今回は、本日2月1日発売のCDアルバム「NEW GENERATION LOCUS」内収録の楽曲「STARS」のレビューです。
『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』の主題歌が、驚くほど早くCDで発売。このCD自体も、この前の年末年始で開催されていた「ウルトラヒーローズEXPO2023 ニューイヤーフェスティバル」で先行発売されていた他、ダウンロード音源も『ジェネスタ』発売当日から配信がなされていたため、全体的に音源の発売ペースは早い感じでしたね。今までの「ウルトラシリーズ」作品の中でも、最速ペースなんじゃないかなぁ。
なお、本楽曲が使用されている『ジェネスタ』第1話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
全体的にキーが高めで、曲調が下がることなくほぼアップテンポのまま最後まで駆け抜けるというのは、今までのvoyagerの楽曲と同じ傾向。様々なところで言及されているとおり、本曲で最も注目すべき点は、その歌詞です。
本楽曲には、ニュージェネレーションヒーローズを想起させるような歌詞が散りばめられており、「遥かなる銀河(ギンガ)」や「まだ見ぬデッカーい未来へ(デッカー)」、「行くZ!(Z)」や「限界を超えろ(オーブ)」等々が存在。さらに「キラメク未来」という、ゼロをも想起させる歌詞も入っています(アレンジ版が『ギンガS』のEDなので、そちらのカテゴリーでのチョイスの可能性もあり)。
中でも、サビで使われている「ゼロから始まるストーリー」というのは秀逸。「0(ゼロ)からのスタート」という意味と、「ウルトラマンゼロからのスタート」という意味の2つを含ませているのが素晴らしいです。ゼロは確かにニュージェネレーションヒーローズではないけど、『メビウス』〜『ギンガ』の間の「ウルトラシリーズ」ブランドを守り続け、ニュージェネレーションヒーローズ作品の礎を作ったとも言える存在ですからね。
こうした歌詞を経て、ラストに来るのが「絆を手にして 頂上だけ目指せ 新時代の勇者たち ニュージェネレーションスターズ」。もうこの歌詞は、「ニュージェネレーションヒーローズ」という作品群そのものへの讃歌ともいうべきものでしょう。
さて、この「STARS」と、それを含むアルバム「NEW GENERATION LOCUS」は、CDの他、各種配信サイトでダウンロード販売中。アルバム自体は再収録曲も多いので、まずは「STARS」だけかいつまんで買ってみるというのも1つの手でしょう。
そういや、voyagerの現体制も、『ギンガ』のあたりでメンバー固まったんだっけ。voyagerもまた、ニュージェネレーションヒーローズとともに「ウルトラシリーズ」の歴史を歩んできたんだなぁ。
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