お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動戦士ガンダム』ちょっとした感想 Phase-16[終](総括感想)

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今回は、『機動戦士ガンダム』の総括感想記事です。

 

日本のロボットアニメの歴史に、確実に大きな足跡を残した作品:『ガンダム』。この作品が今日に至るまで語り継がれ、そして親しまれているのは、モビルスーツのデザインや多彩なガンプラの商品展開だけでなく、他のロボットアニメとは一線を画すストーリー展開もあったからと言えるでしょう。

 

なお、前回(第42・43話[終])の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ガンダム』が、他のロボットアニメ作品と一線を画している点。それは、ロボット(モビルスーツ)ではなく、あくまでも登場人物たちが織り成す人間ドラマにスポットを当て、ストーリーを展開している点です。

 

一般的なロボットアニメであれば、そのロボットをめぐる争いだったり、主人公側VS敵側の対決のお話だったりが中心となることが多いですが。『ガンダム』は間違いなく違う。地球連邦軍ジオン公国軍の争いだけでなく、各陣営内での人間模様やその背景の描写にも力が入れられており、ガンダムモビルスーツが登場しなくても、お話として成立してしまいそうなものさえあります。これが面白い!

 

以前、総監督の富野さんが、NHKのドキュメンタリーで、「(特に、『ガンダム』の女性ファンは)ホワイトベース内の人間ドラマを見ている」という分析を述べていたことからも、ガンダム』が人間ドラマに力を入れていたこと、そしてそれは、制作陣による意図的なものであることが窺えます。

 

そういった重厚なドラマをベースに、多彩なモビルスーツが登場。これも単なるボスメカ・雑魚メカというざっくりとした分け方ではなく、戦闘フィールドや部隊の構成をよく考えたうえでデザインされているものがほとんどであるため(ザクレロみたいな例外っぽいヤツもいるけど…)、そのデザインに、カッコよさ等だけでなく「リアルさ」が生まれているのが興味深い。しかもそのリアルさは、「本当にありそう」という感じのものではなく「○○○のような根拠があるから、こういうのもあり得るのだ!」という、ちょっと力技というか、強引な感じのものであることが、より視聴者を惹きつけるものになっていると感じますね。

 

ロボットアニメブームが下火になりつつあった70年代末期に、全く新しい変化球ロボットアニメとして登場した『ガンダム』。2021年現在もう40年以上前の作品であるため、さすがに絵柄の古さは否めませんが、作品に込められたありとあらゆる思いは、今も強い輝きを放ち続けています。

 

 

 

一年戦争は終わり、地球や各スペースコロニーには平和が訪れた。しかしその後、地球連邦軍内では、一部の過激派:ティターンズが跋扈。それに反旗を翻す、エゥーゴと呼ばれる勢力も生まれていた…。

 

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人の意識の源には、戦いを好むクセがあるのか?

“Ζ(ゼータ)”、それは人の雄叫びだ。

そこにわずかな希望をかけて、赤い彗星のシャアが飛ぶ。

そして、カミーユ・ビダンは、刻の涙を見る―。

 

…というわけで、次回からは、『ガンダム』の正統な続編である『機動戦士Ζガンダム』の感想記事を始めます。お楽しみに!

 

君は、刻の涙を見る―。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

ガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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