お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第20カイ ちょっとした感想

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界賊のパワーアップ!スーパーツーカイザー!!

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

だからこそ、失うことより、助け出すことだけを考える!同日放送の『セイバー』に続き、映画『スーパーヒーロー戦記』公開直前特番としての合体スペシャルとなった今回。『セイバー』側からは、作中でも特にマジメなキャラである神代兄妹が参戦しましたが、そんな彼らもすっかり『ゼンカイジャー』時空に巻き込まれ、彼らのノリに合わせて戦いをこなしていました。

 

『セイバー』がかなり『ゼンカイジャー』テイストになっていたのに対し、こちらはいつもと変りない通常運行って感じ。脚本は『セイバー』と同じく『スーパーヒーロー戦記』を書いた毛利さんが担当だったものの、引き続き香村さんが監修としてついていたおかげですね。なんで『セイバー』が特別編扱いで、『ゼンカイジャー』の方が本編扱いなのかわかったよ。今回の合体スペシャル、実質『ゼンカイジャー』1時間スペシャルだったな…。

 

なお、前回(第19カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

以前やった七夕パーティーが忘れられず、季節外れを承知で、二度目の七夕パーティーをしようと飾りつけをする介人たち。その時、突然マジーヌが彼らの前から姿を消します。驚いた介人とジュランが街に出てみると、女性ばかりが消える事件が発生しており、その犯人であるヒコボシワルドを発見。追跡し追い詰めますが、途中ゾックスを追ってやって来たという凌牙が介入してきて、結果的にヒコボシワルドを取り逃がしてしまうのでした。いつも通り、今回も唐突にワルド怪人による事件が発生。マジーヌと玲花もその犠牲となり、ただでさえゾックスにワンダーライドブックを奪われイライラしている凌牙は、錯乱状態に陥り、出会った介人たちの制止も聞かずにヒコボシワルドを攻撃しようとします。凌牙の気持ちはよくわかるのですが、やたらめったらに時国剣界時を振り回した結果、トラロープに絡まりそのまま動けなくなってしまうのが滑稽。この時点で、「ああ、凌牙も『ゼンカイジャー』時空に飲み込まれてしまったんだな」ということが窺えます。恐るべし『ゼンカイジャー』。本当、この作品は、何でもかんでも自分色に染め上げちゃう力を持ってるよなぁ。

 

凌牙を連れてカラフルに戻った介人たちは、ヒコボシワルドに連れ去られた人々たちの共通点を発見。それに危機感を抱いたゾックスが別行動をとる一方で、介人たちは自ら女装し、ヒコボシワルドをおびき出す作戦を提案。ほぼ全く乗り気でなかった凌牙でしたが、意外にもこの作戦は成功します。一方、囚われの身となった玲花とマジーヌでしたが、そのまま黙っている彼女たちではありませんでした。介人たちが気づいた、連れ去られた女性たちの共通点。それは、ポニーテール等髪の毛を束ねた髪型をしていること。実はヒコボシワルドはフリントをさらってくる使命を帯びており、彼女の特徴的な髪形だけをインプットしていた彼は、それに基づいて片っ端から該当する女性をさらっていたのでした。「フリントを誘拐したいのなら、最初からそう教え込めばいいじゃん」…って思ったけど、それを誰一人突っ込まないのが『ゼンカイジャー』らしい。うーん、ここまでくると逆に清々しいぞ。そんなヒコボシワルドをおびき出すため、介人たちが撮ったのが女装作戦。バレバレの女装に引っかかるものか…と思われていましたが、ヒコボシワルドは真っ先にやって来、ジュランが最初の一撃を加えます。単純すぎるだろ、ヒコボシワルド!

 

介人たちと駆け付けたゾックスは、変身のうえ仮面ライダーの力の入ったギアを使って、ヒコボシワルドに応戦。凌牙もゾックスからワンダーライドブックを返してもらい、加勢します。やがてクダックを全滅させ、ヒコボシワルドのみになった時、脱出した玲花とマジーヌも合流。さらにツーカイザーがゼンカイジュウギアでスーパーツーカイザーに変身し、ついにヒコボシワルドを撃破します。続いて現れたダイヒコボシワルドは、ゼンカイオーブルマジーン等の力業であっけなく撃破。こうして事件は解決し、神代兄妹はゾックスの手を借りて、自分たちの世界へと戻っていくのでした。後半の戦闘シーンは、フリントの開発した仮面ライダーギアを使うわ、ゼンカイジュウギアでツーカイザーがスーパーツーカイザーへとパワーアップするわ、そして何より仮面ライダーデュランダル&サーベラとの共闘が実現するわと、情報量がだいぶ多め。そんな中で、ゾックスと凌牙、スタンスは違いながらも妹思う兄の姿というドラマもちょろっと描いていたのはGoodでしたね。こうした怒涛の戦いの勢いの前に、ヒコボシワルドは追い詰められて敗北。続いてダイヒコボシワルドが現れ、ツーカイオーリッキーを苦しめますが、それを救ったのはゼンカイオーブルマジーンでした。『セイバー』では短冊の能力をマジメに分析して勝利をつかんでいたのに対し、こちらではゼンカイオーブルマジーンが魔法の力で短冊の内容を書き換えるだけで勝利。この落差が、両者の作風の違いを如実に表している気がしますね。そしてラスト、神代兄妹はゾックスの手を借りて自分たちの世界へと帰還。最後の最後で、介人が「他の世界のヒーローたちともっと会いたい」と願うのが、いい幕切れであると同時に、映画への素晴らしい橋渡しになってると感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

街で勃発する、同じ顔の人どうしのケンカ。すべての原因は、コピーワルドが対象をコピーし、偽物を作り出していることにあった。敢然と戦いを挑むゼンカイジャーだったが、介人とゾックスの偽物が作られてしまい、それがキッカケで大騒動に巻き込まれるハメに…!

 

来週の放送休止を挟んで次回は、ゼンカイジュウオーの初登場回。いやこれ、一体全体どんな初登場回になるんだ!?そういえば、偽物がいかにもな悪役メイクをしてるのって、本当に久々な気が…。

 

さあ、第21カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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