お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第12話 ちょっとした感想

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救いがありそうな暗黒の破壊者:仮面ライダードレッド

 

 

 

錆丸先輩…錆丸先輩!必ず救います。だから、また一緒にケミーを探しましょう!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、TV本編初の敵ライダーである、仮面ライダードレッドの初登場回。その変身者は錆丸であり、冥黒の三姉妹らの手によりムリヤリ変身させられ、宝太郎たちは奮闘するも完全に救出することができずに終わるという結果になりました。

 

初登場補正のかかったドレッドは、確かに宝太郎たちを苦しめるほどの強さを見せていましたが、ガッチャードの各フォームとの戦いっぷりがほぼ互角な形で描かれていたので、勝機はまだまだありそう。今後スーパーガッチャードの強化フォーム2種の登場が控えていることもあるので、ドレッド関連のお話はそれほど引っ張るつもりはないのでしょう。

 

なお、前回(第11話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、冥黒の三姉妹に通じるスパイであることを自ら明かした針馬。宝太郎に襲い掛かってケミーカードを奪おうとしますが、そのときりんねたちも駆けつけます。針馬が冥黒の三姉妹たちに洗脳されているのではないかと疑う彼女たちでしたが、その線は針馬自身によって否定されることに。針馬が禁断の錬金術や10年前にあった一件のことに触れる中、当の冥黒の三姉妹たちが現れて…。今回は、前回の続きからスタート。針馬は冥黒の三姉妹たちに心酔する純粋な悪として描かれると同時に、その冥黒の三姉妹たちによって消されるという皮肉な最期を遂げていました。針馬は前回と今回のメインゲストとして、今回の終盤まで暗躍するかと思いきや、序盤の早い段階で退場。このあとドレッドの活躍シーンを挿入しなければならないという事情があるとはいえ、この構成は大胆で潔いなと感じました。そんな針馬も、ただの悪役としては消えず、空間の再錬成という禁断の錬金術を見せたり、10年前の一件についてこれでもかというほどのにおわせを見せたりする描写が存在。このあたりの要素は、第2クール以降重要になってきそうですね。

 

用済みとして針馬を消した冥黒の三姉妹は、開発したドレッドライバーをムリヤリ錆丸に装着し、仮面ライダードレッドに変身させることに。スパナがヴァルバラド担って応戦するも全く歯が立たず、他のメンバーもクロトーやラケシスの妨害を受け、反撃ができずにいました。残された宝太郎は、覚悟を決めてガッチャードに変身し、ドレッドに応戦しますが…。ドレッドの変身者として選ばれてしまったのは、錆丸。仮面ライダーであるがゆえ、変身時にはキチンと「変身」と口走るのですが、それが(ドレッドに操られた)錆丸自身の意思ではなく、アトロポスに誘導されて言ってしまうというシーンにしているのは秀逸でした。これにより、錆丸がより操られているという感じが際立つんですよね〜。このような形で登場したドレッドは、初登場ということもあり無敵とも言える強さを発揮。ヴァルバラドをあっという間に下し、フォームの多用で応戦してくるガッチャードにも的確にレプリケミーカードを使って反撃してきます。確かにドレッドは強いですが、ガッチャードに対してほぼ互角の戦いを見せていた(ガッチャードがあからさまに苦戦していない)あたり、まだガッチャードに勝機はありそうな予感。今後登場する強化フォーム:スーパーガッチャードにより、撃破されることになるのでしょうね。また、この戦闘シーンで見逃してはならないのが、りんねたち非変身者たちの生身アクション。CG合成も加わり、ガッチャードらライダーたちに負けない、見ごたえのある戦いっぷりでした。

 

ドレッドライバーそのものの力と、錆丸のケミーに対する知識がミックスしたドレッドは、やはり強敵。ガッチャードもスキを突かれて変身解除に追い込まれてしまいますが、一方でドレッドもまだ完全に錆丸を取り込んではおらず、錆丸の意識がまだ残っていました。彼の意識に訴えかけることに、一縷の望みをかける蓮華でしたが、今回は失敗。万策尽きたかに思われたそのとき、空から突然宝太郎のもとへエクスガッチャリバーが現れ、宝太郎はそれに導かれるままガッチャードに再変身。ドレッド含む周囲の敵を薙ぎ払うも力尽き、ここでミナトが錬金術を駆使して撤退を完了するのでした。ドレッドはその強さだけでなく、錆丸を人質にとっていることも使ってガッチャードを牽制。ドレッドのマスクから錆丸の顔が覗いたとき、ためらわずパンチを食らわせていれば、ドレッドに大ダメージを与えられたはずですが、それができる彼ではありませんでした。甘いといえばそうなのですが、こうした甘さそして優しさこそ、宝太郎の人間としての魅力と言えるので、個人的にこのためらいのシーンは「彼らしいな」と感じましたね。こうして宝太郎たちが追い詰められたそのとき、空からエクスガッチャリバーが飛来し、宝太郎はそれを手にした瞬間怒涛の反撃を開始。すぐ力尽きてしまいますが、ミナトによる撤退の機会を生み出したほか、空に消えるUFO-Xの姿を確かに目撃していました。終盤で登場、パワーアップアイテムであるエクスガッチャリバー。これを手にした瞬間、宝太郎が「これは…、エクスガッチャリバー!」と発言し、まるで過去の記憶がよみがえったかのような様子を見せているのが気になります。釘宮も意図的にUFO-Xを宝太郎に接触させようとしてるし、宝太郎はもしかして、もともと錬金術師の世界と何か関係があるのか…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドレッドライバーは錆丸の身体をむしばんでおり、もはや一刻の猶予はない。彼を救う方法に悩む宝太郎が頼ったのは、加治木からもたらされた、UFO-Xにかかわる情報だった。幻のレベルナンバー10のケミーの力を使い、ガッチャードが強化変身を遂げる!

 

次回は、ガッチャードの強化フォームであるスーパーガッチャード クロスユーフォーエックスの初登場回。スーパーガッチャードの形態はもう1つあるので、次回でドレッド撃破という展開にはならないでしょうが、錆丸を救うことに宝太郎たちが大きく前進するのは、間違いないでしょう。この展開の速さだと、年内どころかクリスマス前にはドレッド撃破しちゃう感じになるのかなぁ?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第38話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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