お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第9カイ ちょっとした感想

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狂気の柏餅争奪戦!

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

柏餅柏餅柏餅柏餅柏餅柏餅柏餅柏餅柏餅柏餅…今回は、前回鮮烈のデビューを果たしたゾックス/ツーカイザーと、フリントら彼の家族たちの紹介や、ツーカイザーの能力のお披露目回。ゴーカイジャーに負けない豪快さを持つ彼らの描写と、カシワモチワルドによる突飛な悪事のおかげで、かなりカオスな一編に仕上がっていました。

 

予想を裏切る展開と、インパクトの強い描写の連続で、とにかく色んな意味で圧倒された今回。でも、カオス過ぎて観た後あんまりお話としての印象が残らなかった感じもするなぁ。

 

なお、前回(第8カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、突然ゼンカイジャーたちの前に現れたゾックス/ツーカイザー。警戒心ゼロで興味津々な介人たちに対し、ゾックスはいきなり食事を要求。フリントら家族総出でカラフルになだれ込みます。そして、食べ終わったと思ったら、銃を突きつけてお菓子を強奪。そんなゾックスたちに対し、追いかけた介人は勝負を申し込むのでした。見知らぬヒーローが現れれば、普通なら警戒しそうなもの。しかし、ゼンカイジャーの場合まともに警戒しているのはジュランくらいで、介人たちはゾックスに興味津々でした。まあ、この単純な元気さがゼンカイジャーって感じだね…(ほめてる)。そんなゾックスは、フリントらを連れてカラフルに転がり込み、お菓子などを食べまくり。あらかた食べ尽くしたかと思ったら、残りを強奪し逃走してしまうのでした。カラフルでの食事シーンで、ゾックスの家族が一気に紹介。ツーカイザーがゴーカイジャーのデザインと酷似している理由も明かされました。まさか、「カッコいいからパクった」なんてシンプルな理由だったとはね!このように序盤から飛ばしまくってる今回ですが、見逃してはならないのが、カラフルのシーンでゾックスたちも柏餅を食べている点。この描写を入れていることで、「彼らも柏餅の存在を知っている」→「カシワモチワルドの毒牙にかかってもおかしくない」という形にしています。

 

翌日。叩いて被ってジャンケンポンで決闘に挑む介人。しかし、ゾックスはそんなことお構い無しにツーカイザーに変身。これにより、ゼンカイザーとツーカイザーの一騎討ちが始まります。そんな中、カシワモチワルドによって人々が次々と柏餅中毒になり、街は大パニック。ゼンカイザーもツーカイザーも、カシワモチワルドを追うことになるのでした。東映特撮いつもの場所で、大真面目に叩いて被ってジャンケンポンをやろうとする介人。平和的な勝負をやろうって気は分かるけどさ、よくゾックスがそれに乗ると思ったな!?そんな介人とゾックスの勝負は、ゾックスの先制攻撃により、ゼンカイザーとツーカイザーのバトルに。その戦いの行く末を見守るジュランたちやフリントたちでしたが同じ頃街では柏餅によりパニックが起こっていることに気づいていませんでした。カシワモチワルドの能力の最大の特徴は、そのカシワモチパワーにより人々を柏餅中毒にしてしまうこと。ガオーンとマジーヌ、そしてフリントもその毒牙にかかり、街のあらゆる店から柏餅が無くなった他、不正転売まで横行する有り様になってしまうのでした。ガオーンたちが柏餅中毒になってからの展開は超スピード。それも相まって、とにかくカオスさが印象に残ったなぁ。

 

カシワモチワルドを発見したゼンカイザーとツーカイザーは、戦闘を開始。ツーカイザーの提案で、カシワモチワルドを倒すこと自体が彼らの勝負になります。イマイチ波に乗り切れないゼンカイザーに対し、ツーカイザーはフォームチェンジを駆使して応戦。カシワモチワルドはツーカイザーによって倒され、その後現れたダイカシワモチワルドは、正気を取り戻したゼンカイオージュラガオーンによって倒されます。こうして事件は解決。さて、ゼンカイザーとツーカイザーの勝負の行方は…。終盤の戦闘では、ツーカイザーのオーレンジャーフォームとシンケンジャーフォームが相次いで登場。初登場補正もあってカシワモチワルドを徹底的に追い詰め、単独で撃破に成功していました。対するゼンカイザーは、等身大戦ではあまりいいところはなかったものの、カシワモチワルドの柏の葉をもぎ取ったり、巨大ロボ戦ではゼンカイオージュラガオーンで奮闘したりの活躍を見せてくれていました。こうして戦闘は終わりますが、同時並行で進んでいた勝負の結果は、意外にもゾックスが介人に対し敗北を認める形に。その理由は、「介人/ゼンカイザーがカシワモチワルドから先に柏の葉をもぎ取っていたことから、その後ツーカイザーが倒したのはカシワモチワルドではなくモチワルドであり、故に彼自身はカシワモチワルドを倒していないと言えるから」でした。うーん、こんなややこしい論理にしなくても、「等身大戦ではツーカイザーが活躍→巨大ロボ戦ではゼンカイザーが活躍→どちらも1回ずつカシワモチワルドを倒してるからおあいこ」ってことでよかったんじゃないの?まあどちらにせよ、ゾックスは単純なワルではなく、彼なりの論理があり、約束を守るという一面があることが窺える描写でした。

 

 

 

 

 

ゾックスとの約束を結べた介人たち。しかし、彼ら一家にはまだまだ謎が多くて、気になることばかり。そんな時、マヒルワルドの力で夜が無くなってしまった!?

 

次回は、ゾックスたちの過去に迫るお話になりそう。リッキーたちが人の姿をしていない理由も明かされそうです。引っ張りそうかなと思われたリッキーたちの謎ですが、意外にバンバン公開していくスタンスのようですね。

 

さあ、第10カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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