太陽を見る時に必要なのは日食グラス
番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。
SDとは、スーパーデフォルメの略称だったのですね！今回は、ゾックスの家族であるリッキーとカッタナーの秘密が明かされたお話。しかし、それについては前半でフリントの説明によりサラッと流され、お話の中心は、マヒルワルドの働く悪事と、それに振り回されるゼンカイジャーのドタバタバトルになっていました。
ゾックス／ツーカイザーが登場して、もう3話目ですが、彼らが正式な仲間になるのはまだ先になりそう。ツーカイオーの登場も先送りとなりました。これ、仲間入り&ツーカイオー登場で1クール目を終わらせる構成なのかな…。
なお、前回（第9カイ）の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、同日放送の『仮面ライダーセイバー（聖刃）』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
タピオカミルクティー店で買い物をしている最中、マヒルワルドを目撃したゾックスたち。すぐに戦闘にもつれ込み、遅れて介人たちも駆けつけますが、マヒルワルドを倒すことを重視するゾックスたちと、人質救出を優先する介人たちの間で戦い方が噛み合わず、マヒルワルドの逃亡を許してしまいます。ゾックスの行動に納得出来なかった介人は、さっさとクロコダイオーに引き揚げようとする彼を追って船内へ。そこで、リッキーとカッタナーが、ゾックスたちの兄弟にも関わらず容姿が違う理由を知るのでした。マヒルワルドを発見するや否や、的確に狙撃して倒そうとするゾックス／ツーカイザー。あまりにもコテンパンに攻撃され、これでもかというほどの王道悪役ムーブ（近くにいた民間人を人質化）をとるマヒルワルドには、笑わされました。そんなマヒルワルドを、人質を気にせず攻撃するツーカイザー。遅れて駆けつけたゼンカイジャーが、メガレンジャーの力でギリギリ救出するも、その代わりマヒルワルドを逃がしてしまうのでした。食玩センタイギアで発売されたばかりのメガレンジャーギアが登場。やっぱり、発動する能力はスライダーでしたね。こうして一時的に戦闘は終わり、引き揚げようとするゾックス。そんな彼を、介人が追いかけます。船内でもゾックスにしつこく戦う理由を訊く彼にしびれを切らしたフリントは、自らの口でその事情を話すのでした。ゾックスたちが戦う理由は、リッキーとカッタナーを元に戻すため。SDトピアの世界に行った際、彼らはSD体型にされてしまい、人間としての身体を失うことに。元に戻すために再びそこへ行こうとするも、その時既にSDトピアはトジテンドにより封印されてしまっていたため、それを解放すべく、打倒トジテンドに躍起になっていました。戦う事情はよくわかりましたが、ここで気になるのは、SDトピアであった出来事。なぜSDトピアでリッキーとカッタナーがSD体型になってしまったのか？フリントの口からはそれが明かされていません。もしかして、なんか悪いことしてて事故ったんじゃないの～？
カラフルに戻った介人から話を聞き、ゾックスたちの事情を知ったジュランたち。それぞれ意見が割れる中、彼らは全然夜が来ないことに気づきます。全てはマヒルワルドの仕業。介人たちが睡眠不足に悩まされる一方で、ゾックスはいち早くマヒルワルドを再度見つけ、追撃していました。ゾックスの話で少し雰囲気が暗くなってから、「そういえば子供たちの声が全然聞こえない」の一言で、お話の方向はマヒルワルドの悪事へと転換。『ゼンカイジャー』は、このメインストーリーから、単発回のストーリーへの強引な転換が面白いですよね。その後、介人たちは昼が続いていると思い込んで生活しますが、さすがに体力の限界。睡眠不足に陥り、TVでやっていたニュースで、偶然昼が異常に長続きしていることに気づきます。既に街では、それによる被害が多発していました。「昼がまだ終わらない」という理由だけで、少しばかりの違和感しか持たず生活し続ける『ゼンカイジャー』の世界の人々。なんで、誰ひとり時計とかパソコンとかスマホを見て、時間を確認しようとしないんだ…？
下水溝に隠れていたマヒルワルドは、ツーカイザーによりあぶり出され、さらに遅れて介人たちも到着。相変わらず人を省みないツーカイザーに対し、介人はそのやり方を認めてサポートにまわり、マヒルワルドはツーカイザー オーレンジャーフォームにより倒されます。その後出現したダイマヒルワルドは、怒り心頭のゼンカイオーブルマジーンにより撃破されるのでした。ゾックス／ツーカイザーの考え方を無理に変えさせるのではなく、その考え方自体を認める方針に出た介人。この解釈の仕方は新しいですが、それをもってしてもゾックスとの溝が埋まりきってないのが気になるところです。結局、最終的には、ゾックスも考えを修正して、介人たちに歩み寄る形になるのかなぁ？そんなツーカイザーにより、マヒルワルドは撃破。一時的に夜が戻りますが、ダイマヒルワルドの出現により再び昼になってしまいます。この状況下で、とうとうマジーヌがぶちギレ。ゼンカイオーブルマジーンへと一気に合体し、ダイマヒルワルドの発光攻撃には日食グラスで対抗し、撃破するのでした。マジーヌがいつになく怒り爆発。多分、睡眠不足のあまり若干ハイになっちゃったことも影響してるんだろうね…。
街に出現したオニゴッコワルドのせいで、街の人々が、どんどん鬼ごっこの鬼になっていく。ジュランたちまでもが鬼になる中、介人に勝機はあるのか！？
次回のテーマは、鬼ごっこ！またまたハチャメチャなお話になりそうだけど、ツーカイオーが登場する気配はないなぁ。うーむ、なかなか引っ張りますね…。
さあ、第11カイの感想記事は↓コチラだ！
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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