お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ6 ちょっとした感想

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実は似た者どうしだった、ブンブルーとブンブラック

 

 

 

番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

世界で一番真っ白なブラックだった~!最高にバクアゲだ阿久瀬錠!今回は、前回仲間入りした錠を主軸に置いた一編であると同時に、ハシリヤンの追加幹部枠(声自体は以前から登場していましたが)であるマッドレックスの初登場回。前回の次回予告時点だと、錠と射士郎のからみが中心になるかと思われましたが、実際には、錠を主体としつつ、大也たち4人の活躍がバランスよく描かれていました。

 

ストーリーはとてもシンプルで誇張気味なのですが、錠の性格の傾向、そしてあまり明かされてこなかった射士郎の熱血な一面も引き出せていてGood。また、1人で踏ん張る時は踏ん張る大也に、いざとなったら音頭を取れる未来と、各キャラの魅力がさらに深まったようにも思えました。一見するとハチャメチャに見える展開ですが、ちゃんと抑えるべきところは押さえていたなぁという感じでしたね。

 

なお、前回(バクアゲ5)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ブンブラックとしてブンブンジャー入りを果たした錠。誰もが認めるマジメな警察官でしたが、そんな彼を、射士郎は何かしらの裏があると思い込み、執拗に尾行してボロを出さないか待ち構えます。しかし、錠がそんなスキを見せるわけがなく、聞こえてくるのは街の人々のプラスの評判ばかり。同じ頃、大也は新たなハシリヤンの地球侵入を察知して現場に急行。そこにいたのは、ハシリヤンの新たな幹部:マッドレックスでした。今回は、射士郎と彼についていく未来が、ひたすら錠を尾行するところからスタート。射士郎はやたらと錠を疑っていましたが、実際に出くわすのは、錠が街の人々から愛されているさまばかりでした。射士郎が意地でも錠のことを疑っているのが笑えるところですが、このシーンが同時に、錠の性格や周りからどう思われているかをしっかり描写している形にもなっているのが見逃せないところ。周りの人々からの声や反応は、これ単体で観るとベタな表現ではありますが、それを射士郎たちが尾行している中で行われること、またこれにより射士郎たちがそのことを知るという構図を入れ込むことで、変化をつけているのが面白かったです。でもやっぱり、恨みでもあったのかというくらい、射士郎は錠の子と疑いすぎだよなぁ。小銭拾った時にくすねるんじゃないかと期待してたけどさ、錠は警察官なんだから、そんなこと絶対にしないだろうに…。

 

大也がブンレッドに変身し、1対1の戦闘を繰り広げていた頃。射士郎たちはマッドレックスの生み出した苦魔獣:トイレグルマーと遭遇。大也が合流できない中、3人で変身して戦いますが、放つ水で相手の本心を吐露させてしまう能力に、ブンブラック/錠が、そしてブンブルー/射士郎が、その毒牙にかかってしまいます。本音しか言えなくなった彼らから出た言葉とは―!中盤では、ブンレッドVSマッドレックスと、ブンブルーたちVSトイレグルマーの戦闘が、同時並行で描写。前者が真正面からのぶつかり合いでガチめの戦いっぷりだったのに対し、後者はかなりコメディーチックな雰囲気で展開されていました。「トイレは”水に流す”ものだから、水をぶっかけられた人間は本音しか話せなくなる」というトイレグルマーの能力、全く論理的ではないんだけど、なんか許せちゃう設定ですよね。こういうところが、いい意味での「昔ながらの戦隊らしさ」ですよね~。そんなトイレグルマーの能力の毒牙にかかってしまった、ブンブラックとブンブルー。それぞれの本音が出てギクシャクするかと思いきや、逆にブンブラックの誠実さが本物であること、またブンブルーが意外に熱血漢だったことが判明し、奇妙な意気投合をして、トイレグルマーへの怒涛の反撃を見せます。ブンブルーの本音が漏れるシーンは、セリフも行動も大げさ。普段マジメなキャラのマジメさが崩壊すると、一気に笑えますよね。

 

トイレグルマーの能力で、ブンブラックの誠実さと、ブンブルーの熱血さが露呈し、3人はさらに勢いづく形に。そのままトイレグルマーを打ち破り、巨大化したあとは、ブンピンク/未来のハンドルさばきとブンブルーのアシストで、最終的にはブンブンジャーロボポリスで勝利をおさめます。一方ブンレッドは、未だマッドレックスと交戦中。ピンチの彼に、玄蕃が調達してきたものとは…!トイレグルマーは、マジメなブンブラックと熱血なブンブルー、そしていつも通りのブンピンクらにより撃破。巨大ロボ戦では一度苦戦させられるも、ブンブラックの機転で切り抜けます。お話の勢いで見過ごしそうになりますが、今回は初めてブンレッド不在でブンブンジャーロボを動かす形に。現段階でブンレッド不在でここまで動かせるのなら、今後出てくるであろう2号ロボ等にブンレッドが搭乗しちゃっても、ブンブルーたちは十分ブンブンジャーロボで加勢できそうですね。こうしてブンブルーたちが戦闘を終えていた頃、ブンレッドはマッドレックスの攻撃でピンチに陥りますが、玄蕃のアシストで切り抜け、またちょうどトイレグルマーがこのとき倒されたことから、マッドレックスを撤収させることに成功。強敵との戦闘から何とか生還します。玄蕃がブンレッドのために調達してきたのは、何とマンホール。いや、『ジオウ』のときからマンホールネタ出てきてるけどさ、ここで再び出てくるなんて思わなかったよ。東映は、マンホールを東映特撮の新たな伝統にしようとしてるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブンドリオことブンブンが恋をした?未来が届け屋としての仕事を買って出る一方、いよいよ5人目のブンブンジャーが誕生しようとしていた。変身するのは、そう、もちろんあの―!

 

次回は、ブンオレンジの初登場回!これでブンブンジャー初期メンバーが5人そろう形になりますが、玄蕃がどう大也たちに合流するのか、そしてブンブンの恋の話とどう絡むのかが気になります。意外に、もう既に玄蕃はブンブンブースターを持っていて、今まであえて変身していなかった…なんて展開もアリな気がするけど、どうかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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