今回は、8月6日に発売された、ソフビおよびウルトラアクションフィギュアの「ウルトラマンデッカー ミラクルタイプ」のご紹介です。
デッカー初期タイプの中でラストの登場となったミラクルタイプの関連フィギュアたちが、「ウルトラディメンションカードセット02」とともに初登場日同日に発売。さすがにフラッシュタイプやストロングタイプの発売時に比べると、幾分落ち着いた感じはありましたが、それでもそこそこの売れている印象を受けました。まあ、焦らずとも安定して入手できるようになったって感じかなぁ。
なお、フラッシュタイプやストロングタイプにかかる、ソフビやウルトラアクションフィギュアの記事は↓コチラです。
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まずは、ソフビ人形から。両手が開いた状態で造形されるという、スピード重視系ウルトラマンの伝統を受け継いでおり、使用されている成型色も相まって、全体的に丸みを帯びた、コスモス ルナモードに似た穏やかな印象を受けるつくりになっています。
実は以外にツンツンしたデザインもしているミラクルタイプですが、安全基準の都合しでしっかり丸くされているものの、しっかりとそのあたりも造形。ストロングタイプに比べると多少シンプルになったプロテクターもしっかりと造形されており、依然高いクオリティーを維持しています。
一方塗装面では、予算とメタリックカラーの使用度合いの兼ね合いからか、ストロングタイプよりもパワーダウンしている印象。特に、実際のスーツではかなり目立っている、右肩部や右腕のシルバーを省略しているのは、ちょっと痛いです。他の前面の目立つ部分は塗られてるし、しっかりと模様用のモールドも造形されているので、どうもその塗装省略部分が目立っちゃうんですよね。
続いて、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンデッカー ミラクルタイプ」。パッケージから取り出した際の画像は上の通りであり、ソフビに比べると上半身を持った体形になっているので、より戦士という印象を強く受けるつくりになっています。
プロテクターや頭部のデザインも、ソフビに比べるとやや鋭角的になり、おかげでピリッと引き締まったデザインになっているのがGood。フラッシュタイプやストロングタイプの造形も良かったし、どうやらデッカーのデザインは、ウルトラアクションフィギュアと相性がいいようです。
塗装面については、前面につきほぼ省略なく塗装。ソフビの項で指摘した部分も、しっかり塗装されています。若干成型色のブルーが濃すぎる感がありますが、これは許容範囲でしょう。
可動範囲は、ここ最近発売されているものと同一。股関節部分の可動の限界により、特写で使用されているようなポーズをとらせるのは困難ですが、それでも十分雰囲気を出すことができます。
フラッシュタイプやストロングタイプと同じく、左肩にプロテクターのあるミラクルタイプですが、それが干渉して可動制限を受けることはなし。それでいて、ジョイントがそのプロテクターを侵食しているということもありません。しっかりとデザインが計算されていることが窺えます。
最後に、トリガー スカイタイプとパシャリ。ストロングタイプとは違い、ミラクルタイプはトリガーの同系統タイプとベース色も違うことから、両者かなり異なる印象を受けます。
トリガーは各タイプで頭部デザインを大きく変えて、デッカーは比較的フラッシュタイプのそれをベースに細かい変化をつけていることから、デッカーのほうがタイプチェンジに統一感がありますね。偶然か意図的かはわかりませんが、ティガとダイナの関係性と逆転しているのが面白いです。
さて、このミラクルタイプの発売をもって、『デッカー』におけるデッカー側のフィギュアの販促はいったん終了。次に大きな動きがあるのは、1クール終盤の強化タイプ登場時でしょう。
来る強化タイプの、ウルトラアクションフィギュアの出来はどうなるのかな。トリガートゥルースみたいに、付属品としてウルトラデュアルソードとかつけてくれると、嬉しいんだけど…!
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