戦う君は美しい 嗚呼 光戦隊マスクマン
とにかくお前に会って、話がしたいんだ!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、ドクターイエロー登場回の前編。アブト不在であることがシラユキにバレた他、逆に彼女の口から「トコナミやアブトは人間ではない」と明かされ、後半ではシンたちがテオティの地下空間へ乗り込むなど、ストーリーがどんどん動いた一編になりました。
前作に続き、重要なポストとして登場したドクターイエローですが、装備がより実際のドクターイエローにあるものをモチーフにしているのがグッとくるポイント。「なるほど、これはドクターイエローだからこそ出来るな!」と膝をたたかされました。上手いこと考えたなぁ。
なお、前回(第21話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
今日は鉄道の日。シンが大宮支部を訪れると、そこではカスミたちが客の誘導にてんやわんやしていました。そんな中、横川からシラユキも訪問。アブトと会いたいという彼女の前に、とうとうアブトが行方不明になっている事実を隠しきれなかったシンたちは、正直にその事実を白状します。思ったよりそれをすんなり受け入れた彼女は、シンにアブトのある秘密をこっそり教えるのでした。ついに、横川から大宮までアブトに会いに来ちゃったシラユキ。突然の訪問に驚き悩むシンたちがとった選択は、ありのままのことを彼女に伝えるということでした。ここで、変にとりつくろわずにあえて正直に白状するという選択をしたのが、『Z』の作風らしくてGood。また、ここでその事実をシラユキが割とすんなり受け入れることで、この直後のシーンで判明する「シラユキもアブトやトコナミが人間ではないことを知っていた」という事実につながるのも面白いですね。そして、シラユキからその事実を知らされ、よりビックリしたのがシン。これをきっかけに、彼女と再会させるためにも、シンは再びアブトとのコンタクトを試みることにします。
アブトとどうしてもコンタクトを取りたいシン。思いつく限りの方法で交信を試みますが、どれも失敗に終わります。引き上げてきた彼は、ハナビたちにアブトの正体を話していると、その時ゴイチがある提案をしてくるのでした。Aパート後半は、シンとスマット一対一のシーンが多め。鉄道博物館の屋上に上り、あの手この手でアブトとコンタクトを取ろうとします。しかし、そのための行動が、「大空に向かって呼びかける」・「ただひたすら念じる」・「霊界通信機を使う」など、オカルトチックでトンチキなのがシンらしくて笑えましたね。視聴者はアブトが地下世界にいるのを知ってるので、「なんでシンは宇宙に向かって呼びかけてるんだろう?」と疑問に持っちゃいますが、ちゃんと「シンがシラユキから「アブトが宇宙人だ」と聞かされていたから」とわかるシーンが挿入されており、無理のない展開になっていました。そりゃそうだよね、宇宙人って聞いたら、地下じゃなくて上空にいると思うよね。シンはこの後も、ほぼ夜通し行動を続けますが、成功せずじまい。大宮支部に戻ってハナビたちと話しているうちに、彼らのもとに現れたのは、ゴイチでした。
名古屋支部と中継でつながったシンたち。そこで彼らが見たのは、完成したばかりのシンカリオンZ ドクターイエローでした。その運転士はシマカゼであると紹介されながら、ドクターイエローの機能を知ってさらに驚愕。シマカゼはそのまま全国をドクターイエローで駆け巡り、調査を終えて大宮支部へやってくるのでした。Bパート開始と同時に、ついに登場・ドクターイエロー!前半はその機能紹介がほぼメインとなり、リュウジをはじめとする前作から引き続き準レギュラーとして登場しているキャラたちも次々に現れ、観る者を楽しませてくれました。「ドクターイエローの運転士はシマカゼ」というのは、以前から明かされていたので驚きはありませんでしたが、そのぶん唸らされたのが、ドクターイエローの持つ機能の設定。現実のそれと同じく検測機能を持っており、それにより沿線に存在するブラックストーンの埋まっている地下空間を見つけ出すことができるようになっていました。実際の機能をさらに発展させた、架空の機能という設定がこの上なくGood。上手いこと現実とダブらせているのがたまりません。本当に、魅力的だなぁ!
上野と横川の地下空間へそれぞれ出撃した、ドクターイエローとE5はやぶさ。ドクターイエローはそこで巨大怪物体に遭遇し撃破しますが、既にブラックストーンは破壊された後でした。一方、E5はやぶさは、破壊前のブラックストーンを発見。しかし、そこに待ち構えていたのは―!Bパート後半は、ドクターイエローとE5はやぶさの活躍が主。「事前に訓練してるだろうとはいえ、いきなりドクターイエローを単独で出撃させるのは酷では?」と思いながら観ていましたが、結果的にはそんな不安を完全に払拭する活躍を見せてくれました。イヌクギショットガンで触手を一網打尽にして文字通り粉砕し、トングレールソードを投げつける形でのフィニッシュは、ガチンコカッコよかったですね。初登場補正があるとはいえ、強すぎでしょドクターイエロー!一方のE5はやぶさは、今回戦闘はなく、ダークシンカリオンと対峙したところで終了。さあ、アブトを取り戻すことはできるのか―!?
ダークシンカリオンと対峙したE5はやぶさは、真っ向勝負をかけることを決意し、戦いを挑む。そして、ドクターイエローはさらに新たな姿にモードチェンジする!このままシンたちは、アブトを取り戻すことができるのか!?
次回も引き続き、E5はやぶさとドクターイエローがメインになるお話っぽそう。ドクターイエローはまだE5はやぶさとの合体を残してるあたり、次回だけでお話は…まだ完結しないんだろうなぁ。
さあ、第23話の感想記事は↓コチラだゼーット!
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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