今回は、6月17日に発売された、「ウルトラアクションフィギュア ゴモラ」のご紹介です。
このブログではくどいくらい言ってきていますが、本当に近年その拡充が目覚ましいウルトラアクションフィギュアシリーズ。ゼットンに続き『ウルトラマン』系統で発売されたのはこのゴモラであり、シリーズ初の完全な怪獣型ウルトラアクションフィギュアとなりました。
もともとの体躯がゴツいこともあって、特に付属品等がないウルトラアクションフィギュアとしては、最大級のボリューム(尻尾が別パーツになっていますが、ゴモラの場合、付属品というよりパーツ分けされて梱包されていると言えるでしょう)。いやあ、持って帰ってくるだけでもそこそこひと苦労でしたよ。カバンに入りにくいからさ…。
なお、そんなゴモラと因縁深い、ウルトラマンのウルトラアクションフィギュアのレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、ゴモラの2週間前に発売された、「ウルトラアクションフィギュア ゼットン」のレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出し、尻尾をくっつけると、こんな感じ。今までウルトラアクションフィギュアでリリースされたものは、ウルトラマン・怪獣&宇宙人ともにヒューマノイドタイプのものばかりでしたから、こうしたゴモラのような純粋な怪獣系フィギュアは、かなり新鮮に感じられます。
造形は概ね『マン』に登場したものを踏襲。尻尾自体は思ったより短いですが、それでも合体させるとゴモラの体長と3/4くらいになるので、かなりのボリュームです。いじっているだけでもなかなか満足感が得られますよこれ。
塗装については、ウルトラアクションフィギュアシリーズではおなじみの、表面に全振りして背面はバッサリ省略のパターン。ゴモラはもともと使用されている色の数が少なく、塗り分けも細かくないことから、大きな違和感はありません。強いて言うなら、左右に張り出したツノ部分にオレンジの模様をキチンと入れてほしかったかな。でも、ツメ部分もキチンと塗ってるし、制作側の頑張りは十分感じられました。
可動箇所は、首と両腕および両脚。純粋な怪獣系デザインだと、可動箇所とその範囲の確保と、自立性の両立が難しかったのか、今までのウルトラアクションフィギュアに比べると、可動箇所はやや少なめになっています。
それでも、上の画像のような、ゴモラらしいポージングをしっかりとつけることが可能。両腕の上下の可動域をもっと設けてくれると、なお良しという感じでしたが、これでも十分遊びがいがあります。
そしてこのゴモラ、事前の売り文句にもなっていた、尻尾の着脱ギミックが存在。胴体側の結合部に、キチンと千切れたあとの造形がなされているので、「怪獣殿下(後編)」の再現を狙っているのはよくわかるのですが…。このギミックで喜ぶチビっ子いるのか、これ!?
ラストは、ウルトラマンとの取っ組み合い。このゴモラは、ウルトラマン系に比べるとやや身長低めで造形されているため、そのフィギュアたちとガシガシ組み合わせることで、なかなか迫力あるバトルシーンを作り上げることが可能です。
フィギュアーツに比べると、そりゃあ造形面では粗が多いですが、ボーイズトイフィギュアだけでここまで楽しめるなんて、素晴らしいですよ。ウルトラアクションフィギュアは、本当に素晴らしい進化を遂げてくれてるなぁ!
この「ウルトラアクションフィギュア ゴモラ」が発売されたことで、6月分のウルトラアクションフィギュアシリーズのリリースは終了。7月以降は『ウルトラマンブレーザー』系の商品に注力されることから、次この手のウルトラアクションフィギュアシリーズが出るとすれば、来年2月以降でしょうか。
そのときは、『セブン』系の怪獣や宇宙人がチョイスされるのかなぁ。キングジョーとか、割とフィギュア化しやすいと思うんだけどねぇ。
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