お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第6話 ちょっとした感想

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斧にチェーンソーと、殺意の高いE7アズサの武装

 

 


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(タイジュは)山の仕事に専念したいみたいだ。でも、友だちになれたよ。だから…可能性は、ゼロじゃない!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、タイジュのデビュー回後編であり、E7かがやきのZ合体形態であるE7アズサの登場回。前回と違ってハナビ×E6こまちの出番はなく、シンとタイジュのやりとり、そしてそれを経てシンカリオンに乗ろうというタイジュの決意に比重が置かれていましたね。

 

シン側ではタイジュの正式な仲間入り、アブト側ではテオティとの初の接触、そして何よりもE7アズサの活躍等、見どころは盛りだくさん。でも、せっかく森林鉄道の紹介のシーンを入れていたのに、そのシーンをあまり生かさずにタイジュの過去の解明につなげていたのは、ちょっともったいなかったかな。

 

なお、前回(第5話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、タイジュを仲間にすることができず、横川に戻ったシンたち。そんな彼らは、今度はZコード探しのために、再び長野を訪れていました。タイジュを仲間にすることを半ばあきらめていたアブトに対し、シンは友だちとなることをあきらめていなかったため、一度彼らはタイジュのもとへ向かいます。そこで、Zコード探しにかかる大きな手掛かりをつかむのでした。タイジュを仲間にするためというよりかは、Zコード探しのために再び長野にやって来たシンたち。まあ、前回あれだけアタックしてもタイジュに断られてるから、長野に来る理由として「それでもタイジュを仲間にするため」ではなく「別の目的(Zコード探し)があったから」としたのは、いいチョイスだと思いますね。そんな目的も、シンの強い意向で、タイジュのもとに立ち寄ってからすることに。残念ながらタイジュの答えは変わりませんでしたが、その代わり、Zコードに関する大きな手掛かりを得ることができたのでした。タイジュの証言から、Zコード探しの手がかりどころか、その場所をほぼ特定するだけの情報を得られたシンたち。タイジュの記憶力ハンパねぇなおい!

 

タイジュの祖父の進言で、タイジュとともに森林鉄道記念館へ向かうことになったシン。そこで彼は、木曽地方における森林鉄道の歴史を知り、嬉々として語るタイジュの姿を目の当たりにします。一方のアブトは、タイジュのことをシンに任せ、カスミとともにZコード探しを再開。それはあっという間に見つかりましたが…。Aパート後半は、シンとタイジュのやり取りが中心。シンの視点を通して森林鉄道の歴史を深く知ることができた他、それを語るタイジュの嬉しそうな表情から、彼の本当の人間性を垣間見ることができました。森林鉄道の歴史はかなり濃密な紹介で、マニアック度高め。それ自体は別にいいんだけど、その後明かされるタイジュの過去とあんまり関わっていた感じがしなかったのが、ちょっと残念でしたね。一方、Zコード探しを再開していたアブトたちは、タイジュの証言を頼りに超速でZコードを発見。今回、タイジュがいなきゃ危なかったね…。

 

Zコード発見直後、気配を感じとりそれを追ったアブト。そこで彼は、初めてテオティと遭遇し、彼らの目的を知ります。同じ頃シンは、タイジュが少し離れている間に、祖父から彼の過去について聞かされることに、直後、巨大怪物体出現の報せが入ったため、タイジュとの再会を約束してその場を離れていきますが―。Bパート前半で、お話が大きく動くことに。アブトはテオティとの遭遇を果たし、シンはタイジュが立ち直るキッカケを作ります。アブトとテオティの出会いのパートは、やっぱりアブトを襲う謎の頭痛が気になるところ。彼がテオティと何らかの形で繋がりがあるのは、まず間違いないでしょうね。一方のシンは、タイジュの過去を彼よ祖父から聞かされることに。東京時代に事故から友だちを救ったものの、根も葉もない噂を流されたことで学校にいづらくなり、それが彼に「友だちを作ることへの恐怖」を植え付けていました。タイジュがシンカリオンの運転士になりたがらない理由として、「戦いが怖い」などのベタなものではなく、チームワーク面に着目したものにしたのはGood。でも、ほとんどAパート後半での森林鉄道記念館でのやり取りがあんまり生かされてなかったのは、ちょっと残念だったかな。

 

出現した巨大怪物体は、妖怪:雲外鏡にそっくり。シンの発言をもとに「ゼッタイウンガイキョウ」と名付けられますが、そのすばしこっさと力強さに、思いのほかE5はやぶさは苦しめられます。絶体絶命のピンチに、考えを改めてシンカリオンの運転士になることを決意した、タイジュのE7かがやきが到着。E5はやぶさとともに同時にZ合体を決め、最後はE7アズサとなりアズサコウデンアツアックスでゼッタイウンガイキョウを撃破するのでした。今回登場の巨大怪物体の命名には、シンの知識が大きく生かされることに。うんちく語りまくってアブトに「解説してる間にやられるぞ!」とツッコまれてたシーンは笑えましたね。もう完全に2人のコンビネーションバッチリじゃないか!そんなE5はやぶさは、ゼッタイウンガイキョウと戦いますが、これが思いのほか強く、ギリギリのところまで追い詰められることに。そんなピンチを救ったのが、タイジュのE7かがやきでした。シンと別れた後、祖父の発言を受け、「友だちを救うため」に駆け付けたタイジュ。タイジュの表情もキリッとしててカッコよかったけど、それ以上に祖父のアシストっぷりがたまりません。いいキャラすぎるでしょ、タイジュの祖父…!こうして駆けつけたE7かがやきは、虫が苦手ということ以外は迷いはなく、ゼッタイウンガイキョウを攻撃。E7アズサへとZ合体を遂げ、最後はアズサコウデンアツアックスでとどめを刺しました。アズサコウデンアツアックスは、光のE353系あずさを撃ち出し、敵を大きく空に飛ばしたところを叩き切るという、豪快かつハデな技。タイジュの山の仕事の感覚や技が生かされてそうな必殺技だけど、今まで登場した必殺技の中で、一番殺意高いなこれ!

 

 

 

 

 


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シンカリオンの運転士たちも勢ぞろいし、じょじょに体制も充実しつつあった超進化研究所横川支部。そこをテオティたちが急襲する。敵の侵入を許してしまったシンたちは、横川支部を守り切ることができるのか!?

 

次回は早くも本拠地が襲撃されるお話。シン・ハナビ・タイジュがそろったので、彼らのコンビネーションに着目するお話が来るかと思っていましたが(実際、前作の時はそうだった)、想像以上にデカい内容のお話が来ました。色々飛ばしてるなぁ、『シンカリオンZ』…。

 

さあ、第7話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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