『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』第12話ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

オ　タ　ク　を　超　え　て　変　態

東海道新幹線は新幹線ジ・オリジン、新幹線ジェネシスなんだ！今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、シンカリオン N700Aのお披露目回であると同時に、1クール終盤らしいシンカリオンたちの本格的なピンチが描かれる回となりました

残念ながら、先週期待していた「舞台が京都」というのは実現せず。しかし、ハヤトの正体を知りつつもそれを彼に含めて口外していないサクラが、かなり良い立ち位置で動いているように感じましたね

単身赴任中のホクトに会いに行くため、出水指令長の強力で京都に行くことになったハヤト。ついに東海道新幹線デビューを飾ることになった彼は、ウキウキのあまり興奮してうんちくを披露しまくることになります。京都へ行くことになり、東海道新幹線に乗ることになったハヤト。彼曰く、東海道新幹線は「王道中の王道」で「新幹線ジ・オリジン」であり「新幹線ジェネシス」であるとのこと。そして彼がこのセリフを言うシーンでは、歴代新幹線のイラストが登場します。すべての新幹線の元祖であり、日本の大動脈と言える新幹線。新幹線ファンであるハヤトが異常なまでに興奮するのもよくわかります。新幹線のイラストでは、0系・100系・300系・500系・N700Aが登場。『ヒカリアン』を含めたら、この新幹線たち全部アニメで何かしらのロボットに変形しているんですよね…。大宮駅から東京駅に着いたハヤトは、駅弁についてのうんちくも披露。しかしハルカには通用しませんでした。ハヤトが紹介した駅弁はもちろん実在のもの。ちなみに、ハルカが手にした「30品目バランス弁当」も、ちゃーんと実在する駅弁です

一方、ハヤト不在で静かな超進化研究所。しかし、その静寂を打ち破るかのように巨大怪物体が出現。おまけに出現地は東京駅であり、多くの人々にそれが目撃されてしまいます。ハヤトに悟られまいとして、一斉出撃するアキタたちでしたが…。今回の巨大怪物体は、人口密集地である東京駅のど真ん中に出現。その姿が多くの人々に目撃されてしまいます。捕縛フィールドの光学迷彩でムリヤリ隠すことはできましたが、それでも攻撃の衝撃は外部に伝わってしまっている状態に。シンカリオンたちと敵との戦いが人々にバレてしまうのも、時間の問題かもしれませんね。ハヤト不在の超進化研究所は、代わりにシノブとE3つばを出撃させ、3体で巨大怪物体に応戦。しかし武装はまるで歯が立たず、おまけにその巨大怪物体は、ゲンブの声でしゃべり始めるのでした。「シンカリオンと戦いたい」、ゲンブのその強い意志が生み出した今回の巨大怪物体。おまけに今まで登場した巨大怪物体の能力のいいとこどりをしてるということは、ゲンブの退場も時間の問題か…！？

一瞬目撃した巨大怪物体、そして異常なまでの衝撃を感じたハヤトは、今まで以上に強力な巨大怪物体が出現したことを確信。サクラたちに理由をつけて京都旅行を延期し、仲間たちの元へ向かうことにします。シンカリオンの運転士として仲間を助けに行きたいもの、自分の正体を口外できないハヤト。対して、ハヤトがシンカリオンの運転士であることを知っているものの、あえて口外せずに見守っていくことにしているサクラ。2人が真剣に向き合い、サクラがハヤトから京都に行けない理由を訊きだし、全てを理解して向かわせようとしているのが印象的です。一瞬ハヤトに「自分はシンカリオンの運転士です！」と言わせようとしているのかとヒヤヒヤしましたが、サクラの意図としては「ハヤトなりに京都へ行けない理由を発現させること」にあったようですね。そして、全てを受け入れてハヤトを送り出すサクラ。ハヤトも心強かっただろうなぁ

シャリンドリル破損、フミキリガンもフミキリシュリケンも効果なし。半ばやけくそな攻撃を繰り出してピンチになったE7かがやきを救ったのは、E5はやぶさ！E5はやぶさはグランクロスにより撃破を試みますが失敗、機能停止に陥ります。大ピンチのシンカリオンたちの前に、新たなる白い影が…！？ツラヌキ曰く、「最近シャリンドリルが通用しない」とのこと。メタ発言っぽい感じですが、確かにその通り。もっとシャリンドリルの活躍を見せてほしいぞぉ！E5はやぶさは主題歌BGMとともにE7かがやきを救う華麗な登場を見せますが、巨大怪物体の防御力には歯が立たず、吹っ飛ばされて機能停止に。ハヤト生死不明状態ですが、まあ次回予告を見る限りだとたぶん大丈夫でしょう。そして、最後の最後でN700Aのぞみが登場して、今回は終了。やっぱり、E7かがやき初登場時と同じパターンだ！