お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第31話 ちょっとした感想

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大宮(埼玉県)から海芝浦(神奈川県)への超移動

 

 


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たとえ大スクープだとしても…、悪に手を貸すなんてできません!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、アユやアツタといった、準レギュラーメンバーでありながら今まであまり大きくプッシュされてこなかったメンバーにスポットがあてられたお話。一部シーンにアブトが登場する以外は、敵として登場するテオティ側の人物はアケノ/アストレアくらいで、超進化研究所側の人々にドラマの時間が割かれていました。

 

アユやアツタが、それぞれ新たな一歩を進みだそうと決意したのが印象的だったものの、物語の本筋はそこまで大きくは動かなかった今回。まあ、最近は怒涛の展開が連続したし、久しぶりにこういうインターバル的なお話が入ったことで、なんだか肩の力を抜いて観ることができました。たまにはこういう回もないと、ダメだよね。

 

なお、前回(第30話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

時期はもうすぐクリスマス。父:キボウが帰国するとの報せを聞き、シンとアユは嬉々としてクリスマスパーティーの飾りつけをしますが、シンのノリは相変わらずでした。そんなやり取りを経て、アユが外に出かけると、偶然アケノと遭遇。カフェで休むことになった2人の話題は、やがてシンカリオンのことへと移り、ジャーナリストへの夢に憧れるあまり、アユはシンカリオンの秘密をしゃべり始めるのでした。新多家も、子供がいるほかの家庭と同じく、クリスマスになるとみんなでツリーを引っ張り出して飾りつけをする様子。しかし、シンの趣味趣向が変わっているせいで、飾り付けられるものは古代遺跡の発掘品というトンチキなものばかりでした。アユは嫌がってたけど、シン自身と母トキは、ノリノリで楽しそう。この親にしてこの子あり、って感じか…。そんな彼らと別れて外に出たアユは、車に乗っていたアケノを発見。一緒にツーショットを取ったのち、カフェへと向かってシンカリオンのことをしゃべりだします。この時点ではアケノの正体を知らず、そして純粋にジャーナリストとして彼女に憧れているとはいえ、シンカリオンの機密情報をペラペラ話過ぎなアユ。うーん、途中からアケノの正体を知らされてなかったら、マジで大宮支部の危機だったかも…。

 

アケノの提案に乗せられて、クリスマスパーティーの買い出しに乗じて、大宮支部へ彼女とともに侵入しようとするアユ。その計画は予想以上にスムーズに進み、シミュレーションルームなどを見て回ります。やがて実験場へと2人が向かうと、突然十河指令長以下大宮支部の面々が集結し、アケノを取り囲みます。その理由は…!アユとアケノが大宮支部に侵入し、あちこちを見て回るシーンでは、前作含めて過去に登場した場所がいくつも登場。中でも変わり種は、「Bar Shinkalion」!かつて、酒の飲めないアカギがスザクとともに入った場所でした。特に封鎖されているようにも見えなかったし、ありゃ多分まだ営業してるな…!そんなシーンを経て、アユとアケノがやってきたのが、地下実験場。先にそこへ立ち入ったアケノが、ふと後ろを振り返ると、十河指令長以下大宮支部の面々がそこにいました。実は、大宮支部に来る間にアケノの正体を知らされていたアユ。彼女はそれを受けてひと芝居打っており、シンたちに正体がバレているはずのアケノがここまで侵入できたのも、彼らがわざとそうしていたからでした。アユが単なるおバカじゃなくて、ちゃんと途中から考えて行動している形になっていたのはGood。安心したよ。

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全てがバレていたと悟ったアケノ=アストレアは、過去に出現した巨大怪物体を放って逃走。ゲンブが巨大介して時間稼ぎをする中、シンたちはシンカリオンに搭乗し出撃準備に入りますが、出撃用ハッチを破壊されたため行動不能に。絶望的な状況を一気に解決したのは、怒りと意地に燃えたアツタの気合いでした。こうしてようやく出撃を果たしたシンたちでしたが、少し巨大怪物体と戦うと、それらは消失。アストレアが放ったのは、実はすべて幻でした。アストレアもちゃんと万が一のことがあった場合のことは想定していたらしく、巨大怪物体を放ったり、ハッチを壊してシンカリオンを足止めしたりと、なかなか鮮やかな行動が連続。こうした描写を挟むことで、アストレアの顔も立てているのがナイスです。そして、これらアストレアの攻撃に対して、ある意味最も全力で立ち向かったといえるのがアツタ。彼は怒りと意地を燃やし切り、通常なら3時間はかかるであろうハッチの修復を驚くほどの短時間で終わらせ、シンたちの早急な出撃を実現させます。今までゴイチの下についてる一作業員って感じだったアツタだけど、彼もやるときはやるんだね。

 

成田空港でシンとアユがキボウと再会を果たしていた頃、悲しみに打ちひしがれ、鶴見線海芝浦駅でたそがれていたアツタ。そんな彼の前に現れたのは、横川支部時代からの同僚であるミサキでした。ちょうどいいタイミングで雪が降ってきて―。戦いも終わり、終盤ではアユとアツタのその後の様子が描写。アユの方は成田空港にキボウを迎えに行っており、納得できる描写ですが、アツタの方はわざわざアケノのキーホルダーを捨てるために、なかなか行きにくい鶴見線の海芝浦駅にまで足を延ばしていました。そういうセンチメンタルな時は海に行きたくなる気持ちはわかるし、この後のミサキといい雰囲気になるのもいいんだけど、なんでわざわざ、かなり遠い海芝浦駅に行ったんだ!?大宮からなら、京浜東北線で鶴見までのんびり乗って、そこで乗り換えればルート的には行けなくはないけどさ…。

 

 

 

 

 

 


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雪吹きすさぶ年の瀬に、あの敵がよみがえる。かつて、シンカリオンE5はやぶさMkⅡオーバークロスALFA-Xに倒されたはずのヴァルドルだ。これに立ち向かうのは…H5はやぶさのZ合体形態:H5ホクトだ!

 

次回は、H5はやぶさデビュー回でお預けとなっていた、H5ホクトの初登場回。その相手が、劇場版『シンカリオン』で出てきた敵:ヴァルドルだとはなぁ。あの作品はハヤトの父であるホクトにもスポットがあてられたお話だったし、敵のチョイスに意図的なものを感じるよね。

 

さあ、第32話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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