お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第44話 ちょっとした感想

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父から娘へ受け継がれた力!ナーゴ ファンタジーフォーム

 

 

 

叶うよ。私は鞍馬祢音―、仮面ライダーナーゴよ!今回の『仮面ライダーギーツ』は、祢音がナーゴとして復活し、ファンタジーレイズバックルの力でプレミアムベロバを打ち破るお話。父である光聖が成し遂げられなかったことを、その力を受け継いで単独撃破するそのドラマ構成は、確かにグッと来るものがありました。

 

ナーゴの復活過程そのものは、前回のお話の描写・展開を踏まえており、ムリのない構成に。これにより景和以外の主要ライダーのほとんどが、英寿側についた形になりますが、景和はどうするんだろうか―。

 

なお、前回(第43話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、祢音を救うためにギャーゴへと変身した光聖。しかし、プレミアムベロバの介入により戦局は一編し、大ピンチに陥ります。それでも、娘を救いたい一心でブラーリに渾身の一撃を食らわせ、退けることに成功。光聖は祢音救出に成功するも、重傷を負ってしまうのでした。今回は、前回途中まで描写されていた、ギャーゴVSブラーリ&プレミアムベロバの戦闘が描写。前回時点で若干劣勢気味ではありましたが、今回はそのとき以上に完全に追い込まれている格好になっており、最終的にはブラーリを退けたものの、もうちょっと善戦してほしかったかなぁとも感じました。まあ、このあと終盤にナーゴ ファンタジーフォームの登場が控えているから、ギャーゴにそこまで活躍させられないという事情もあったのかもしれないけどね…。

 

大智から聞いた情報を共有し、景和の目を覚まさせるために、自らアジトに乗り込む道長。しかし、バッファ ゾンビフォーム程度ではタイクーン ブジンソードにかなわず、敗北してしまいます。それでも、景和をなんとか英寿側へ引き戻そうとする道長でしたが、景和はまだツムリを創世の女神にすることで家族を救えると信じ込んでいました。中盤では、タイクーン ブジンソードとバッファの戦闘が描写。戦力差は明らかであり、道長はやっぱり変身解除に追い込まれて敗北してしまいますが、一方で、もともとの景和にあった「良くも悪くも抜けてる一面」がより濃く出ている描写もなされており、景和の完全勝利という感じになっていなかったのは、良かったかなと思えました。いざ自分の世界を(歪んだ形であるとはいえ)叶えてから、もとの人の良さが復活しつつある景和。一応、英寿側へ戻れない事情として「ツムリの創世の女神の力で家族を復活させるため」というのがあるのはわかっているのですが、なんだかその要素も影薄くなってきちゃってるよね…。そう言えば、ジット曰く、英寿側の結束力(英寿を思う力)が弱まると、英寿=ギーツ マークⅨの持つ創世の力も弱まるらしい。え、そうなの?

 

光聖は一命をとりとめ、伊瑠美も駆けつけたことで、久しぶりに一同に会した鞍馬家。そこへ、祢音を不幸に陥れるために、プレミアムベロバが襲撃をかけてきます。光聖たちを守るため、祢音はギャーゴのIDコアとデザイアドライバーを持って立ちはだかり、奇跡の力でナーゴへと変身。ファンタジーの力のみでプレミアムベロバを打ち破り、英寿たちと合流を果たすのでした。終盤の展開は、祢音ら鞍馬家を一同に会させて“家族の愛”を再確認させる→現れたプレミアムベロバに対し祢音がナーゴに変身という構成となっていて、キチンと祢音の立ち上がり過程を描いているのがGood。ギャーゴのIDコアがナーゴのIDコアになるという奇跡は、光聖が予め英寿にそれを頼んでいたという形でクリアしており、こちらもなかなかよく考えたなと思いました。そんな形で誕生したナーゴ ファンタジーフォームは、ギャーゴと同じく徒手空拳メインのファイトスタイルですが、光聖よりも戦闘経験豊富であり、また家族愛の力が後押ししてくれていることから、ハンパない強さを発揮。単独でプレミアムベロバを押し返すどころか返り討ちにし、撤退に追い込むという大戦果を上げます。ここでのナーゴの、実際のアクションとCGを組み合わせたダイナミックでトリッキーな戦法が、迫力満点でしたね。そんなナーゴに押されたベロバは、普段の見た目の姿を維持できなくなりつつあり、それを道長に見られたこともあり絶叫。祢音への恨みをさらに募らせていきます。ここでのベロバ役の並木さんの演技が光っており、姿見を叩き割る鮮烈なビジュアルも相まって、ナーゴの活躍と並んで今回最も印象に残るシーンに。恨みの鬼となったベロバが(自業自得感はありますが)、ここからどう最終攻勢をかけてくるか?楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世紀末ゲームを押し進めるジットたちは、かつて退場した奏斗を、ダパーンとして再エントリーさせた。さらに戦局が混迷を極める中、元の世界に戻せば沙羅たちも帰ってくることを信じる英寿たちは、意を決して景和との真っ向勝負に挑む。さあ、勝つのはどっちだ!?

 

次回は、いよいよ英寿と景和の対立にひと区切りがつきそう。それはいいんだけど、映画のゲストキャラクターであるメラとメロが出てくるのが、ちょっと気になるなぁ。TVシリーズの本筋に、映画の話がどこまで絡んでくるのか―。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第20話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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