お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第24話 ちょっとした感想

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秘術が生んだ禁断のフォーム:アイアンガッチャード!

 

 

 

仮面ライダーっていうのは、錬金術の歴史における伝説。120年前に現れた「暁の錬金術師」が名乗ったと言われている、名誉ある称号なんだよ。今回の『仮面ライダーガッチャード』は、アイアンガッチャードの初登場回。それと同時に、物語もほぼ折り返し地点かつ『キングオージャー』が最終回を迎えることもあってか、かなり総集編色も濃い一編となりました。

 

単純な総集編回としないということで、アイアンガッチャードの誕生のドラマを挿入しているだけでも、十分その意欲が伝わってくるのですが、それにプラスしてミナトの過去を掘り下げようとしているのも興味深いところ。これにより、今回も『ガッチャード』の物語を楽しむうえで外せない一編になっていました。こうした、単純に見えてちゃんと要素をすくい上げ挿入しているのが、『ガッチャード』の良いところの1つですよね。

 

なお、前回(第23話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今日もキッチンいちのせに集まる宝太郎たち。しかし、新たに捕獲したケミー:ケスゾーのお陰で、珠美が使おうとしていた食材のほか、錆丸が保管していたデータまでもが消えてしまいます。データ復旧を急ぐべく、錆丸は宝太郎たちとともに、今までの戦いを振り返り始めます。同じ頃、ケミー:ワープテラを捕獲していたグリオンは…。今回は、キッチンいちのせでの日常パートからスタート。ケスゾーのせいでドタバタし、錆丸が宝太郎に「今までのことを教えてくれ」と言い出したときには、「あ、今回は総集編回なんだな」とハッキリと気づきました。そんな、前半での宝太郎たちの振り返りは、ガッチャードに関することをほぼ満遍なく今までのことを振り返り。ガッチャードデイブレイクのことはほぼ触れられていませんでしたが、その代わりりんねが『ガッチャード』における仮面ライダーの称号の意味を語った際、“暁の錬金術師”に触れていました。多分、別の世界線の宝太郎は、デイブレイクの名前をここから取ったんだろうなぁ。いつか本編か劇場版に、その120年前の暁の錬金術師も登場しそうな気がするぞ…。

 

ミナトからの手紙を信じ、指定場所へ向かった宝太郎たち。しかしそこでは、ミナトのほかワープテラから生み出されたプテラノドンマルガムが待ち構えており、後者の能力により、宝太郎と蓮華の持つケミーカードが、スチームライナーを除き全て奪われてしまいます。戦闘不能に陥った宝太郎をかばい、それぞれマジェードとヴァルバラドに変身して応戦するりんねとスパナでしたが、プテラノドンマルガムの能力だけでなく、ミナトの変身したドレッド壱式のパワーの前に苦戦を強いられます。中盤では、グリオン側の振り返りを挟んだのち、宝太郎がケミーカードを奪われる展開へと突入。グリオン側の振り返りパートは、宝太郎たちのパートよりも自然に挿入されており、かつミナトの過去(10年前の事件)という新たな要素にも触れていたことから、なかなか上手いことドラマを作っているなと感じましたね。そしてこののち、宝太郎がピンチに陥り、りんねとスパナが応戦する戦闘パートへ。前者については、キチンとプテラノドンマルガムの能力とはいえなかなか力技だなと思いましたが、後者については、それぞれの能力を活かして巧みにマジェードとヴァルバラドを翻弄していてGoodでした。静かな攻撃を繰り出すドレッド壱式と、ワープを多用してトリッキー攻撃を仕掛けるプテラノドンマルガムと、攻撃の特性は違うのになかなかマッチしていましたね。

 

周囲が止めるのをよそに、それでも戦ってケミーたちを取り戻したいと強く願う宝太郎。禁断の秘術を使うか否か、鏡花が迷っているとき、ある人物が現れて力を貸します。その結果、宝太郎はスチームライナーをテンライナーへと再錬成。ガッチャーイグナイターも用いて、アイアンガッチャードへと変身を遂げるのでした。終盤で、鏡花の技術とある人物の協力により、アイアンガッチャードが登場。ある人物については、今回誰なのかボカされていましたが、次回予告を観るに、おそらく風雅なのでしょう。そんな形で誕生したアイアンガッチャードは、今回変身のみで活躍は次回にお預け。そのゴツい見た目から、暴走フォームなのではないかという予想もありましたが、この誕生経緯&立ち位置だと、一種の不完全体フォームという形ではないでしょうか。「人間とケミーを融合させる」という禁断の秘術のことがかなり気になりますが、ここは次回明かされるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイアンガッチャードに変身した宝太郎だったが、体力の消耗が激しく変身解除に追い込まれてしまう。窮地の彼のもとに現れたのは、あの風雅だった!ミナトの抱える10年前の事件と記憶は何か?宝太郎たちは、ミナトを奪還することができるのか!?

 

次回は、アイアンガッチャードデビュー回の後編。今回におわされた、ミナトの過去に迫るものになりそうです。次回でミナトも宝太郎たち側に帰ってくるのかな?でも、ドレッド壱式はまだしばらく宝太郎たちに立ちはだかりそうではあるんだけど…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第50話(終) ちょっとした感想」に続きます。

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