お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第27話 ちょっとした感想

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宝太郎の夢見るケミーとのガッチャ!プラチナガッチャード

 

 

 

俺は知ってる!お前たちには、無限の可能性があることを!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、新フォーム:プラチナガッチャードの初登場回であると同時に、グリオンとの決着回。りんねたちのバックアップを受けた宝太郎の呼びかけにより、ホッパー1をはじめとするケミーたちが自力でグリオンの野望から脱し、新たな力で打ち破るさまが描かれました。

 

前回の次回予告で、プラチナガッチャードのことがほぼ伏せられていたので、今回は登場のみで活躍は次回にお預けか…と思いきや、今回だけでグリオンとの決着まで描写。そのためやや駆け足気味感がありましたが、押さえるべきところはしっかり押さえており、第2クールかつ『ガッチャード』前半戦完結回にふさわしい一編になっていました。後半戦は、グリオンが口走ったあの名前の敵が立ちはだかることになるのかな。

 

なお、前回(第26話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

風雅の犠牲を乗り越え、グリオンのもとにやって来た宝太郎たち。グリオンは野望達成のためあらゆる妨害を仕掛けてきますが、それに屈する宝太郎たちではなく、驚異的な粘りを見せて応戦します。しかし、グリオンがドレッド参式に変身してからは、戦局がやや劣勢となり…。今回は、序盤から戦闘シーンが連続。宝太郎/ガッチャードのメインの見せ場が後半にあること、また彼はグリオンの相手を優先しなければならないことから、ここではりんね/マジェードたちの奮闘が中心に描写されていました。ここは、皆持てる力の全てを出し切って応戦している姿にグッと来る、素晴らしいシーン。仮面ライダーとしての力を持つりんねやスパナはもちろんのこと、蓮華や錆丸も密かに特訓を続けてきたとして、アトロポスやクロトーと真っ向勝負をやって張り合えていたのはGoodでしたね。ズキュンパイアの能力が、まさかこんなところで役に立つとは!こうした仲間たちの戦いに、刺激と勇気を受けて奮闘するアイアンガッチャードですが、ドレッドを弐式そして参式へとパワーアップさせて挑んでくるグリオンの前には苦戦。とうとう変身解除にまで追い込まれてしまいます。ドレッド弐式の画像が出た時点で、「これ壱式と合体するんじゃね?」とコラ画像が作られていましたが、まさかこんなに早く登場するとはねぇ。

 

ドレッド参式に追い詰められた宝太郎たち。グリオンの目的は宝太郎のガッチャードライバーであり、それを奪って野望を実現しようとします。宝太郎にも刃が向けられ、もはやこれまでかと思われたそのとき、ミナトが加勢。またりんねたちの踏ん張りも受けた宝太郎は、ホッパー1たちのもとへ向かいます。中盤、とうとう宝太郎のガッチャードライバーが奪われてしまい、万事休すという状態。ここに駆けつけたのが、ミナトでした。グリオンへの反逆の意思は消えていなかったものの、同時に過去のトラウマにも苦しみ続けていた彼を救ったのは、鏡花でした。短いシーンながら、鏡花とミナトのやり取りと、これを受けてミナトが踏ん切りをつけ、ついに宝太郎たちのもとに戻ってくるさまがしっかり挿入。ここでのやり取りはとても重要なのですが、やっぱりもう少し尺があれば、より見ごたえのあるドラマになったんじゃないかなという印象でした。「掟に基づき他人の記憶を消す錬金術師だからこそ、簡単に記憶を消すことを言ってはならない」という鏡花のセリフは、なかなかに深い意味を持つもののはずですが、ちょっとサラッと流された感じにも見えちゃいました。こうして戻ってきたミナトですが、いくらなんでも彼が単独でグリオンに対抗するのは不可能。ここでりんねたちが、変身せずに文字通り力でグリオンを抑え込み、宝太郎にケミーたちのもとへ向かうよう叫びます。りんねたちは変身解除されちゃってるものの、再変身が出来ないところまで追い込まれている描写はなかったので、ここは再変身したほうが絶対いいじゃん…と思うけど、やっぱり素面でこうした行動をして、その表情を見せてくれるほうが、ドラマ的にはさらにアツく、そして盛り上がりますよね。スパナが「お前の言うガッチャを見せてみろ!」と言っていたのには、ちょっと意外でした。

 

ケミーたちへ精いっぱいの呼びかけをする宝太郎。それにホッパー1たちは応え、自力でグリオンの野望から脱し、ホッパー1はクロスホッパーとなって宝太郎のもとに帰ってきます。これとテンライナーを使って、宝太郎はプラチナガッチャードへと変身。今までのケミーの力を全て使いこなすその力で、ドレッド参式を打ち破り、ついにグリオンの野望は潰えますが…。宝太郎がケミーを救うために取った行動は、なんと発破をかけて自力で脱出すること。そんなことが今のホッパー1たちに可能かと不安になりましたが、その宝太郎の呼びかけに応えてホッパー1たちは脱出を果たし、ホッパー1はクロスホッパーへとパワーアップします。ここで、宝太郎があれこれアシストしてケミーたちを救うという展開もありでしたが、あえてこうすることで、宝太郎のケミーに対する信頼もしっかり描こうとしていたのはGoodでした。でも、最初観たときは「ちょっとムチャ言い過ぎじゃね!?」って驚いちゃいましたね。こうしてすべてを取り戻し、プラチナガッチャードの力を得た宝太郎は、圧倒的な力でドレッド参式を攻撃。前半での苦戦がウソのように完膚なきまでに追い詰め、最後は完全撃破に成功します。プラチナガッチャードは、今まで入手したケミーカードの能力を使用できる、準最強フォーム。それも十分印象に残ったのですが、必殺技を決める際、キックをクロスホッパーがキチンとアシストしているシーンが挿入されていたのが、細かいながらプラチナガッチャードとクロスホッパーの信頼を象徴している感じがして素晴らしかったです。さて、こうしてドレッド参式は倒されましたが、グリオンはまだ生存。しかし、何者かに連れ去られて行方不明となります。ラストに彼の口走った「エルドラド」。これが、『ガッチャード』におけるラスボスの名前…なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓮華からの突然の連絡。それは、祖母の住む九ツ村に妖怪が出たいうものだった。現地に向かった宝太郎たちは、胡散臭い霊媒師に振り回されながらも、その真実を解明出来るのか!?

 

次回は、田口監督×青柳さんという、「ウルトラシリーズ」コンビによる異色回。ギャグ回感がプンプンしていますが、これ1話完結なのかな。それとも、次々回放送日が3/31でキリがいいし、前後編にするのかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ3 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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