お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第4話 ちょっとした感想

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活躍が一瞬だったヴェノムマリナー

 

 

 

思いだした、父の笑顔―。私、まだ父が生きてる気がする。今回の『仮面ライダーガッチャード』は、ガッチャードの新フォーム:ヴェノムマリナーの初登場回。ですが、意外にもその登場シーンは最低限に留められ、お話の内容は若干りんねのことが中心、アンツマルガムの撃破は前回登場のアッパレスケボーが行う等、ちょっと予想外な展開がありました。

 

現状、ここまで1話完結を維持しながら、着実にストーリーを進めている『ガッチャード』。一時期の「平成仮面ライダーシリーズ」に比べるとお話がシンプルという声もあるようですが、いやいや、これくらいのほうが観やすくていいですよ。20数年の時を経て、ようやく「平成仮面ライダーシリーズ」は「仮面ライダーシリーズ」らしさを取り戻してきたかなと感じます。

 

なお、前回(第3話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、サブマリンマルガ厶の前に颯爽と現れたヴァルハラド/スパナ。彼はあっという間にそれを撃破してディープマリナーのケミーカードに戻し、りんねに渡します。その後、錬金アカデミーに戻った宝太郎らの前に、スパナは上層部から派遣された超A級錬金術師として登場。やたらとりんねについて回る彼に、宝太郎はりんねに気があるのではないかと考えますが…。今回は、前回の続きからスタート。前回では描ききれなかった、ヴァルハラドによるサブマリンマルガムの撃破や、スパナの正式な宝太郎たちへの紹介のさまが描かれ、本格的にスパナがストーリーに関わってくる形になりました。りんねについて回り、宝太郎からは「彼はりんねのことが好きなんじゃないか」とまで言われる始末ですが、当の本人の目的が別にあるのは明らか。ここら辺が、りんねの隠されている何らかの秘密に関わってきそうですね。宝太郎とともに行動するさまも見て、感想を述べてたけど、スパナ的に宝太郎とりんねの関わり合い方は想定の範囲内なのでしょうか。宝太郎のことは頑なに仮面ライダーとは認めないけど…。

 

ケミー捜索を行う宝太郎たちの前に、あの冥黒の三姉妹が出現。その1人であるラケシスはアンツマルガム(クイーン)となり、宝太郎たちをアリの巣のような異空間へと引きずり込みます。一度はガッチャードに変身して、その場を乗り切ろうとした宝太郎ですが、アンツマルガム(クイーン)の蟻酸攻撃により変身解除。さらにラケシスは、宝太郎たちに向かって、りんねの父風雅のことを話し始めるのでした。中盤より、久しぶりに冥黒の三姉妹が宝太郎たちの前に出現。今まで直接的な関わりのなかったラケシスが立ちはだかる形となり、彼女が変身したアンツマルガム(クイーン)の攻撃を通して、ガッチャード/宝太郎が苦戦したり、りんねの弱い一面が明るみになったりするのでした。最初こそ異空間内で右往左往していたガッチャードですが、結局最後までパニックを起こさずに対処していたのはさすがというべきか。宝太郎って、快活でポヤポヤしているように見えて、けっこう理性的な面はしっかりしている主人公ですよね。一方でりんねは、今までは見せることのなかった、明らかに弱音を吐くような一面を見せることに。やや普段との落差が大きすぎる感もありましたが、彼女の人間味が感じられて、個人的には良いドラマ展開だと思いました。

 

風雅のことを聞き、明らかに動揺するりんね。そんな彼女に対し、宝太郎は普段の姿勢を崩さず、希望を失いかけているりんねに手を差し伸べます。こうして立ち上がった2人は、再びアンツマルガムと対峙。エナジーマルワイルドの力を使ったのちにヴェノムマリナーへと変身してアンツマルガム(コマンド)を撃破。続いて現れた、ラケシスのアンツマルガム(クイーン)をアッパレスケボーで撃破し撤退に追い込みます。これにより現実世界に戻ってきた宝太郎たちは、最後の最後でまたもピンチに陥りますが、スパナのアシストのおかげで脱出。宝太郎は約束通り、りんねに実家の定食屋の料理を振る舞うのでした。精神的にまいっているりんねに手を差し伸べたのは、もちろん宝太郎。彼は普段と変わらぬ振る舞い方で、しかしながら確実にりんねを奮い立たせ、この異空間からの脱出への活力を引き出します。宝太郎の対応は、とても彼らしい対応のしかたでGoodだったなという印象。今回の一件で、宝太郎とりんねの仲は間違いなく深まったと言えるでしょう。そしてこのあと、相次いでアンツマルガムたちと遭遇する宝太郎らでしたが、りんねのアシストもあり、ケミーカードの力を使い分けて全て撃破。最後にはスパナのアシストがあったものの、ほぼ2人の力だけでアンツマルガム(クイーン)の作り出した異空間から脱出を果たすのでした。今回初登場となるフォーム:ヴェノムマリナーは、かなり出番が少なめ。装着変新シリーズ化の予定も現状公開されていないことから、あまり重きを置かれていないフォームということなのでしょう。こうした戦いを経て、ラストは宝太郎の家で、りんねがオムライスを頬張ることに。残念ながら芳しい回答は得られませんでしたが、彼女が宝太郎に見せた笑顔は、間違いなく本物だと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓮華たちが大量のケミーを封印したと聞き、宝太郎たちがやってきたのはプロレス道場。ところが、ケミーを探す前に、そのプロレス道場を舞台にした騒動に巻き込まれる。宝太郎たちは、封印したケミーを発見出来るのか?

 

次回は、ガッチャードの新たなフォーム:アントレスラーの初登場回。これにより、放送日前日に発売されるガッチャードの装着変新シリーズ第1弾のフォームが全て揃う形になります。お話的には、「平成仮面ライダーシリーズ」第1期のゲストのお悩み解決編になりそうな予感がしないでもないけど、最低限何かしらの変化はつけてほしいなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第30話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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