今回は、『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』の第2クール(第14~25話)まとめ感想記事。第2クール終了まであと1話ではありますが、ストーリー的にキリがいいので、1回分早めの投稿です。
キラパワファイン/ホノカと、キラパワスノー/コユキを迎え、パワーアップを遂げたキラメキパワーズ!。そんな彼女たちの前に、新たなる闇の四天王:ヤミジロウとヤミサブロウが現れます。第2クールは、歴代「ガールズ戦士シリーズ」でも特にバリエーションに富む時期であり、『キラメキパワーズ!』も同じでしたが、彼ら悪役のドラマにもかなり重きが置かれていたのが、大きな特徴であるように感じました。
なお、第1クール(第2~13話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上でも少し触れた通り、第2クールのドラマの中で特に大きく取り上げられていたのが、ヤミジロウとヤミサブロウら悪役たち。彼らが単なる兄弟というだけにとどまらず、その間で交錯する思いや性格の違い、そして最終的には兄弟ともに散っていくという、なかなかハードなドラマ展開(「ガールズ戦士シリーズ」基準で)がなされました。
最初は、単細胞な兄貴と頭脳派の弟というよくある凸凹コンビで仲良くやっていくのかと思いきや、だんだんと両者の相手に対する思いの違いが判明。弟思いのヤミジロウは、身を挺してマックララから彼を守りますが、対して兄への愛情が薄いヤミサブロウはそれすらも利用し、やがて四天王の三番目として覚醒。キラメキパワーズに挑戦してきました。描写はややマイルドで、ドラマ自体もシンプルでしたが、このあたりでのヤミジロウのあまりのかわいそうさと、ヤミサブロウの狡猾さは、ドラマを面白くしてくれて大変興味深かったですね。
また、こうした流れにすることで、1クールの間に2回(それぞれ実質前後編)闇の四天王との戦闘が挿入されることに。さらに、ホノカの拉致展開なども挿入される等で、第2クールは戦闘面でもかなり変化に富んだ時期となりました。マックラクラスケとの戦いばかりで少しダレ気味だった第1クールから、かなり改善されたように感じましたね。
このような悪役たちに負けず、キラリたち主人公のドラマもしっかり描写。メンバーのうち1名もしくは2名のみが変身して戦うという回もいくつかありましたが、そうしたお話でも、変身しないメンバーは同時並行で何かしらの活動をしていたり、事情があってどうしても出撃できなかったりなどの“動き”をしっかり描写。これにより、「そのキャラが画面上にいなくてもドラマの中ではきちんと生きている」という表現がなされていました。『マジマジョピュアーズ!』以降、戦闘時にメンバー全員がそろわない回はいくつもありましたが、ようやくここにきてドラマ面も無理なく両立できるようになってきたなぁという感じがします。
最後にゲストキャラクターに目を向けてみると、藤井隆さんや黒谷友香さんなどの著名なキャストが目立った一方で、シリーズ再出演のキャストたちも多くいた印象。こうしたキャスト起用も、シリーズの特徴の1つになってきましたね。
よみがえった闇の四天王最後の1人:クラリス。今のキラメキパワーズ!の実力では、彼女に勝つことはできない。歴代ガールズ戦士たちと出会い学ぶ中で、彼女たちは、パワーアップするための力を身に着けることができるのか!?
年明けから始まる第3クールは、強化形態であるビビっとマックスの誕生過程のドラマが中心か。過去作品からも各1人ずつキャストがゲスト出演するし、彼女らの登場が『キラメキパワーズ!』にどんな化学反応を起こすのか、非常に楽しみですね。
キラッキラに燃えてる!これが↓第3クールの感想記事!
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