今回は、『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』の第1クール(第1~13話)まとめ感想記事です。
「ガールズ×戦士シリーズ」第4作目として始まった本作。大まかな流れやメインキャラクターたちの構図は前3作と酷似していますが、そのお話の作り方は、今までの作品以上に低年齢層を意識したものになっているように感じました。単純明快で誰が観ても楽しめる作品になっているのはGood。ここにきて、「ガールズ×戦士シリーズ」は、「プリキュアシリーズ」とは一線を画す独自路線を歩み始めたような気がします。
なお、第1話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
1クールの展開はとても単純で、第6話頃までにレギュラーメンバーがそろって以降は、ひたすらワルピョコ団と戦う通常回の連続。もともとこのシリーズのドラマパートはかなりシンプルで、序盤の7分くらいで完結するものがほとんどでしたが、『ラブパトリーナ!』の場合、前3作を超えるシンプルさで挑んできました。
より低年齢層を意識して作劇するのはいいけど、「ワルピョコ団のメンバーたちが悪さをする理由」と、「その場所に現れる理由」くらいは、もうちょっと作りこんでくれてもいいんじゃないかなぁ。現状のお話の中では、なぜかワルピョコ団のメンバーがそこにいてラブゼーロを生み出すって展開も多いし…。一応、前3作の場合は「なぜそこに現れるか」の理由付けはなされていましたからね。
ドラマパートの作りが絞られている分、戦闘パートは多彩な戦いを披露。第1作目の『ミラクルちゅーんず!』ほどのハデさはありませんが、カードを使って様々な姿にフォームチェンジしたり(カチューシャやアイテムが変わる程度だけど)、それによって使う技も変化したりなど、玩具販促もかねてかなり趣向が凝らされているのがよくわかります。ちょくちょくダンスパートを挿入して、場を盛り上げてくれているのもいいですね~。
キャラの性格や立ち位置に目を向けると、個人的に一番お気に入りなのがラブジー長官。真面目な顔とハスキーボイスで、大げさに驚いて見せたりわかりやすいのかわかりにくいのかよくわからないたとえを披露したりするさまは、ドラマの面白さを増大させてくれています。「ガールズ×戦士シリーズ」の司令官ポジの人の中では、一番いいキャラしてるんじゃないかなー!
ソラもラブパトシャインとして4人目の戦士となり、パワーアップしたラブパトリーナ!。ある日訪れたテレビの生放送中に現れたラブゼーロ相手に、4人は正体をバラさずに一体どう戦うのか!?
次回から、『ラブパトリーナ!』は第2クールへと突入。ここでどのようなドラマ展開がなされるかで、この作品の化け具合が変わってくると思います。どんどん面白くなってくれよ、頼むよ~!
↓第2クールも、完全にラブってる!
bongore-asterisk.hatenablog.jp
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!