お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第60話 ちょっとした感想


男本庄アカギ、酒は飲めぬが説得はできる






僕ら人は、何かを失いそうになった時に、やっと気づくってことがあるんです。もしかしてあなたも、その仲間のことが好きだったんじゃないですか?今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、第37話以来のアカギメイン回とも言えるお話に。想像以上にアカギが単独で活躍しまくったうえにアツいドラマを見せてくれていたので、本当に30分があっという間に感じられました


ハヤトたちの活躍も負けてはおらず、彼らの強い思いと行動が、総合指令部の決定をひっくり返すことに。それにしても東総指令長、わりとあっさり全責任を自分でおっかぶりすぎじゃな~い?





不穏な夢を見て、目を覚ましたアカギ。彼が超進化研究所に出勤してみると、総合司令部の決定を残念がるハヤトの姿がありました。総合指令部の決定を受け入れる出水指令長でしたが、対するアキタたちはどうしても彼とホクトをイザと会わせたいと考え、行動を開始します。次回予告の時点から思わせぶりに挿入されていた、フタバとアカギのシーン。あれは現実の彼の告白シーンではなく、夢オチという展開でした。しかし、これを彼が見たことで、中盤以降の彼のめざましい行動につながっていくので、わりと大事なシーンでしたね。その後、アカギが出勤してみると、「出水指令長とホクトたちのイザとの接触は認めない」という総合指令部の決定を持ち帰ってきたハヤトの姿が。ハヤトは表向きは元気にしていたものの、実は心の中では残念がっておりそれを察したアキタたちは、なんとか出水指令長とホクトたちをイザと接触させるべく、あれこれ考え始めます。もう1年以上もハヤトと過ごしているため、彼の本心をすぐに見抜いたアキタ。ハヤト不在時に彼がリーダーシップを取るというのも、だいぶなじんできましたね


セイリュウの提案により、カイレンとソウギョクを地上世界におびき出し、その間にイザとの接触を図るという作戦をたてたアキタたち。この作戦にはスザクの協力が不可欠であり、セイリュウは彼女と再会します。話を聞いてくれて、それに協力してくれることになったスザク。しかしそれには、彼女の提案したある条件の解決が必要で…。前回生死不明となったかに思われたスザクは、このシーンであっさり再登場。彼女の発言から察するに、自ら石化しようとしたところを、セイリュウに救われたようです。なるほど、これなら前回の戦闘終了後、ハヤトとホクトが笑顔を交えながら今後の話をしていたのもうなずけます。でもそう考えると、前回の戦闘シーンが尻切れトンボな形になっていたのが気になるなぁ。やっぱり、演出というよりも尺がなかったのかな?そんな彼女はセイリュウの頼みを聞いてくれますが、その代わり条件を1つ提示。それは、自分の心の中に芽生えたある感情の答えを出すことでした。セイリュウを救うため、一度は自らを犠牲にしようとした彼女。その感情、そして救われた後に芽生えた「なぜか前に進めない感覚」が何なのか理解しきれず、苦しんでいました。人間の心に興味を持っていた彼女らしい疑問。ちゃんと過去に出てきた要素を生かしているのが上手いです


スザクを説得する役目を、自ら買って出たアカギ。彼は自分のかつての経験、そして今朝見た夢のことを思い出し、それらに対して自分が抱いた感情を率直に語ります。これにより自分の感情をある程度理解したスザクは、セイリュウの作戦に協力。さらにアカギは、あくまでも自分の本心と仕事を分離してこなそうとする出水指令長に対し、思いを強くぶつけるのでした。セイリュウはスザクの居場所を「大人が行きそうな隠れ家風バー」と言っていましたが、なんとそのバーは超進化研究所の中。しかもバーテンダーをダイヤが務めていました。超進化研究所の中にはバーがあるというまさかの展開。いや、でも入口とかが急ごしらえっぽい感じだったし、スザクとの話し合いを成功させるために作ったものなのか!?とにかく、ここで初めてスザクと出会ったアカギは、彼女自身が抱いた感情を、自分なりに説明。彼女を納得させることに成功し、次は出水指令長の説得に取り掛かります。スザクが抱いた感情を「仲間を失ったこと」が原因により自分にとって彼らが「大事だった」と気づいたからではないかと説くアカギ。ここで彼は、直接口にはしていなかったものの、第37話や今朝の夢の経験を踏まえながら語ります。いつも隣どうしだったのに、いつの間にか考え方等に大きな差が開きつつあることを感じ始めていたアカギ。そこから抱き始めた喪失感により、改めて彼女のことが好きだと気づいた―。う~ん、アカギだからこそできる、素晴らしい展開ですね。下戸なのによく頑張ったよ!これだけでもアカギは今回ファインプレーなのに、さらに彼の株を上げてしまったのが、この後の出水指令長への説得。出水指令長とホクトの代理を自分とフタバが務めると大胆にも提案し、一度は却下されるもそれでも強く主張し、出水指令長の考えに変化を起こさせます。「自分と自分の部下を信頼しているのなら、自分自身の心にもっと素直になってほしい!」と、強く言い張るアカギ。ホント、今までで一番彼がカッコよく見えるシーンだったぞ!


アカギが動く一方で、自分たちも東総指令長と掛け合うなど行動していたアキタたち。その了解も取り付けられたことで、いよいよ作戦が動き始めます。最初は順調に行っていたかに見えたこの作戦。しかし、カイレンがあの行動は、フタバたちの想定を超えるものでした。アキタたちは、出水指令長とホクトのイザとの接触を実現させるべく、東総指令長と直談判。本人と直接会うことはできませんでしたが、なんとか了解を取り付けます。東総指令長はハヤトたち運転士に正体がバレたくないため、今回はSuicaのペンギンにスピーカーをぶら下げ、通信しながら会話するという形に。東総指令長の徹底ぶりもハンパないけど、総指令長としてペンギンが出てきた際、あきれつつもそれを受け入れちゃうアキタたちもなかなかだな…。こうして作戦はようやく始動。指定日時に漆黒の貨物列車も現れ、ハヤト・ホクト・出水指令長らは桜島の噴火口への侵入に成功。しかし、彼らを待っていたのは、予想外のものでした。漆黒の貨物列車から現れたのは、ソウギョクと死んだはずのトラメ。また桜島では、ハヤトたちが来るのを予想していたかのように、カイレンが待ち構えていました。トラメが復活したのはなぜか?カイレンとの決着は?もうこんなの次回が気になっちゃうに決まってんじゃん!





ついに始まる、カイレンとの直接対決。それに対抗するのは、バージョンアップしたシンカリオンE5×500!果たして勝つのはどっちか?そもそも、戦うしか道はないのか!?


次回、E5×500が久々に登場!勝利の鍵は…、パワーアップした超グランクロスなのか!!?









 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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