今回は、『トミカ絆合体アースグランナー』の第4クール（第40～51話[終]）まとめ感想記事です。
現れた真の敵：サビ、そしてサビブレイカーを倒せ！最終クールとなる第4クールでは、惑星ダークを破壊し、かつて地球をも襲撃したサビ／サビブレイカーが登場。これが本作におけるラスボスとなり、今まで悪事を働いていたダークスピナーたちは、ライガ&クウガたちEARTHと共闘する流れになっていました。
ダークスピナーたちが、悪役でありながら憎めないキャラだったので「倒されてENDは無いだろうなぁ」とは思っていましたが、最終決戦での共闘の他、最終回で彼らが宇宙に戻ることが前半のメインとなるなど、その扱いはかなりいいものに。ここまでクローズアップされるなんて、思ってもみなかったなぁ。
なお、第3クール時の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上述の通り、第4クールはサビとの戦いがメイン。放送話数調整のための尺稼ぎのようなお話もありましたが、『アースグランナー』では今まで見られなかったこの長期戦は、なかなかの見ごたえがありました。
ゴッドレオチータ&ゴッドイーグルシャークなどの新ロボ登場だけでなく、第3クールまででほのめかされていた宇宙超超古代文明の力や、過去に登場したキャラもしっかりと再登場するなど、1つ1つは大がかりな伏線ではなかったものの、丁寧に過去登場した要素を拾ってストーリーに生かしていたのはGoodでしたね。
そんなこんなで迎えた最終決戦。当初はゴッドの力も宇宙超超古代文明の力も制約だらけで使い勝手が悪かったですが、それらは国道教授たちの奮闘で解決。まさか「着ぐるみ着てなりきって自由に召喚できるようにする」なんていう斜め上の解決方法を編み出して来るなんて、全く予想もしなかったよ。なんでこのタイミングでギャグっぽい描写いれてくるんだろうって疑問に思ったけど、制作陣の「できるだけストーリーを暗くしないようにする」ための配慮だったのでしょうね。
そして、最終回。ダークスピナーの惑星ダークへの帰還や、メインキャラ・サブキャラのその後が描かれたのはよかったけど、それらを超えるインパクトを与えてくれたのが、ナレーターの正体でしょう。まさか“地球”そのものでしたなんてオチ、想像もしてなかったよ！最後のキャストクレジットでも「ナレーター」じゃなくて「地球」になってたし、もうなんか驚きのあまり笑っちゃったなぁ。
『アースグランナー』の後枠は、『マジカパーティ』というカードバトル系アニメとなり、タカラトミースポンサーによる「ニチクジ変身タイム！」は継続が確定しましたが、この時間帯のロボットアニメ枠は消滅。しかしそのエッセンスは、4月9日19時25分より始まる『新幹線変形ロボシンカリオンZ』に受け継がれることになりました。
というわけで、次回以降では、「ニチクジ変身タイム！」の礎を築いたこの『アースグランナー』の物語を、改めて振り返ってみることにしましょう。
さあ、総括感想記事は↓コチラだ！
bongore-asterisk.hatenablog.jp
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします！
