お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』第9話 ちょっとした感想

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E5はやぶさと似て非なるファイター!その名はH5はやぶさ

 

 

 

すみません。言いそびれていたんですが、実は私―。今回の『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、シンカリオンH5はやぶさと、その運転士である五稜郭シオンの初登場回。その登場シーンは、メタバース空間でまさかの男性の姿で出てくるという、現状『CW』のキャラの中で最もインパクトのある登場をしてくれていました。冗談抜きで、「事前情報からキャラデザ変わったのか?」って本気で心配しちゃいましたよ。

 

シオンの登場の仕方のインパクトのせいで、ドラマの印象がぶっ飛びそうになりましたが、テンの登場回のときに比べると、前編のドラマ展開としてはさらに淡白になったかなという印象。おそらくこれは、テン登場編では後編にやっていた、そのキャラに関する描写(身体や性格の各特徴の紹介等)を優先し、戦闘パートが中盤の短い模擬戦のみだったからでしょう。後編である次回で、どれくらい巻き返してくれるかな。

 

なお、前回(第8話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ERDAのサーバーにイナのアカウントでのアクセスがあり、大宮支部に飛んで来たタイセイ。しかし、既に追跡には失敗しており、タイセイが前回抱いた「アンノウンの出現場所が全てイナとの思い出の地である」という話も、カドミチたちによりスルーされてしまいます。やがて話題はイナの人間性の話に移り、タイセイはかつて、イナがバイトで制作した動物園のメタバースの話を始めるのでした。序盤では、イナのアクセスログをきっかけに、彼女のことに関する話題が中心に。タイセイの意見に対して、カドミチが異常なほどサラッとスルーしていたのが、逆に違和感バリバリでした。これ、タイセイの推測は当たってて、アンノウンを出現させているのがイナってパターンなのかな…。そんなタイセイの意見がスルーされたのちは、行方不明になる前のイナのひととなりの話題へと移行。カドミチたちがERDAで働く姿しか知らないのに対し、弟であるタイセイは、イナの作ったメタバース動物園を例に挙げながら、彼女の知られざる一面を明かしていました。イナが制作したメタバース動物園は、最終的には閉鎖に追い込まれてしまいますが、並々ならぬ愛情と情熱を注ぎこんでいた彼女は、その技術力を以って、ギリギリまで粘ってメタバース動物園を存続させようとしていました。このメタバース動物園の話は、劇中では笑い話のように語られていましたが、個人的にはイナの狂気を象徴しているような感じがしました。しゃべる動物自体は、夢があることだし子供たちが喜びそうなものだけど、なんか妙に描写がリアルで生々しくて、不気味の谷減少に似た感覚を覚えたんですよね。

 

開発されていたシンカリオンH5はやぶさの運転士が見つかったと知り、相手が北海道にいることから、メタバース空間で面会のうえ訓練することになったタイセイたち。先行してタイセイがログインすると、そこには五稜郭シオンと名乗る長身の男性がいました。お互い会話が上手くないため、ぎこちなかったものの挨拶をこなし、やがてアカネたちも合流し、訓練開始。シオンはH5はやぶさで、初戦闘とは思えぬほどのポテンシャルを見せます。中盤から、H5はやぶさとシオンが登場。シオンが女性というのは、事前情報でも明かされていたうえ、H5はやぶさの運転士の伝統でもありますが、初登場時の姿がまるっきり違う男性キャラだったのには、正直ギョッとしました。冒頭述べた感覚はもちろんのこと、思わず「聞いてた姿と違うじゃん!私が何か間違ってるのか?」というツッコミが、あとちょっとで口から出そうになってしまいましたよ。でも、こうしたことが起きる理由が、「シオンとタイセイたちが出会ったのがメタバース空間内だから」というのは、面白い発想ですよね。メタバースがそこまで万能なのかどうかは、また別の意味でツッコミどころだけど…。そんなシオンの駆るH5はやぶさは、意外にも徒手空拳を中心とした戦闘スタイル。E5はやぶさと同等の武装を持っているはずですが、それを使わずに茂木線をこなしていました。シオンは本当に武道の心得があるんだなぁ。実際には、あんなにもどちらかと言えばかわいい属性の見た目をしているのに…。

 

訓練を終えて、シオンと談笑するタイセイたち。そこで彼らは、シオンがある悩みを抱えていることを知ります。これを解決すべく、タイセイはアカネたちともども自分のメタバース空間に招待し、シオンの問題を解決しますが、彼らはシオンから重要な情報を訊き出せていませんでした。それは―。中盤で戦闘&販促パートをこなしたため、後半は再びドラマパートメインに。ここでタイセイたちは、シオンがメタバース上での女子の同級生に言い寄られて困っていることを知ります。シオンは、最寄りの中学校かなかなり家が離れているため、メタバース上で登校しているらしい。どんだけ田舎に住んでるんだと思ったけど、前作『Z』のメーテルも、割と交通の便が悪いところに住んでたし、(現代ではメタバース登校は実現していないけど)北海道だと珍しくない設定なのかな。そんなシオンの悩みは、タイセイの計らいにより、完全に解決はできなかったものの、話し合いの場を設けることには成功。しかしタイセイたちは、ここでシオン最大の秘密―現実世界では女性であることを、聞きそびれていました。シオンに悩みや何かしらのコンプレックスがあるのかなということは窺えたものの、ここからどうやってタイセイたちにそれが明かされ、本当の意味で仲良くなっていくのか、その道筋が見えにくかった今回。これ、マジで次回のドラマ展開が読めなくて気になるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「直接会って、相談がしたい。」シオンの願いに応えるべく、はるばる北海道は函館の地にやってきたタイセイたち。新函館北斗駅で、彼らはシオンの本当の秘密を知る。そして現れるアンノウン!タイセイたちは、シオンの思いと友情を守りきることが出来るのか!?

 

次回は、今回の続きでシオン登場回の後編。「実際に函館に行って、そこで秘密がバレるんかい!」と、若干ズッコケてしまいましたが、これを超える驚きと面白いドラマ、そしてH5はやぶさの活躍に期待したいですね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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