お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動戦士ガンダムΖΖ』ちょっとした感想 ΖΖ-16(第46・47話[終])

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今回は、機動戦士ガンダムΖΖ』の感想記事第16回目です。

 

とうとう最終回を含むお話の紹介となる今回。グレミーハマーンとの激突、そして激戦に続く激戦と死んでいくキャラたちと、『ΖΖ』も前2作に負けず、なかなかハードな展開となりました。でも、最終的にはジュドーたち主人公にとってはある程度のハッピーエンドになってるし、今のところ一番救いのあるラストになった作品でもあるんじゃないかなぁ…とも思います。

 

なお、前回(第43~45話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第46話「バイブレーション」

1987年1月24日放送
登場した敵他:クィン・マンサドーベン・ウルフゲーマルクガズエルガズアル、ズサ、量産型キュベレイ、戦艦サダラーン

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「人間の可能性を…、ちっぽけな自己満足のために潰されてたまるか!」


STORY:量産型キュベレイ隊などを出してきたグレミーとの戦いは、最終局面に入った。キャラたちの犠牲を出しながらも、俺たちはラカンドーベン・ウルフ隊を破ったけど、グレミーはなんと、小惑星モウサや小惑星アクシズを直接コア3にぶつける作戦に出た!ヤツをたおすためには、小惑星アクシズに潜入するしかない!強大なクィン・マンサの前に、Ζガンダムが、ガンダムMk-Ⅱが、次々に倒れていく。最後の望みは、フルアーマーΖΖガンダムだけだ。頼むぞ、ジュドー!!


ハマーンとグレミーの戦いの決着編。勝利を焦ったグレミーが大胆な行動に出る中、彼を倒すため、そしてプルツーを救うため奮闘するジュドーたちの姿が描かれていました。最終回直前ということで、激しい戦いが楽しめる一方で、敵味方ともに犠牲者も続出。ガンダム・チーム内で死亡者が出てないのが救いだけど、まさかこの戦いで、ΖガンダムガンダムMk-Ⅱも大破するとはね。残されたのは、ΖΖガンダムにさらなる改造を施した、フルアーマーΖΖガンダムだけか…。


クィン・マンサや量産型キュベレイ隊と対峙することになった、キャラたち。ファンネルを駆使した激しい戦いを繰り広げますが、戦況はプルツー側の優勢でした。同じ頃、グラナダではブライトがリィナやセイラと再会。それを喜びつつも、すぐ話題はネオ・ジオンとの戦いへと移り、ブライトはこの後地球連邦軍としてネェル・アーガマへの加勢のために出撃を予定していました。冒頭で描かれるのは、キャラのゲーマルクプルツークィン・マンサの戦闘。やはり戦況はプルツー側の優勢でしたが、キャラも割と頑張って戦っていたのにはちょっと驚かされました。彼女も強化人間としてニュータイプもどきの力を与えられているから、プルツーとまともにやりあえるのね。ゲーマルククィン・マンサもファンネル飛ばしまくりビーム放ちまくりだったから、なんだか超次元バトルみたいな感じになってたなぁ。これと同じ頃、グラナダ地球連邦軍基地では、ブライトがネェル・アーガマへの援軍を編成し出撃準備中。その直前、ドックを臨む会議室で、ある人々と再会します。1人はリィナ、そしてもう1人は、リィナを助けたかつての戦友:セイラでした。リィナそしてセイラが、10話近くぶりに再登場。元気な姿を視聴者の前にも見せてくれました。以前はセリフがなかったセイラにもセリフが与えられてて、よかったなぁ~。そんな彼女とブライトの話題は、すぐに今の戦いへ。セイラはブライトにも協力を求めてシャアの行方を捜していましたが。ブライト自身にもそれをする余裕がなく、その行方は依然不明のままでした。のちの映画にもつながってくるであろうこの描写。セイラはかなり厳しいことを言っていて、シャアがかわいそうにも感じますが、言ってることはド正論なんだよな…。


戦闘は激化し、グレミーは戦局打開のため、小惑星モウサをコア3にぶつけようと画策。小惑星アクシズから切り離して向かわせます。一方、キャラとプルツーの戦いは依然として継続していたものの、ラカンドーベン・ウルフ隊の介入によりガズエルは大破。ピンチに陥るキャラを救ったのは、ネェル・アーガマから出撃してきたジュドーたちガンダム・チームでした。彼らの登場により、プルツーは体調不良を訴え前線から撤退。ラカンジュドーたちとまともにやりあおうとしますが、フルアーマーΖΖガンダムの前に倒されるのでした。戦局的にはまだまだ拮抗している中での、グレミーの大胆な作戦。この行動が、終盤でのグレミー敗北を引き起こすきっかけになります。別にまだこんなことする必要はなかったと思うんだけど、勝利を焦ったのかなぁ。こうしたグレミーの作戦の最中、プルツーとキャラの戦闘は続行。ここでラカンドーベン・ウルフ隊が介入してきたことで、完全にプルツー側の優勢になります。キャラをかばって、ランスはガズエルとともにドーベン・ウルフの攻撃を受けて死亡。大ピンチのキャラを救ったのは、フルアーマーΖΖガンダムなどを引っ提げて駆け付けたジュドーたちでした。前回に引き続き、ラカンドーベン・ウルフ隊が連係プレーで敵を追い詰めるさまが描写。ドーベン・ウルフは単体での能力もそうですが、連係プレーによりその力を何倍にもできるのが厄介ですね。しかし、そんな彼らの攻撃をはねのけ、逆に倒してみせたのがジュドー。彼は、アストナージの手でさらに改造されたフルアーマーΖΖガンダムに搭乗し、ラカンドーベン・ウルフに真っ向から突撃。ビームをものともせずに接近し、ダブル・ビームライフルとハイパー・ビームサーベルで決着をつけるのでした。今回初登場、フルアーマーΖΖガンダム。対クィン・マンサ用に装甲が大幅に強化されており、ドーベン・ウルフの攻撃ごときではびくともせず、まさに獅子奮迅の勢いでそれを倒します。まるでバリアでも張っているかのように、攻撃を全く寄せ付けないフルアーマーΖΖガンダム。これは機体自体の装甲もそうですが、ジュドーニュータイプとしての力もそれに加わり、驚異的な防御力を発揮していたのでしょう。


小惑星モウサをコア3に衝突させる作戦は失敗。続いてグレミーは、なんと小惑星アクシズそのものをコア3にぶつける作戦を打ち出します。そんな中、プルツークィン・マンサが帰投。これを追って、フルアーマーΖΖガンダムΖガンダムガンダムMk-Ⅱが小惑星アクシズに潜入します。ルーやエルが先行してクィン・マンサ接触しますが、その圧倒的なパワーの前に大破。やがてジュドーも駆け付けますが、グレミーの言葉の前にその信念が揺らぎます。しかし―!戦況は決して自分側の圧倒的不利ではないのにも関わらず、自分の本拠地を敵にぶつけるという最終手段のような作戦を展開し始めたグレミー。いくら何でも焦りすぎじゃないか?この後戻ってきたプルツーを何とか鼓舞して自らも出撃してるから、やっぱり上述した通り勝利を焦っていたのでしょうね。「お前(プルツー)と私の力で、ガンダムを宇宙の暗闇に落としてくれる!」なんてセリフも言ってるし、もう完全にいろんな意味でイッちゃってるよね…。一方のジュドーたちは、危険を承知で小惑星アクシズに突入。遅れて潜入したルーのΖガンダムとエルのガンダムMk-Ⅱが先にクィン・マンサ接触してしまい、戦うも大破してしまいます。ルーもエルも大ピンチの中、ようやくジュドーのフルアーマーΖΖガンダムが到着。プルツーを救おうとする彼でしたが、そこにグレミーが立ちはだかります。自分には戦うための大義があるとして自己正当化し、ジュドーの心の弱い部分を突こうとするグレミー。一度は惑わされたジュドーでしたが、その時脳裏にかつてあった人々の姿がよぎり、彼は強い意志をもってグレミーに“戦う理由”を言い切るのでした。確かに、ほぼ成り行きの連続でここまで戦い抜いてきたジュドー。しかし今回、リィナや散っていったエマリーなど、大切な人々との出会い、そしてその経験から、人間の新たな可能性のために戦うのだと主張します。「わかったよ。俺は間違いなく、身勝手な人の独善に対して、皆の意志を背負って戦ってる!」から始まるジュドーの長ゼリフは、『ΖΖ』における名シーンの1つともいえる描写。若干説明くさく、そして制作側の思想がかなり入っていますが、ジュドーの戦う意志を強く感じることができる、素晴らしいシーンでした。


ジュドーに言い返されたグレミーは、限界状態のプルツーとともにクィン・マンサに戻り、フルアーマーΖΖガンダムと交戦。しかし、プルツーの心は既にジュドーの方へと移っており、スキあらばジュドーの方へと行こうとします。やがてプルツーは戦闘放棄し、再びクィン・マンサの外へ。グレミーも彼女を追って外に出ますが、その時一瞬のスキが生じ、ルーのΖガンダムビームライフルが彼を撃ち抜き、グレミーの反乱はこうして幕を閉じるのでした。ジュドーの言葉により、既にプルツーは戦意を喪失しており、それによりクィン・マンサの出力もダウン。フルアーマーΖΖガンダムと戦いますが、ほとんどダメージを与えることはできませんでした。いくら出力ダウンしているとはいえ、クィン・マンサは超強力なモビルスーツのはず。クィン・マンサの一斉掃射を受けてもびくともしないフルアーマーΖΖガンダムの装甲って、本当に化け物みたいだな…!この後、プルツーはスキを見てクィン・マンサから脱出。フルアーマーΖΖガンダムの手へと飛び出します。それを追ってグレミーも外に飛び出しますが、これは完全に軽率な行動であり、Ζガンダムビームライフルによって彼は撃ち抜かれるのでした。あっけなかったグレミーの最期。クィン・マンサでハデにやりあってENDかと思っていたから、ちょっと意外でした。でも、ここでグレミーとの決着をルーにつけさせたのはGoodでしたね。彼女とグレミーは、ずーっとかかわりが深かったからね―。

 

 

 

第47話(終)「戦士、再び……」

1987年1月31日放送
登場した敵他:キュベレイゲーマルクガズアル、量産型キュベレイ、ザクⅢ、戦艦サダラーン

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「これ以上、無駄な血は流したくない。俺とハマーンで決着をつける!ハマーンもそのつもりさ。」


STORY:レミーの反乱は終わった。あとは、ハマーンとの決着だけだ。ジュドーと彼女の関係を知っている俺たちは、ジュドーΖΖガンダムにすべてを託し、最終決戦に臨む!小惑星モウサの衝突が迫る中、コア3内でΖΖガンダムキュベレイの一騎討ちが始まった!両者一歩も譲らない戦いの中で、ジュドーの力が覚醒する!子供は皆ニュータイプ。地球の、宇宙の未来を創るのは、俺たちだ!!


『ΖΖ』の物語、ここに完結!最終回である今回は、ジュドーにとって因縁の相手であり、そして本作のラスボスでもあるハマーンとの決着、そして戦いの後のジュドーたちのその後が描かれることになりました。大規模な戦闘のほとんどは前回までで終わっているため、ジュドーハマーンの戦いはかなり丁寧に描写。お互いの主張もぶつかりあう、最終決戦にふさわしい展開になっていましたね。


レミーの反乱は終わったものの、お互いかなりの戦力を消耗していた、ジュドーたちとハマーン。しかしその中で、ジュドーハマーンは引かれあうように、互いの決着をつけるべく出撃を決意します。やがてコア3宙域で対峙した両者でしたが、その時グレミーの反乱の残党である量産型キュベレイ隊が出現。生き残っていたキャラとニーが、ゲーマルクガズアルで挑みますが、相討ちとなってその命を散らすのでした。ジュドーハマーンの深いつながりは、両者の極限状態の中で、ついに決着をつける方向へと導かれることに。Aパート序盤では、その戦いに赴く両者と、周囲の反応が描かれます。ジュドーはビーチャたちガンダム・チームに見送られ、万全の態勢で戦いに臨もうとしているのに対し、ハマーンのもとに駆け付けたのは、キャラとニーのみ。失った戦力の数に差があるとはいえ、この対比がジュドーハマーンの“違い”を演出してくれています。出撃の直前の、ジュドー・エル・ビーチャのやり取りも、よかったなぁ~。こうしたやり取りを経て、コア3宙域で対峙する、ジュドーΖΖガンダムハマーンキュベレイ。そんな中、グレミーの反乱の残党である、量産型キュベレイ隊が襲撃してきます。これは、ハマーンを追って駆け付けたキャラのゲーマルクとニーのガズアルが応戦しこれを全滅させますが、彼女たちもその戦闘で命を落とすのでした。キャラとニーが、量産型キュベレイ隊に対して奮闘。数の面では大きな差があったものの、それをはねのけるくらいの活躍を見せてくれました。キャラは生き残ってくれてもいいんじゃないかなと思ったけど、まあ戦いの中で楽しみながら死んでいったし、彼女らしいかな…。

 

ジュドーハマーンの戦いの舞台は、コア3の内部へ。ハマーンが選んだ、ジオン公国発祥の地で、両者の激しい戦闘が始まります。そんな中、今度はコア3を通過していったはずの小惑星モウサが再接近。今度はコア3と正面衝突し、ジュドーハマーンもその衝撃波に巻き込まれてしまいます。それでも続く両者の戦い。戦局はややハマーンの優勢に傾きそうになりますが、それを覆したのが、ジュドーニュータイプとしての力と、彼を支える人々の思いでした。自分自身の心にも決着をつけるためか。ジオン公国発祥の地を最終決戦の舞台に選んだハマーン。いつもならハマーンに気圧されているジュドーでしたが、ここでは「わかるよ。センチメンタルなんだろ?」と、挑発するような口調で言っています。もう心理面でも、ハマーンには負けていないということなのでしょう。そんなやり取りを経て、再び始まる両者の戦い。それは小惑星モウサの衝突というアクシデントで状況が一変しますが、それでもなお続きます。ジュドーは若干押され気味になりますが…。前回、グレミーが利用した小惑星モウサが再登場。そのまま宇宙の彼方に飛んで行ったのかと思いきや、なぜか戻ってきました。自動操縦が壊れたからなのか、それともグレミーの遺志のせいなのか―?その衝突でコア3は廃墟と化しますが、なおもジュドーハマーンの戦いは続行。ジュドーΖΖガンダムの分離合体機構を駆使して全力で応戦しますが、それでも一度はハマーンに追い詰められます。大ピンチのジュドーを救ったのは、自分の力と人々の思いでした。このシーンで、ジュドーニュータイプとしての力が覚醒。濃い紫色のオーラをまとうようになります。さらに、ジュドーに加勢する人々の意志の中には、ララァ(『機動戦士ガンダム』より)など彼が直接会ったことがない人々も登場。ジュドーの力が宇宙に残る彼女の遺志を呼び寄せたのか、それともハマーンが幻覚を見たのか―?

 

ジュドー「わかるぞ。ΖΖが、皆の力を…。皆の力が、ガンダムに!」
ハマーン「人の思いが、人の意志が、力となっていくのか!?これがニュータイプ…!」


奇跡的に再合体を果たしたジュドーΖΖガンダムは、再びハマーンキュベレイに応戦。ハマーンはコア3の遺構を使ってジュドーとの一騎討ちに挑みます。彼女の攻撃をかいくぐったジュドーは、背後を取られ大ダメージを受けるも、攻撃をし返して実質的に相討ちに持ち込むことに成功。敗北を悟ったハマーンは、大破したキュベレイを操縦してコア3の内壁にぶつけ自決。こうしてジュドーハマーンの戦いは終わったのでした。再合体してからのジュドーΖΖガンダムは、まさに神がかり的な勢いの強さを発揮。ハイ・メガ・キャノンをヘッドパーツが大破するまで撃ち続けてキュベレイに大ダメージを与え、ハマーンの不意討ちを食らい半身を大破させても反撃するなどしていました。ジュドーニュータイプとしての力が、ΖΖガンダムをさらに強くしたんだろうなぁ。こうしたジュドーの攻撃の前に、キュベレイは大破。渾身の攻撃にも失敗したハマーンは、自決の道を選びます。実は、まだファンネルなどの武装が残っており、機体が大破していてもしばらく戦える状態だったハマーン。渾身の攻撃の際あえてそれを使わなかったのは、「ジュドーと一騎討ちをする」と自分で啖呵を切っていたからでした。軍人らしい潔さとカッコよさを見せてくれたハマーンジュドーの言う通り、彼女がこの気質を別方向に使っていれば、地球圏の未来も変わってたかもね…。

 

ハマーン「アステロイド・ベルトまで行った人間が戻ってくるっていうのはな、人間がまだ地球の重力に引かれて飛べないって、証拠だろ?」


戦いは終わったものの、ΖΖガンダムも大破しており、容易に分離ができない状況。その中で、コア3の崩壊が迫っていました。ジュドーもここで死んでしまうのかと思われましたが、その時ネェル・アーガマのハイメガ粒子砲が放たれ、それにより脱出に成功。元気な姿を皆に見せるジュドーでしたが、その一方で、戦闘終了後の大人たちの行動を通じて、大人への失望を深めるのでした。ジュドーを救ったのは、ネェル・アーガマのハイメガ粒子砲。その発射を指示したのは、満身創痍のプルツーでした。前回の戦いの後、ネェル・アーガマで安静状態だったプルツー。彼女は自分の意志、そしてプルの意志を感じ取り、最後の力を振り絞ってイーノたちにハイメガ粒子砲の発射を指示。ジュドーの姿を見た直後、眠るように死んでいくのでした。最後の最後で死んでしまったプルツー。「このまま生き延びてくれるんじゃないか!?」と期待したけど、ダメだったか…。こうして戦闘は終わり、万々歳かと思いきや、それに水を差したのが地球連邦軍エゥーゴの上層部。今頃になって援軍が到着し、戦闘が終わっていることを知ると、次に考え始めたのはミネバの処遇ばかり。その勝手な考え方の連続の前に、ジュドーは言いようのない怒りと失望にかられるのでした。ブライトたち地球連邦軍のやっていることは決して間違ってないし、事情もよくわかるんだけど、ここまで実質的に自分たちの力だけで戦ってきたジュドーからの視点で見れば、確かにやり切れんわなぁ。なんだか「ガンダムシリーズ」って、大人たちがあんまりいい動きしてくれないよね。


すべての後始末が終わったエゥーゴ。これによりガンダム・チームは解散となり、ジュドーたちはそれぞれの道を歩みだすことになります。ジュドーが選んだのは、ルーとともに木星開発に携わること。ビーチャをはじめとした戦友にして仲間たち、そして最後の最後で再会できたリィナに見送られ、彼らは木星に向けて旅立っていくのでした。シャングリラへ戻らず、木星開発の道を選んだジュドー。数年は帰ってこれないということを承知の上で、彼は旅立っていきます。彼のこの選択は、おそらく自分なりに人間の可能性や未来を考え、切り拓きたいという強い意志によるものだといえるでしょう。彼の未来はどうなるかわかりませんが、まず不安はありません。だって、これだけ多くの仲間に見送られたんだもの。それに、「子供は皆ニュータイプ」ですからね!ちなみに、このシーンの後にはカミーユとファの様子も描写。カミーユは順調に回復しているようであり、こちらも明るい未来を予感させてくれるものになっていました。

 

 

 

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機動戦士ガンダムΖΖ』。これは、人間の可能性を信じた少年少女たちの、自由と未来をつかむために戦った物語である。

 

 

 

…こうして、『ΖΖ』の物語は完結となりました。

 

次回は総括として、改めて『ΖΖ』を振り返ってみることにしましょう。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

ガンダムΖΖ』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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