お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第25話 ちょっとした感想

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ミナトに届け、宝太郎たちの思い!

 

 

 

約束してよ。俺が勝ったら…、俺たちの先生に戻るって!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、アイアンガッチャード登場回の後編にして、ミナトの過去と10年前の事件の因縁について触れられた、重要な一編。今回は叶わなかったものの、ミナトのことを理解し、彼を取り戻すべく、心からの言葉で彼を説得する宝太郎たちの姿には、グッと来ました。

 

ミナトの過去の判明から宝太郎たちの説得、そして前回におけるアイアンガッチャードの誕生経緯まで描いているため、必然的に1つ1つの描写に割ける時間は短め。しかし、そうした限られた中でも、しっかり描くことを描き切り、全くムリのない作劇にしていたのは秀逸でしたね。特に、ミナトの過去編における回想シーンの描写の端的さは、もっと評価されるべきでしょう。

 

なお、前回(第24話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、アイアンガッチャードに変身した宝太郎。見た目的に鈍重なそれを前に、プテラノドンマルガムは完全にナメてかかりますが、案の定返り討ちに遭い、ワープテラのケミーカードに戻されます。しかし、ここで宝太郎はダウン。誰もが彼の体調を心配したとき、彼を介抱すべく颯爽と現れたのは―!序盤では、前回描かれなかったアイアンガッチャードの戦闘シーンが描写。やはりその見た目通り鈍重であるため、持ち前の装甲で多少敵の攻撃は受けること前提で、両腕のアイアンナックルをぶち込むという、なかなか荒々しい戦闘スタイルでした。アイアンナックルを浮かせる形で分離し、プテラノドンマルガムに食らわせるさまは、「いやそれ分離できるのかよ!」と、驚いてしまいました。しかし、そこで宝太郎も身体の限界に達してダウン。そんな彼を誰よりも先に介抱したのは、姿をくらましていたあの風雅でした。前回の次回予告でも明かされていた通り、風雅が久しぶりにTV本編に登場。禁断の錬金術であるテンライナーの完成を手助けしたのも、彼でした。テンライナーの初錬成シーンは、描写に割ける時間がかなり少なかったため、描写はそこそこ淡白。ですが、宝太郎の必死の表情をこれでもかというほどアピールすることで、その淡白さを多少軽減してくれていました。

 

父:風雅との再会をりんねが喜んだのもつかの間、状況を打開すべく、次なる一手を打たねばならない宝太郎たち。宝太郎自身が絶対安静の状況下で、風雅は鏡花に勧められたこともあり、10年前の事件とミナトの因縁を語ります。想像を超える苦い過去を持っていることを知ったりんねたちは、これによりミナトへの理解を深め、風雅が教えてくれた錬金アカデミーへの抜け道のある地点へ急ぎます。中盤では、風雅および鏡花の語りから、ミナトの過去と10年前の事件との因縁が描写。10年前、マルガムの襲撃の最中、風雅の言葉で事件の首謀者がグリオンであることを知ったミナトは、彼と対峙。彼の言葉に負けず錬金術で拘束しますが、本性を現したグリオンの返り討ちに遭い、同級生の大輝は死亡。他の生徒たちも操られて同士討ちの末死亡し、鏡花がスパナを救い戻ってきたときには、生存者はミナトのみでした。ミナトの過去編の描写も、割かれている時間は短め(大輝が出てきたあと、すぐにグリオンの襲撃が始まるため)。ですが、ミナトがグリオンよりも風雅のことを信頼し拘束するも、返り討ちに遭うさまを重点的に描くことで、ミナトの受けたショックを視聴者にも理解しやすくしており、シーン時間の短さという難点をクリアしようとしていました。しっかし、グリオンがいじってたあのルービックキューブみたいな立方体には、ミナトのトラウマが隠されていたとはなぁ。グリオンってスゲェ陰湿なヤツだな…。

 

りんねたちが抜け道の地点に到着すると、そこではミナトとクロトーが待ち伏せ。戦闘に突入した彼女らでしたが、やや劣勢に陥ります。そうした中、ムリを押して宝太郎もその場に駆けつけ、アイアンガッチャードへと変身。仲間たちとともに、心からの思いをぶつけます。そして、ドレッドライバーをミナトから引き剥がすことに成功しますが―。後半では、アイアンガッチャードをはじめとする戦闘シーンが描写。ここで最も印象に残ったのは、やはり宝太郎たちの心からのミナトへの説得でした。宝太郎たちのセリフは、それぞれ端的でシンプル。ですが、各キャラたちの今までの経験、そして成長をしっかりと踏まえたものになっており、さすがに泣きそうになりました。スパナだけ、他のメンバーに比べて若干関わりが薄い形ですが、そこはヴァルバラドに変身したという「過去を克服した」ことに着目したセリフになっていたのがGoodでしたね。また、錆丸のパートでは、最後の最後まで、極力アイザックを使わずに自分の口で言っていたのが、彼の本気度を窺わせました。残念ながら、今回取り戻すことは叶いませんでしたが、きっとミナトが帰ってくるのももうすぐでしょう(5月リリースのてれびくんの応募者全員プレゼントDVDでは、宝太郎たちの味方側として登場することが示唆されているため)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後のケミストリーを実行すべく、マルガムを召喚し暗黒の扉を開こうとするグリオン。全力で応戦するりんねたちだが、全く歯が立たず苦戦してしまう!そんなときに再び現れる風雅。変身の掛け声とともに変わるその姿は―!

 

次回は、グリオンとの最終決戦が始まるお話になりそう。スーパーヒーロータイムの告知に、強化形態のプラチナガッチャードも姿を見せていることから、次々回あたりで登場してくれるのでしょう。風雅の力が、宝太郎をさらにパワーアップさせる…って展開になるのかな。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ1 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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