『仮面ライダージオウ』EP20　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

テレビ初登場、ダブルライドウォッチ！

ジオウ！まさか、俺の考えを…読んでいたのか！？仮面ライダークイズ登場編の後編となった、今回の『仮面ライダージオウ』。アナザークイズを倒すために、ジオウとゲイツが激戦を繰り広げる…かと思いきや、実際はその真逆の展開に。仮面ライダーウォズによって力を奪われてしまったものの、主水も保と出会って自らの目的を果たすことができ、彼自身にとってそれほど悪くない形でお話が終わりました

戦闘面では、仮面ライダーウォズクイズアーマーが登場。白ウォズもなんだかやりたい放題って感じだなぁ。そして、シノビとクイズのライドウォッチは、ゲイツリバイブ誕生の鍵となるのか！？

前回、アナザークイズを倒すべく、クイズを倒すことを迫られたゲイツ。結局これはジオウたちの手により回避され、彼らはクジゴジ堂にいったん戻ることに。ゲイツは考え事をする中で、ある1つの作戦を思いつき、白ウォズにコンタクトを取ったのち、わざとジオウたちと戦い始めるのでした。クジゴジ堂の前で考え事をする際、ツクヨミに対し、「こういう時ジオウならどう動く？」と問うゲイツ。思った通りの答えが返ってきて、「なら戦うしかない」とその場では答えていましたが、実際はこの時点で、主水と保を引き合わせる作戦を思いついていたのでしょうね。同じ頃、ソウゴと一緒にいた主水は、保の時計を修理してもらうも、結局その針は動かずじまい。それでも満足そうに、彼はそれを腕にはめるのでした。ここで時計が動かなかったのは、終盤のシーンの演出のため。欲を言えば、この時点でなんで時計が動かないのか、主水たちに説明or予測させていれば、もっと面白くできたかもしれませんね

アナザークイズの出現を知り、現場に向かうソウゴと主水。そこへゲイツが現れ彼らを妨害しますが、主水だけは先に現場に急行します。クイズとなってアナザークイズと戦う主水でしたが、その場に現れたのはゲイツ。そこで彼は、白ウォズに本当の自分の考えを吐露。時を同じくしてソウゴも現場に到着し、クイズ&ゲイツとアナザークイズ、ジオウと仮面ライダーウォズの戦いが始まります。白ウォズに言われた通り、クイズを倒そうとする勢いでジオウたちの前に現れるゲイツ。しかしここで、彼がクイズではなくジオウを優先的に攻撃しているのがミソ。実はゲイツは白ウォズの言葉に従う気はさらさらなく、クイズ(＝主水)とアナザークイズ(＝保)を引き合わせようとしていました。ゲイツなりに、主水の思いを汲み取ったうえでのこの行動。それはジオウ自身も見抜いていました。廃屋でクイズとアナザークイズの戦いが繰り広げられる中、自分の本当の考えを白ウォズに言い切るゲイツ→ひょっこり現れてすべて気づいていたと語るソウゴ→自分の考えが読まれていたと少し恥ずかしがるゲイツ…。この流れが、2人の関係性がよりよくなったことをよく表現していてよかったですね～。ゲイツの反応がツンデレっぽい感じもしたけどね

ゲイツはクイズとともに一度アナザークイズを倒し、保の本心を訊きだすことに成功。これで事件解決かと思われましたが、オーラの介入により保は再びアナザークイズ化してしまいます。そこに現れたのは仮面ライダーウォズ。彼はクイズの力を奪ったのち、クイズアーマーとなってアナザークイズを撃破。シノビミライドウォッチとクイズミライドウォッチをゲイツに託し、主水を未来へ連れ帰るのでした。主水が保にその本心を問うシーンこそ、今回のクライマックス。かなりベタな展開になっていましたが、それがいい味出していましたね。一方のジオウは、冬映画で入手したダブルライドウォッチを使って戦うも、あまりいいところなし。ウォズを食い止めることができず、クイズの力を奪われてしまいます。主水はクイズの力を奪われたものの、記憶等を失うことはなし。他の誰かに倒されるのではなく、ウォズによって直接力を抜き出されたためなのでしょう