お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第5話 ちょっとした感想

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決めろ!ヤマノテエキスカリバー!!

 

 


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コイツは、何十年もかかって育ってきた森をメチャクチャにしました。絶対に許せねぇです!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、シンカリオンZ E7はやぶさ、そしてその運転士である戸隠タイジュの登場回前編。基本的な構成は、ハナビ登場回前編とほぼ同じでしたが、Zコード探しを次回に持ち越させた分、タイジュのキャラクターやその内面に少し迫る内容になっていました。

 

快活なシンやハナビに対して、タイジュはかなり落ち着いた印象を受けるキャラクター。自身でも言っている通り不器用で、そしてどこか根暗な感じもありますが、その心の奥底にはしっかりとアツい一面がありましたね。その名前の通り、大樹のようにどっしりと構えつつも、枝葉を伸ばすように攻めるところはとことん攻める感じのキャラクターで行くのでしょう。

 

なお、前回(第4話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回の敵(テオティ)の行動により、その目的についてもなんとなく把握した超進化研究所。その中で、アブトの頭に浮かんでいたのは、かつてE7かがやきと高い適合率を記録したにもかかわらず、運転士になることを拒んだ少年:戸隠タイジュの存在でした。彼を追って、アブトはシンやカスミとともに長野へ急行。途中山中で迷うというハプニングに見舞われますが、なんとかタイジュとの接触に成功するのでした。アブトの回想シーンを含めると、タイジュはかなり早い段階で劇中に登場。高い適合率があることから運転士候補となっていましたが、彼自身がそれを承諾しないことから、まだ正式な運転士とはなっていませんでした。ハナビの時と同じく、タイジュの家族に対してもシンカリオンのこと等を正直に話していたらしいアブトたち。こうなると、ますますシンを運転士にする際に、彼の家族にウソついた意味が分からなくなってくるなぁ。断られる可能性は高かったろうけど、ハナビを採用した実績もあるんだし、下手に隠す必要なかったんじゃね?そんなタイジュを再び説得するため、アブトはシンたちとともに、彼が現在いるという長野県木曽山中へ。迷子になったりイノシシに襲われたりしますが、それでもなんとかタイジュと出会うことに成功するのでした。地図通りに向かっていたにもかかわらず、迷子になるわイノシシに襲われるわと散々なカスミ。やっぱりこれ、彼女にドジッ娘属性あるな…。

 

タイジュの家に寄せてもらうことになったシンたち。ここで彼らは、木曽の山々の特徴や歴史、そして鬼無里のことについて知ります。その後、深夜になり、改めてタイジュに運転士になるよう説得するアブトでしたが…。Aパート後半は、タイジュと木曽の山々の話がその中心。山々の特徴や、シンのオカルトうんちくが飛び出すのは予想していましたが、森林鉄道の話まで出てくるのは意外でした。そうそう、昔は日本各地に森林鉄道があって、小型のディーゼル機関車などが山並みをぬって材木を運んでいたんですよね~。森林鉄道の話題なんて、なかなかマニアックですね。この後、シンによる鬼無里の伝説の話を経て、タイジュとアブトの2人のシーンへ。アブトはタイジュに運転士になるよう再度説得しますが、タイジュ自身はそれを決めかねていました。「器用じゃないのは自分の方だ」としつつ、タイジュと話すアブト。まあ確かに、いきなり「適合率が高いから運転士になってくれ」なんていう説得の仕方は、決して上手いやり方ではなかったですけどね。それにしても、タイジュがここまで拒む理由は何なんだろう?「争い事が嫌いだから」という理由ではないみたいだし…。この辺りは、次回明かされるのでしょうね。

 

人々が寝静まった深夜、木曽山中に巨大怪物体:オニメタルが出現。木曽の山々を守るため、タイジュも運転士として一時的に協力してくれることになったものの、現場まで行くのにはかなりの時間が必要。そのため、偶然横川支部に来ていたハナビが先行して出撃します。しかし、オニメタルのパワー攻撃とE6こまちの遠距離戦は相性が悪く、ハナビは一気に窮地に立たされてしまうのでした。今回登場の巨大怪物体:オニメタルは、その名前や見た目の通り、鬼がモチーフ。鬼無里付近の地に鬼モチーフの敵を出すとは、なかなかのチョイスです。そういえば、前作でも鬼モチーフの巨大怪物体、いたよね…。そんなオニメタルに対し、まず戦いを挑んだのがハナビ。得意のVVVFブラスターをぶっ放しますが、オニメタルは真っ向から金棒を投げてくるなどのパワー系攻撃を見せ、パワー面で劣るE6こまちは、途中肩を破損。一気に追い詰められてしまいます。E6こまちの戦闘スタイルは、明らかにオニメタルに不向き。今回の黒星も仕方ないですね。ちなみに、この戦闘シーンでは、ハナビのセリフがテンポも言い回しもよくてGood。今のところ、個人的に『Z』のキャラクターの中で一番好きなのは、ハナビですね。

 

ピンチのハナビの元へ、ようやくシンのE5はやぶさとタイジュのE7かがやきが到着。オニメタルのパワー攻撃の前に、彼らは真っ向勝負をしかけ、なんと彼らはそれに打ち勝ちます。そして、最後はE5ヤマノテのヤマノテエキスカリバーでフィニッシュ。戦いに協力してくれたタイジュが、すっかり運転士になってくれると思っていたアブトでしたが…。シンたちの戦いで生きたのは、Aパート後半でやっていた薪割りの練習。そこでつかんだコツを使い、真っ向からオニメタルの棍棒を叩き割ります。E7かがやきが打ち破れるのは納得だけど、E5はやぶさもそれが出来たのは、ちょっと過剰演出かな。これじゃあ、E6こまちの立つ瀬がなくなっちゃうもん…。その後、シンのオカルト知識に基づくクリティカルヒットをE7かがやきが決めたのち、Z合体したE5ヤマノテがヤマノテエキスカリバーでフィニッシュ。こうしてオニメタルを倒し、木曽の山々を守ったタイジュでしたが、それでも彼は、運転士になることを拒んでいました。今回初披露:ヤマノテエキスカリバー。光のE235系山手線で相手を拘束し、一気にぶった斬るその演出は、ドハデ&ロボットアニメらしいド直球な攻撃でメチャクチャカッコよかったですね。

 

 

 

 

 


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運転士になることを拒み続けるタイジュ。その理由は一体何か?そして、彼はなぜいきなり都内から木曽の山々へと引っ越したのか?再び木曽に巨大怪物体が出現する時、E7かがやきがZ合体を遂げる!

 

次回はタイジュの登場回後編であり、E7かがやきとザイライナーE353アズサのZ合体形態であるE7アズサの登場回。これで、『Z』の初期メンバーとメカが一通り揃う形になりますね。

 

さあ、第6話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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