お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第4話 ちょっとした感想

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民を守るためには、手も汚す(意味深)

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

くだらん、つまらん、気にくわん!すがれば利用され、操られる!操り人形に、民は守れんわ!今回は、ハチオージャー/カグラギのメイン回。彼の豪快ながらしたたかな性格が描かれ、それにプラスして、ゴッドカブトの活躍がドドンと描かれる形になりました。

 

今回だけ見ると、カグラギはかなり狡猾な人物にも感じられますが、その根底にあるのが、「国民を守る」という“やさしさ”にあるのが見逃せないところ。おそらく、根はやさしいヤツなのでしょうが、その心を開かせるまでには、時間がかかりそうな気もします。でも、次回で5人そろって変身するんだよね。どんなふうにドラマが展開していくんだろう?

 

なお、前回(第3話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ゴッドカブトの襲撃を受けたギラたち。各々応戦するも、ゴッドカブトのパワーに負け、トウフ国へ飛ばされてしまいます。ヤンマやヒメノとは違い、ギラが気が付いたのは、カグラギの目の前。今までと同じ要領で、自分をラクレスのもとに突き出させようとするギラでしたが、それに対するカグラギの反応は、意外にも手厚い歓迎でした。序盤では、ゴッドカブトの戦闘シーンを挟み、トウフ国の様子とカグラギの豪快な反応が描写。この序盤だけでも、変身前・変身後の姿でカグラギは様々な表情(声色)を見せており、佳久さんの演技が光っています。カグラギのメイクは、目の下に隈取のように赤いラインを入れているので、目の表情によりさまざまな印象を与えられるのが面白いですよね。そんなカグラギが、ギラに見せた反応は、手厚い歓迎。それを前にして、ギラはすっかり態度を軟化させてしまいます。まあそりゃ、今までの王様が自分を捕まえようとしていた人ばかりだったから、油断しちゃうよねぇ。

 

トウフ国内にバグナラクが出現。市街地を蹂躙する彼らの目的は、ゴッドカブトの引き渡し。最初こそ抵抗するそぶりを見せたカグラギでしたが、すぐに態度を変えて、ゴッドカブトの引き渡しを約束してしまいます。ラクレスからギラの引き渡しを求められている状況で、こうした要求をのめないはずのカグラギですが、彼はヤンマやヒメノを巧みに載せて、自分と一緒に戦うように仕向けます。中盤のカグラギの立ち回り方こそ、策士という感じ。「なんだかんだで、ラクレスに反旗を翻してギラたちの味方してくれるんじゃないか」という思いもありましたから、ここら辺の彼にはすっかり騙されました。あんなわちゃわちゃ楽しそうな食事会から、終盤のあの展開になるとは思ってもみなかったし…。その後、バグナラクとの約束の日を迎え、カグラギたちは指定の場所へ。ハナから要求を履行する気などなかった彼らは、すぐに戦闘に突入します。

 

サナギム程度には苦戦しないクワガタオージャー/ギラたちでしたが、タニジームが出現したことで戦局が一変。苦戦を強いられます。こうした中で、やり方はともかく、ハチオージャーの国民を思う心に気づいたギラは、彼を説得し、カブトキングオージャーとなってタニジームを撃破します。こうしてトウフ国は守られ、ガッツリ固い握手をするギラとカグラギでしたが…。終盤でのギラのアツい言葉こそ、今回のクライマックス。若干理想論的なところもありますが、彼のヒーロー性がよく出ていたように感じられました。そのうえで重ねられる、カブトキングオージャーの戦闘シーン。その特撮描写もハデながら、ドラマ的にも「これでカグラギも仲間になるでしょ」という雰囲気をプンプンさせており、これで万々歳で終了か…と思いきや、最後の最後で「ゴッカン国に引き渡す」というドラマを挿入して、終了。上げて上げてから一気に落とすこのドラマ構成には、本当にやられちゃいましたね。「民を守るためには、手も汚す」という言葉を、ダブルミーニングにしていたのもGoodでしたよね。さあ、ここからギラの運命は、どうなるのか―。

 

 

 

 

 

 

ギラは、国際刑事裁判にかけられるために、ゴッカン国のリタのもとに引き渡されてしまった。中立の正義をモットーとする彼女の判決は、ギラに資するものになるか、それともラクレスに資するものとなるか?5人のキングオージャーは、心から1つになることはできるのか!?

 

次回は、レギュラーメンバーで最後に残った、リタのメイン回。中立をモットーにしていることから、ここでギラの無罪判決が出て、彼はある程度自由にキングオージャーとして活動できるようになる…ってドラマ展開が順当だけど、そう単純に行くかなぁ?

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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