お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第43話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20240107115128j:image

真の王様戦隊結成のとき!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

我が国我が民我が家族、守護するものは砕かれず。このコーサス・ハスティーいる限り―!今回は、前回に引き続き、ラクレスの口からギラたちの知らないシュゴッダムに関する歴史が明かされるお話に。レインボージュルリラの秘密や父コーサスのことが明かされ、物語を深化させてくれました。

 

ラクレスの語りがメインになるため、どうしてもギラたちの活躍は少なめ。中盤から挿入されるミノンガンとの一戦は、明らかに出番確保&ダグデド復活のためのものでしたが、それであれば別にギラたちの子供化までは不要だったかなとも思えました。原因がなければ当然戦闘シーンは挿入できないので、そのためにムリヤリひねり出した感じかな。

 

なお、前回(第42話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

根底にダグデドへの反抗の意思があったとはいえ、加担し人類に攻撃していたことから、ゴッカンでリタのもと裁判にかけられるラクレス。そこで彼は、前回語っていなかった、父コーサスとギラのことを語り始めます。新たなる事実にリタが驚く中、ギラのもとには、ドゥーガから謎の連絡が着電していて…。今回も、早い段階からラクレスの語りがスタート。ほぼ全編にかけて語られるそれですが、前半ではギラの幼少期のことが語られました。ギラ出生の秘密が、ダクデドにあることは前回の時点で触れられていましたが、まさか実際に身籠って生まれたという形で描かれるとは思っていませんでした。てっきり、ダクデドが生成してそのままギラが誕生したのかと思ってたよ。その後、ギラはハスティー家の隠し子として育てられますが、コーサスはギラをダクデドを倒すための道具としか思っておらず(実際、真意はそれでダクデドにねだった)、ゴッドクワガタのシュゴッドソウルをレインボージュルリラに加工し食べさせていたことが判明。散々引っ張った割には、ちょっと種明かしのネタのインパクトが弱めな感じもありましたが、私はこれはこれでいいんじゃないかなとも思いましたね。それにしても、コーサスはラクレスが反対しなければ、他のシュゴッドソウルも食べさせるつもりだったようですが、最終的には一人王様戦隊でも結成させるつもりだったのかな―。

 

シュゴッダムのピンチを知り、ギラたちが出撃していった一方で、罪人であるがゆえに残り、語り続けるラクレス。彼の口からさらに明かされたのは、コーサスの壮絶な最期と、自身がギラを守るために行った奔走でした。全てを語ったうえで、ラクレスは意外にも、今までのことを裁判記録に残さないでほしいと申し出ます。その意図は―。中盤以降もラクレスの語りは続き、コーサスの最期のことが描写。彼は病魔に侵されていて、余命幾ばくもないことを自覚していたうえ、時同じくして自身のダクデドへの反逆の意思がカメジムたちにバレてしまっていたことから、オオクワガタオージャーに変身し、壮絶な戦闘のうえその命を散らしたことが明かされました。コーサスを演じているのが中村獅童さんであるため、カメジムたちを相手にする際の前口上は、迫力満点。よく聴いてみると、セリフ自体はとても特殊なものではないのですが、コーサスの覚悟を感じる、秀逸なものになっていました。そういや、オオクワガタオージャーの変身システムって、この時点でもうあったのね。それに、ボシマールも本来はスゲェ有能な側近だったんだね…。こうした非常に重要なことを語ったラクレスですが、最後の最後で、こうしたことをわざと裁判記録には残してほしくないと懇願。その理由は、自分の真意がダクデドへの反抗にあったとはいえ、多くの人間を犠牲にしたこともまた事実であるから、その罪を被るためでした。

 

シュゴッダムでは、ミノンガンの手で人々の年齢がグチャグチャになる事件が発生。ギラたちまでもがその毒牙にかかってしまいますが、ミノンガンを攻撃することで術が解けることに気づき、反撃に転じます。その結果、ダクデドの復活というマイナス面があったものの、人々を救出し、またギラも失っていた幼少期の記憶を取り戻すことにそれぞれ成功。こうしてゴッカンに戻ったギラたちは、ラクレスの死刑執行を猶予とし、ダクデドを倒すまで王様戦隊に協力するよう指示するのでした。今回、ラクレスの話と同時並行で描かれるのが、ミノンガンの起こした事件の話。ですが、解除方法がすぐにバレたうえ、かつシンプルだったため、そこまで深刻さはありませんでしたね。そんなミノンガンとの戦闘は、割と苦戦せず乗り越えられた感じでしたが、最後の最後でミノンガンからダクデドが復活し、再びギラたちの前に立ちはだかるさまが描写されることに。「ダクデドは復活するんだろうな」ということは、前回時点から予想できましたが、こんなにも早く、そしてこうした形で復活するとは思ってもみませんでした。予想できたけどさ、ダクデドはもう…お腹いっぱいだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

復活したダクデドを倒す切り札。それは、ギラたちの持つ王の証。しかし、その強大な力をコントロールするためには、彼らのまとめ役となる存在が必要だ。そこでギラたちは、それを決めるためにあれこれゲームを始めて…?

 

次回は、ここ最近の重い感じから一転して、ライトな印象のギャグ寄りの一編になりそう。そろそろ最終決戦が始まるはずですし、これが『キングオージャー』最後の通常回という感じになるのかな。

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/