今回は、『ウルトラマンデッカー』タイプチェンジテーマソングミニアルバムのレビュー後編。初回生産限定特典として付属する、「ウルトラディメンションカード ルナミラクルゼロ」を取り上げます。
ゼロ→ストロングコロナゼロと続いて、「ルナミラクルゼロはどこで来るんだ!?」と期待していた私。ストロングコロナゼロが特典扱いだったことから通常販売形式はないだろうなと思っていましたが、その予想通りになりました。でも、TVシリーズ放送期間中はほとんど宣伝の無かった、「タイプチェンジテーマソングミニアルバム」の特典になるとは思わなかったな。ストロングコロナのとき以上に、意外に知らない人、多いんじゃない?
なお、前編(楽曲レビュー)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
カードデザインは、上の画像のとおり。右腕を若干上げて、視線が少しこちら側に寄っているという、ストロングコロナゼロのポーズと対になることを意識しつつ、ゼロのカードとはまた違ったポーズ&印象に仕上げられているのが、興味深いです。
ルナミラクルゼロのブルーは、鮮やかながらも色が濃い目であるため、コントラスト強めでプリントされているウルトラディメンションカードのデザインともマッチしていていい感じ。背景色と系統が被っていますが、思ったほど同化もしていないのが、いい塩梅です。
では、ウルトラディーフラッシャーに、これらカードを読み込ませてみましょう。
ウルトラディーフラッシャーへの読み込ませ方、そして遊び方は、今までと同じ。カードを装填してレバーやトリガーを操作すると、対応する変身音声(タイプチェンジ音声)が鳴動し、さらにトリガーを押せば掛け声と必殺技音声が鳴動します。
チョイスされている必殺技は、ミラクルゼロスラッガー。ストロングコロナゼロのがるネイトバスターの対となるレボリウムスマッシュではなく、こちらをチョイスしたのは、非常に順当であると言えるでしょう。
必殺技音声自体は、かなり長めに収録されていますが、相変わらず音質はそれほど良くなく、音声自体も作品本編から直接ぶっこ抜いてきたようなものになっています。これは、うーん…。
そして、このルナミラクルゼロのウルトラディメンションカードは、ウルトラデュアルソードでも遊ぶことが可能。「ゼロ・ストロングコロナゼロ・ルナミラクルゼロの3つが揃えば、何かしらの特殊な音声が鳴動するんじゃないか」と、淡い期待をしながらやってみましたが、結果は特殊音声ナシ。現在リリースされている、ウルティメイトゼロやゼロビヨンド、シャイニングウルトラマンゼロのカードと組み合わせても、何も起きませんでした。
そういえば、食玩系のカードでもコンボを生み出すことはできなかったし、そうしたものや今回の特典系のカードでは、コンボは作れない仕様にしているのかなぁ。逆に言えば、玩具店頭で確実に入手できるDX版カードでしかコンボが作れないってことだから、ある種公平だとも言えますけどね。
劇場版『ウルトラマンデッカー』の上映も開始したことで、『デッカー』の現状の新規メディア展開も終了し、それに応じて新作のリリースも無くなるであろう、ウルトラディーフラッシャー向けのウルトラディメンションカード。この約9か月間のうち、様々なカードがリリースされましたが、特典や食玩等含めると、ゼロに関してはほぼすべての形態が発売されたことになります。
いやはや、登場から15年近くなるのに、この人気の安定っぷりはすさまじいよなぁ。来年度放送される新作ウルトラマンにも、アイテムという形で、何かしら絡んでくるのかな?
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