お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第28話 ちょっとした感想

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突然始まりCMで切られるPV風映像

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

こんな時、心を癒してくれるのは…エンタメだ!エンターテイメントだ!!今回のお話は、邪面獣プロジェクターゴモリュウとの戦いの実質的な前編。邪面獣の前に魔進ファイヤたちが倒れ、それを救うべく魔進ハコブーの力を借りるため、時雨と充瑠が奮闘するさまが描かれました。

 

一時的にはかなり追い詰められていた充瑠たちですが、不思議とお話の雰囲気はそれほど重たくならずにそのまま進行。やっぱり、時雨の豪快な演技と反応のおかげかなぁ。それにしても、今回の彼の切り替えっぷりは、躁鬱病なのかと心配になるくらい激しかったぞ…。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

充瑠がオラディン王との不思議な夢を見た直後、市街地では突然ビルが崩落する事件が頻発。そのさまを見たマブシーナは、かつてクリスタリアが襲われた時のことを思い出し、恐れおののきます。事件の原因を突き止めるため、キラメイジンで出動した彼らでしたが、見えない敵の襲撃を受けいきなり劣勢に。ほとんど反撃できないままキラメイジンはダウンしてしまい、魔進たちは原因不明の不調に苦しめられるのでした。市街地のビルを崩落させ、キラメイジンを窮地に立たせた見えない敵の正体は、邪面獣プロジェクターゴモリュウ序盤でキラメイジンのピンチを見せつつ、プロジェクターゴモリュウの正体をほとんどわからない状態にしてキラメイジャーを撤退させるというこの構成は、キラメイジャーのピンチそしてプロジェクターゴモリュウの脅威をよく表現し、同時に視聴者に絶大なインパクトを与えることに成功していましたね。このプロジェクターゴモリュウタブレットを使った姿を隠す(周りの景色と同化させる)作戦は、ガルザ・クランチュラ・ヨドンナともに自信満々の作戦だったようで、皆ご満悦。この時、視聴者へのネタバレを避けるため、皆が「これ」「それ」「あれ」「どれ」とこそあど言葉使いまくりだったのは、ちょっと笑っちゃいました。

 

魔進ザビューンの言葉により、魔進ファイヤたちを救うためには聖地アタマルドへ行く必要があること、それには魔進ハコブーの力が必要であること、そして魔進ハコブーは心を閉ざしてしまっていることを知った充瑠たち。彼らが対応を考える中、突然時雨はエンタメの力で魔進ハコブーを復活させると宣言し、充瑠を連れて現地へ向かいます。ところが、漫才をしても芸を見せても、そして歌を歌っても魔進ハコブーはなかなか心を開かず…。魔進ハコブーは、オラディン王の教育係もしていたという、しっかり者のキラメイストーン。しかしそれゆえオラディン王が死んだこと、しかも自身がバカンス中にそれが起きたことにショックと責任を感じ、心を閉ざし続けていました。魔進ハコブーが心を閉ざす理由は、納得できる理由。それに対し、小夜が「心のケアが必要」として治療を考えるのも真っ当な流れ。だが時雨、ここでなんで「心を癒してくれるのは…エンタメだ!」なんて絶叫しちゃうんだ!?この今までの順当な流れをぶった切り、時雨が自分のペース(?)に引きこんでしまうさまが、メチャクチャ面白かったですね。しかもここから、時雨が人が変わったように行動し始めるのもまた面白い。そしてさらに、漫才や芸でことごとくスベるのも、彼らしくてGoodでした。話の雰囲気が一気に変わって、よく考えてみると「…?」という感じにならなくもない展開でしたが、もうここは、いい意味で時雨のキャラで乗り切って突き進んでいる感じでしたね。いいぞ~、時雨のキャラ!

 

無鈴の言葉をヒントに、邪面獣プロジェクターゴモリュウのからくりに気づいた為朝たち。ベチャットたちの出現を知った彼らは、ヨドンナとも遭遇し、タブレットの争奪戦が始まります。戦闘にはキラメイジャーが勝利して邪面獣プロジェクターゴモリュウはとうとう姿を現しますが、そのパワーは絶大で、ギガントドリラーとキングエクスプレスザビューンでは全く歯が立たない有様でした。一方、時雨と充瑠は、時雨の迫真の演技により、ついに魔進ハコブーの心を開かせることに成功。魔進ハコブーに乗り、仲間たちの救援に向かうのでした。小夜の声かけに違和感を覚えず、自分が何をやってるのかペラペラしゃべってしまうヨドンナ。こういうところが、ちょっと前までの「スーパー戦隊シリーズ」の素面幹部って感じでいいですね~。その後、キラメイイエローたちとヨドンナ&ベチャットの、タブレット争奪戦が開始。キラメイイエローたちは五―キラメイジャーへと変身して戦い、勝利して邪面獣プロジェクターゴモリュウの正体を暴きます。キラフルゴーアローの販促も、ここできっちりクリア。「みんなが変身できる強化フォームのアイテム」って、お話の中で使い勝手がいいですよね。これと同じ頃、時雨と充瑠は魔進ハコブーの心を開かせることに成功。そのカギとなったのは、時雨の迫真の演技でした。時雨の涙を演技ではなく本物と捉え、ついに心を開いた魔進ハコブー。時雨曰く、最初からこの筋書きで行くつもりであり、漫才の時から演技し続けていたというのだから驚きです。ふ~ん、あれ全部演技だったんだ。いやでも、やっぱり…ちょっと素も入ってたと思うぞ。

 

 

 

魔進たちを復活させるべく、聖地アタマルドに望みをかける充瑠たち。しかし、アタマルドはクリスタリアの崩壊、そしてオラディン王の死により様変わりしてしまっていた。それでも現地に乗り込んだ充瑠たちを待ち受けていたのは、一体なんだ!?

 

次回は今回の後編。魔進ハコブーと魔進オラディンの合体形態である、グレイトフルフェニックスが初登場します。ということは、魔進オラディンを仲間にするための試練が、自分の偽物と戦うということなのか?お話として、どうつながるんだろう?

 

 

 

 

 

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