今回は、『リズスタ -Top of Artists!-』の第1クール(STEP 2〜13)まとめ感想記事です。
「ガールズ×戦士!シリーズ」の流れを組みながらも、「新感覚ダンサンブルドラマ」として新機軸を打ち出した、新時代の「ガールズ×戦士!シリーズ」作品とも言える『リズスタ』(なんだかこれ、第1話の感想記事のときに書いたことと被ってますね)。その第1クールは、美羽・凜音・翔太のキャラと彼女らを取り巻くキャラたちに焦点を絞り、小難しいドラマを排除しつつも、ちょくちょく対立軸を挟んでいくドラマ構成が、「基本的には快活だけど、しっかりとメリハリつけてる作品だな」と感じさせる仕上がりになっていました。『キラパワ』よりもかなり勢いを感じる作りで、正直こっちのほうがより楽しんで観れてたなぁ。『キラパワ』は終盤失速してる感じがあったし…。
なお、STEP 1(第1話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、その他歴代「ガールズ×戦士!シリーズ」の感想記事等は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
『リズスタ』の第1クールが15分枠だったのは(7月3日放送のSTEP 13を除く)、『ファントミラージュ!』以降ズレてしまっていた番組放送開始時期を、4月に戻すため。そのことをおそらく制作陣は知っていたであろうこと、また『キラパワ』15分枠よりもより本編時間に割ける時間が短いことから、この1クールは、ほぼ全て美羽たちと彼女らを取り巻くキャラたちのドラマのみに全振りされた形になっていました。
この吹っ切れたような構成は、物語をシンプル化してくれていたのでGood。若干翔太パート(STEP 8・9)でダレかけましたが、概ね心地よいスピード感と展開の早さで、15分枠とは思えない面白さを誇っていました。先にも述べたけど、ハナから15分枠として作る予定だったからか、『キラパワ』15分枠より圧倒的にお話の作りが上手かったよねぇ(あくまでも「ガールズ×戦士シリーズ」比で観た場合)。
そして、美羽たちメインキャラ個々の強烈なキャラ付けも、子供向け番組としていい感じ。「凛音のツンツンさが物語をギスギスさせている」という意見も見られますが、個人的には『ミラクルちゅーんず!』のフウカを想起させる感じで、「これくらいの刺激があってもいいんじゃない?」と思いますね。というか、多分STEP 12のラストを観る限り、メンバー3人はなんだかんだで仲良くなったでしょ?多分…。
その他、メンバーを取り巻く大人たちも、「ガールズ×戦士!シリーズ」らしいなぁという印象。メンバーの選定からチーム結成まで、全てリュウジの手のひらの上で踊らされてる感が凄まじいですが、きっとこれにも何か理由があり、そして後々明かされるのでしょう。
こうした状況下で、初めての30分枠放送となったSTEP 13は、総集編という形でスタート。OPテーマ「アイコトバ」が追加された他、EDテーマ「DISCO TIME」は、2フレーズほど延長&映像をリニューアルして続投。今までのシリーズとは逆転現象が起きる結果になりました。『リズスタ』の楽曲は、どちらも明るくて素晴らしいんだけど、翔太たち男子の歌うパートも挿入してほしいよなぁ。せっかく、女子だけでなく男子もいる混成チームなのが、『リズスタ』の特徴の1つなんだからさ。
晴れてリズスタ☆シャインズは結成され、あるステージのオープニングアクトを務めることになった美羽たち。そんな彼女たちの前に現れる、謎の黒マスクダンス集団の正体とは何か?新メンバーも迎えんとする『リズスタ』の物語もまた、新たなステージへと踊りだす!
30分枠として本格的にドラマ展開ができるようになる第2クールでは、今まで想像もしなかったようなドラマの動きがありそう。チラホラ聞いてると、「ガールズ×戦士!シリーズ」とほぼ変わらないバトルが展開されそうな勢いだけど、ここからどうやってそういう展開になるんだ…?彼女たちの活躍が、今後も見逃せないぜ!
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