お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

千葉県中部ローカル線探訪―③JR東日本久留里線小櫃駅・上総亀山駅・久留里駅

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今回は、千葉県中部のローカル線探訪の記事3回目にして完結編。JR東日本のローカル線の1つとして知られる、久留里線を取り上げます。

 

八高線高麗川以北区間と並んで、首都圏から比較的近い非電化線区として知られる久留里線車両こそ、2012年に導入されたキハE130形という近代的な車両が運用されていますが、沿線風景やその設備はローカルさ満点。その独特な雰囲気に、触れてみることにしましょう。

 

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五井駅内房線の各停に乗り換え、終点の木更津駅に到着し、待つこと約20分。さあさあ、目的の15時ちょうど発・久留里ゆきが入線してきましたよ!

 

なお、同日に小湊鐡道線を訪れた際のレポートは↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

※なお、今回掲載の画像も、サイズ変更のほか、一部画像では諸々の加工を行っています。

 

 

 

小櫃駅

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木更津駅から乗り続け、揺られること35分。列車は単線1面1線の駅である小櫃駅に到着します。

 

小櫃駅は、周囲に小櫃集落があり、また駅前には地元農協の建物がある等、ある程度発展した集落。しかし、観光地のようなものは周囲に特になく、久留里線の上り列車を撮るためにここで下車しました。

 

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駅構造は、上述のとおり1面1線のシンプルな構造。ですが、ホームは嵩上げされていないため列車のドアとかなりの高低差があり、小さな駅舎は国鉄感がプンプンするものになっています(駅舎自体は1980年代の建築なので、実は国鉄末期のもの)

 

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上の画像は、下り列車の乗車直前に撮影したものですが、いかに列車のドアと高低差があるか、おわかりいただけようかと思います。JRはギリギリ安全上問題なしという認識らしいですが、いやいやこれはけっこう身の危険を感じますよ?乗降客数がごく僅かの駅には、そこまで予算かけられないよってことなのかなぁ…。

 

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さて、私がお目当ての撮影スポットは、この小櫃駅から木更津方面に10分ほど歩いた、賀恵淵踏切脇の農道。雑草が生えまくっているせいで、一部列車に被ってしまっていますが、なかなかいい感じに撮れたのではないでしょうか?

 

 

上総亀山駅

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小櫃駅から久留里駅へ向かうため、次の下り列車に乗車。これが偶然にも終点の上総亀山ゆきだったため、急遽行程を変更し、そのまま久留里線の終点である上総亀山駅へと向かいました。

 

上総亀山駅は、房総半島横断を目指した久留里線が、結局その夢叶わずここまでの延伸となり、結果的に終点となった駅。そのため、ここに到達するまでは「どこに連れて行かれるんだろう…」と不安になるくらいの山の中を走っており、秘境感が漂っています。

 

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そんな形で到達する、上総亀山駅駅舎は小さく、ホームも1面2線ながら実質乗降出来るのは片側1線のみという小駅ですが、久留里駅から先の駅の中で、最も駅前に人家や商店のある集落の中にあり、久留里線延伸開業時、なぜここまでひとまず路線を伸ばしたのかが、わかるように感じました。地図上で見ると非常に中途半端に感じますが、やはり実際に現地に言ってその町並みを見てみると、新たな発見がありますね。

 

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ちなみに、上総亀山駅のホームからムリヤリ列車を撮った結果が、こんな感じ。この駅のホームは非常に狭く、気をつけないと本当に転落の危険性があります。計画通りここから先もっと延伸されて、いち交換駅の扱いになっていたら、もう少しホーム幅も拡幅されていたのかなぁ。

 

 

久留里駅

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時間の都合もあることから、上総亀山始発の久留里ゆきで、そのまま木更津方面へと北上。列車が久留里止まりで、かつ次の木更津ゆきへの乗換時間が11分あったことから、最後に久留里駅でちょっと下車してみました。

 

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久留里駅は、沿線において最も発展している久留里地区の中心駅。久留里地区はその昔城下町であったことから、町そのものの歴史はなかなか長く、駅舎もそうした発展・歴史にふさわしい、そこそこ大きめのものとなっています。

 

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そして、この久留里地区は水が有名。今も枯れることなく湧き出しており、駅前の施設で無料で飲むことが可能です。

 

試しに飲んでみましたが、水にしてはかなり甘みがあり、そして日本の水にしてはかなり硬いという印象。一般的に想像する湧き水とは、少し違った印象を受けるものでした。こうした感覚になるのは、水に豊富にミネラル等が含まれているからでしょうか?「千葉の電車のステンレスが赤茶けているのは、地元で洗浄の際使用する水のせい」なんて話がありますが、あれってあながちウソじゃないのかな…。

 

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そして最後に、久留里駅で並ぶ木更津ゆきと上総亀山ゆきをパシャリ。久留里駅のホームは上下ともにある程度の幅が取られており、かつ構内踏切もゆったりとしているため、このように安全に列車を撮影することが出来ました。時間の都合上夜間の訪問になったので、写真が少し暗めだけど…これはこれで映えてるんじゃな〜い?

 

 

 

 

 

さて、三連休最後の日に行った弾丸旅も、これにておしまい。あわただしい工程に見えますが、実際にはけっこう待ちの時間も多く、また事前にほぼガチガチに行程を組んでいったことから、そこまで焦ったり逆に退屈したりということもありませんでした。

 

ディーゼルカーディーゼルカーで、やっぱり魅力があるよなぁ。あと、関東近郊でディーゼルカーに乗車&撮影ができるのは、八高線高麗川以北と関東鉄道各線だけど…、はてさてどちらに行ったほうが面白いかな?

 

 

 

 

 

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