お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』第7話 ちょっとした感想

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ポテンシャル高めな新時代のシンカリオンN700Sのぞみ!

 

 

 

馬が合わない相手と、ムリに付き合わなくてもいい。友だちだって、別に作らなくてもいい。それは君が決めることで、僕たちが押し付けることじゃないだろ。今回の『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、シンカリオンN700Sのぞみと、その運転士である魚虎テンの初登場回。戦闘神は極力前半に集約し、後半で彼に関わるドラマを描くというドラマ構成になっていました。

 

今回の描写だけではまだわかりませんが、テンの闇深そうな一面もチラッと触れられていたのが気になるところ。前2作ではあまり描かれなかったようなダークさがあるのではないかと感じられました。やっぱり本作は、前2作よりも対象年齢を少し上げている感じがあるよなぁ。

 

なお、前回(第6話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

東海地区に出現したアンノウン。リニア・鉄道館に設置されたERDA東海本部より応援要請を受け、ひとまず大宮本部に駆けつけたタイセイたちでしたが、その時点でアンノウンは既に倒されたあと。今回初陣だったシンカリオンN700Sのぞみの戦果であり、その運転士である魚虎テンは、適性値の高さから天才運転士と呼ばれていました。彼との交流、そして親睦を深めるため、現地に向かったタイセイたちでしたが、実際に会ってみたテンの様子は…。今回は序盤で、N700Sのぞみの活躍を描写。これがテンの初陣であるため、東海本部としても大宮本部のタイセイたちの援護が必要だろうと考えていましたが、彼らが到着するどころか、大宮本部に着いて状況を確認する時点で、単独で撃破してしまうほどの目覚ましい活躍を見せつけます。『CW』におけるN700Sのぞみは、前2作のそれよりもさらにスピード重視になり、その代わり小さな武器を巧みに使う、一気に接近して速攻でキメるような攻撃パターンが特徴的。効果的ながら前2作と大きく異なる戦闘スタイルが、インパクト大でしたね。そんなN700Sに乗るテンもまた、前2作(リュウジ等)とは性格も見た目も異なり、見た目的におとなしそうな少年に。大宮からやってくるタイセイたちをもてなすために、時間をかけてお土産を準備する一面を見せますが、これは彼の優しさというよりもある種の恐れであるように感じました。このあとでも、テンが何か大きなしこりを抱えていることをうかがわせる描写が何度も出てきますが、これを取り払うことが、タイセイたちが彼と打ち解けるためのカギになっていくのでしょう。

 

テンとともに、メタバース空間での模擬訓練に励むタイセイたち。テンは天才運転士のはずですが、叩き出したダメージスコアは全てタイセイたちよりも低く、リョータはすっかり先輩風を吹かせていい気になってしまいます。その後、フリータイムとなり外に出たタイセイたちは、名古屋港跳上橋へ向かいます。中盤では、訓練を通して、テンとタイセイたちの共闘が描写。あれだけ天才運転士と呼ばれるテンが、全てにおいてタイセイたちのスコアを下回るのはさすがにおかしいので、「明らかに手を抜いているな」とはこの時点で思いましたが、だからこそ逆にテンそしてN700Sのぞみのポテンシャルの高さをアピールしてくれているように感じました。だってテン、手加減するだけでなく、タイセイたちが高スコアをたたき出しやすいように、わざとアンノウンを誘導したり攻撃を封じたりしてるんですよ。これは自身が単に強いだけでなく、相手の特性を見極めなければできない芸当ですよね。テンの心を開かせたら、とんでもなく頼もしい仲間になりそうな気がするなぁ。そんなテンとの訓練の後は有名な名古屋港跳上橋へ。鉄道には興味がないといいつつ、これの話題になると早口でいろいろしゃべっていたあたり、テンは建築物マニアなのかな?

 

名古屋駅地下街までやってきたタイセイたちは、あれこれ店を見て回りますが、その途中でテンのクラスメイトと思われる2人組に遭遇。彼らに対し、テンは意外な返答をしてみせますが、その真意を彼がタイセイたちに語ることはありませんでした。そうした中で、訓練の一環として、シンカリオンうしの模擬戦がスタート。ところが、突然N700Sのぞみがダウンしてしまい―!?終盤では、テンの暗い一面が、時間をとってじっくりと描写。リョータとは真逆の意見を言うアカネが、ある種テンにとっての救いになっていましたが、結局彼の真意を訊きだすことはできませんでした。リョータはテンがいじめられていることを疑っていましたが、あのクラスメイトたちを見る感じだと、そういったものではないけれども、別方向でかなり厄介な問題を抱えていそうな感じがしますね。そしてラストやっぱりテンは明らかに動揺しており、その心の不調が適性値低下を招き、N700Sを起動できないという事態を招くことに。まだまだ心が弱いところも、彼の欠点の1つですね。さあ、テンそしてタイセイたちは、この難局をどう乗り越えるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テンが本気を出せない理由は、1年前に経験した、友人とのある出来事がキッカケだった。適性値が大幅に下がったこともあり、一度はその場にいられず立ち去ってしまう彼だったが、ケンカしながらも信頼しあうタイセイたちの姿を見て、新たなる人間関係のヒントを見出した。再び立ち上がれ、シンカリオンN700Sのぞみ!

 

次回は、今回の後編に当たるお話。今回伏されていた、テンの抱える事情と、そこからの立ち上がりが描かれそうです。それにしても、次回予告が全然次回予告してなくて、キャスト陣のワチャワチャっぷりが感じられて面白かったなぁ。なんだか、『あぶない刑事』の次回予告みたいだったな…。

 

 

 

 

 

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