『仮面ライダージオウ』EP13　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

とりあえず、「大体分かった」を言えばOKな風潮

お前が魔王ってヤツか？ちょっと遊ぼうか。今回の『仮面ライダージオウ』は、ゴースト編前編。タケルたち当時のメンバーが登場しただけでなく、なんと仮面ライダーディケイド／士までもが登場。物語も2クール目に突入し、なんだか物語の様相も少し変わってきましたね

ゴーストのライドウォッチは既にゲイツが入手しているため、アナザーライダーを倒すために「どうやってライドウォッチを入手するか」よりも、「どうやってアナザーライダー化された人間を救うか」ということに焦点が置かれていた印象。やっぱり、生かしたまま救うのは難しいんじゃ…。

クジゴジ堂に戻ってきてから、隙あらばソウゴを襲おうとするゲイツと、それをなだめるツクヨミ。とりあえず朝食をとったあと、ソウゴは外出しますが、訪れた公園でアナザーゴーストに遭遇。すぐさま変身して戦いを挑みますが、取り逃がしてしまいます。変身解除したソウゴでしたが、彼は謎の集団に捕らえられ、お寺に連れていかれることに…。オーマジオウ＝ソウゴを倒す機会を、依然狙っているらしいゲイツ。今回は朝っぱらからソウゴを襲撃します。「うわーっ！」と言いながら襲い掛かって、さらに椅子を投げつけるだなんて、これ本人も半分ギャグでやってるでしょ…。そんなごたごたもツクヨミによっておさめられ、ソウゴは朝食後外出。出向いた公園で出会ったのは、アナザーゴーストと、それを追う不可思議現象研究所の一団でした。アナザーゴーストはゴーストの力が使えるため、瞬間移動などをしてジオウを翻弄。トリッキーな技を使ってくるのが厄介ですね。そしてこの場所には、不可思議現象研究所のメンバーとしてタケルも登場。3年前からアナザーゴーストに関する事件を追っていたようですが、自身が仮面ライダー出会った記憶は全くないようです。歴史が改変されているってことは、タケルも幽霊ではない…ってことなのかな？

タケルたちと行動を共にすることにしたソウゴでしたが、2度目のアナザーゴースト出現の現場には向かえず、ゲイツが行くことに。ゲイツはアナザーゴーストを倒しますが、そこでアナザーゴーストの秘密が発覚します。ウールによって復活したアナザーゴーストを追ったゲイツは、何者かの妨害を受けることに仮面ライダーアギトの姿をしていた彼の名は…！タケルたちに協力を申し出たものの、最初は信用してもらえなかったソウゴ。そりゃあ、自己紹介で「将来の夢は王様になること！」なんて意気揚々という人、信用しにくいもんなぁ。現場には結局ゲイツのみが向かうことになりますが、彼はゴーストライドウォッチを持っていたこともあり、難なくゴーストを撃破。アナザーゴーストは倒されましたが、その正体であるマキムラは既に死亡。ゲイツはタケルたちから非難されますが、その間にウールがアナザーゴーストを復活させてしまいます。アナザーゴーストの正体は、その調査をタケルたちに依頼していた女性：ミカの兄。彼は死亡した直後にアナザーライダーとして復活していたため、ライドウォッチがなければ死んでしまう運命にありました。ライドウォッチを入手するというドラマが描けない分、こちらの方でドラマを描こうとしているのが面白いところ。次回でどういう風にさらに描かれていくのか、楽しみです。その後、復活したアナザーゴーストを追ったゲイツは、仮面ライダーアギトの襲撃を受け変身解除させられてしまうことに。しかし、ここで出現したアギトは本物のアギトじゃない。ディケイドがカメンライドしたアギトだ…！

一度大天空寺に戻ったゲイツたちは、情報を整理することに。そんな中、三度アナザーゴーストが現れ、暴れ始めます。ソウゴはゲイツからゴーストライドウォッチを借り、ゴーストアーマーとなって応戦。アナザーゴーストを倒す直前まで追い詰めますが、そこにディケイドが現れます。ディケイドの攻撃を受けたジオウは、さらにアナザーゴーストの攻撃も受け、魂と肉体が分離してしまうことに…。ジオウもゴーストアーマーでスパッとアナザーゴーストを倒しそうになりますが、結局ウールの言葉などもあり倒せずじまい。ですが、ゴーストアーマーの活躍はよく描けていたと思います。そして、そんな中に現れたのが、仮面ライダーディケイド。彼は今回アギトと響鬼に変身してジオウを徹底的に追い詰め、さらにアナザーゴーストによってジオウ＝ソウゴは魂と肉体を分離させられてしまいます。ジオウたちを追い詰めたディケイドでしたが、今回はいいところで撤退。この直前にタケルの顔を見るようなシーンがありますから、タケルが仮面ライダーゴーストであることに気づいたゆえの撤退だったのでしょうか