今回は、『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』の第4クール(第41~48話[終])まとめ感想記事です。
第3クールでワルワルワルピョコ、そしてワルピョコ団を倒したことで、物語としての目的を達成してしまった『ラブパトリーナ!』。最終クールとなる今回は、ほぼ番外編として、ラブパトリーナ!の4人を通して「ガールズ×戦士シリーズ」の歴史を振り返る構成になっていましたね。
なお、前回(第3クール+1話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上述のとおり、最終クールとなった今回は、総集編と「ガールズ×戦士シリーズ」の歴史を振り返りという2本柱がその中心。各話ともに新撮パートはあったものの、変身パートの大部分は過去の映像の流用がほとんどで、ちょっと無理して1クール分持たせている感が否めませんでした。
その一方で、歴代戦士であるGirls²のメンバー全員が登場したり、ツバサの母親やコハナのお婆ちゃんなどが再登場したりなど、きっちりとゲストの調整は取れていた印象。これらのことから推測されるのは、この最終クールにおける総集編の連続は、急遽用意されたものではなく、ある程度前の段階から組まれたものであろうということです。
本来であれば、『ラブパト』は最終回ギリギリまでワルピョコ団との戦いを描いたはず。しかし、序盤の早い段階から新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う緊急事態宣言や外出自粛があったことで、撮影は途中でストップ。その間にプロットが練り直され、放送期間が実質3クール未満になってもお話がちゃんと完結するように調整したものの、思ったより早く(制約は多かったものの)撮影再開することが出来、やがてお話を繋ぎ続けるのも限界が来て、残りの話数は番外編として『キラメキパワーズ!』放送開始まで繋ぐ…という風にしたのがオチなのではないでしょうか。
そんな『ラブパト』の最終回は、ツバサたちは変身能力を失わなかったものの、ラブジー長官が地球を去るという形でEND。しかし、ラブピョコ星から毎日連絡をくれるというオチだったので、それほど悲しい別れではありませんでした。そういえば、『マジマジョピュアーズ!』以降「ガールズ×戦士シリーズ」は、完全ではない(永遠に会えないというわけではない)ものの、一応主人公たちと司令官などのレギュラーキャラとの別離を、最終回で必ず描いてるんですよね。これも、このシリーズの伝統の1つになりつつあるなぁ。
さあ、次作『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』で、「ガールズ×戦士シリーズ」も5作目の大台に突入。次週は、もはや恒例となった放送直前特番が放送されます。
三池監督のインタビューなどから、さらに新たな試みが取り入れられているという『キラパワ』。どんな作品になるのか、楽しみだ!
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