくことになりました。

 

H5はやぶさ初登場回含めて、「落ち着いていながらも、どこか感情が読めない不思議な女の子」という感じで描かれていたメーテルでしたが、今回は舞台が北海道ということもあり、すすんで第一線で活躍。その性格や感情がはっきりとわかると同時に、活躍する彼女の姿がかなりカッコよく目に映りました。たった1話でメーテルがここまで魅力あるキャラクターになるとは、思ってもみなかったよ。

 

なお、前回(第31話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、今回と深いかかわりのある「劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』」の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

メーテルが自宅から目撃した、一筋の光。それは表向きには流れ星の一種とされていましたが、実際はかつてチームシンカリオンと激戦を繰り広げ行方不明となっていた、機関車型メカ:ヴァルドルでした。大沼指令長やヒビキとともに調査に向かったメーテルは、そこで鈴の音に似た音を確認。何らかの信号であることは確かでしたが、ヒビキでも解析することはできず、調査の応援にやってきたシンやタイジュにもサッパリわからないのでした。突然地球に落ちてきたものの正体は、ヴァルドル。よりによって、2年前に出現した地点と同じ北海道のスキー場に落下し、ヒビキが中心となってそれの調査に当たりますが、メーテルに聞こえたという鈴の音の意味だけは、どうしても解析できないのでした。ヴァルドルのことについては、前作の劇場版のシーン含めて簡単に解説。ちゃんと落下地点があのスキー場であり、画面に映るカメラアングルも、劇場版でゴジラが登場した時と全く同じで、思わずうなりました。ちゃんと細かいところまで再現していて、Goodで嬉しい限りでしたね。ちなみに、ヴァルドルの落下はほかの一般市民にも目撃されていましたが、表向きには「流れ星でした」という報道でなんとか抑え込んだ模様。いやいや、さすがに無理があるんじゃないか…?

 

テオティ側で不穏な動きが見え、セツラが密かに地球に向かっていたのと同じ頃。ヴァルトムもまたヴァルドルの残骸に目をつけ、復活させてしまいます。直ちに出撃したE5はやぶさたちでしたが、その強大なパワーの前に大苦戦。E5はやぶさとE7かがやきは氷の中に閉じ込められ、H5はやぶさは厳しい戦いを強いられます。今回はテオティがあまりストーリーに関わらないので、Aパート後半にアブトらの描写を集中的に挿入。もはやアブトはトコナミの研究における想定以上のところまで行ってしまっており、さらに力をつけてテオティ内でもその勢力を伸ばしていることから、このままダークシンカリオンの運転士を続ければいろんな意味で危ない状態でした。シンと一緒にいるよりも、テオティ側として彼の前に立ちはだかっている期間の方が長くなってしまったアブト。どんどんシンたちが頑張っても引き返せなさそうな方向に向かってるけど、彼に救いはあるのかなぁ…。そして、この直後から描かれるのが、ヴァルトムにより復活させられたヴァルドルの侵攻。メーテルと談笑していたシンたちでしたが、一気に先頭に駆り出されることになります。メーテルとの会話のシーンでは、シンとタイジュの彼女に対する接し方が全然違くて笑えましたね。シンの方が饒舌にしゃべってたの、予想はできたけどなんか意外だったなぁ。

 

駆け付けたE6ネックスにより氷の中から脱出し、さらに大宮支部に再び現れたセツラの情報で、H5はやぶさに対応するザイライナー、そしてZコードがあることを知ったシンたち。それを探しに竜飛岬まで行くことを志願したのは、タイジュでした。超進化研究所の技術を使って現地に飛んだ彼は、そこに居合わせたソウギョクの力も借りて、ついにZコードを発見。ザイライナー261ホクトが起動し、H5はやぶさのもとへ向かいます。E5はやぶさとE7かがやきのピンチを救ったのは、秋田に行っていたはずのハナビ/E6ネックス。ネックスVVVFブラスターで華麗にブチ抜くさまは、カッコよかったですね~。以前にも言及したような気がしますが、ハナビって割とファインプレーを見せるシーンが多くて、けっこう本作の中でもかなり恵まれたキャラクターじゃないかなと感じますね。そんな彼の活躍、そしてセツラの情報提供を受け、タイジュは自ら志願して、竜飛岬へZコード探しに急行。見事発見し、それをH5はやぶさメーテルへ転送するのでした。この捜索シーンで、今回は出番がないかと思われたソウギョクも登場。最初はタイジュにタックルされて竜飛岬からドボンするという残念さを見せましたが、最後はカッコよくシメてくれました。なんかこの流れだと、ソウギョク仲間化もワンチャンある感じがしないでもないけど…どうなんだろ?

 

ザイライナー261ホクトとZ合体し、H5ホクトとなったメーテル。何回もヴァルドルから発せられる鈴の音を聞いた結果、彼女は自分なりにヴァルドルの思いを感じ取ります。その悲しみを断ち切り、戦闘を終わらせるため、カンデラガトリングを一斉掃射して、H5ホクトは大勝利。事件は解決し、約2年越しのヴァルドルとの戦いにピリオドが打たれるのでした。終盤でついに登場、H5ホクト。雪国仕様らしいスキーをイメージした下半身デザインと、カンデラガトリングをぶちまけるように撃ち出すそのアクションが、今までのシンカリオンとはまた違ったカッコよさを演出してくれていました。そんなこの戦闘シーンにおけるもう1つの見どころが、メーテルがヴァルドルのことを理解するシーン。鈴の音を何度も聞いた結果、彼女は、ヴァルドルの長い銀河の旅という名の漂流と背負ってきた悲しみを知り、それを断ってすべてを終わらせるため、必殺技を繰り出します。ヴァルドルのイメージ映像を挟みながら、理解を示し、それゆえ倒すという選択肢をとる強い決意を感じさせるメーテルの一連の描写が素晴らしい。その映像表現もそうでしたが、声色も合わせて、彼女の細かな心情を表現しているように感じられました。

 

 

 

 

 

 


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年明けの大宮支部に、あの2人が現れる。E5はやぶさとE5はやぶさMkⅡの運転士だった速杉ハヤト、そして大宮支部の先代指令員:三原フタバ。かつてのチームシンカリオンの中心に立ち、そしてアシストしていた2人から、シンたちはいったい何を学び取るのだろうか!?

 

次回は、全シンカリオンファン待望の、シン&フタバの帰還回!シンたちとの絡みもそうだけど、それを経て物語がどう動くのか、気になって仕方ないぜ!

 

でも、年末年始特番のせいで、次回まで2週間も放送休止を挟むのか。タイミングが良かったとはいえ、年末年始の放送休止すらなく通常放送で乗り切った前作とは、えらい違いだなぁ…。

 

さあ、第33話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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