今回は、昨日4月10日よりテレビ東京系にて放送開始された、『リズスタ -Top of Artists！-』の感想記事です。
現行の「ガールズ×戦士！シリーズ」である『キラメキパワーズ！』の放送枠をわざわざ短縮してまで作られ、そのシリーズの流れを組みつつもひと味違う作品としてスタートした、まさに次世代「ガールズ×戦士！シリーズ」作品ともいえる『リズスタ』。その第1話は、15分枠であることを全く感じさせないドラマの濃さ（今までの「ガールズ×戦士！シリーズ」と比較して）と、テンポの良さが上手く両立されており、制作陣の気合いが感じられるものになっていました。いや、本当に面白いよこれ。15分枠なのがもったいないくらいだ…。
なお、『リズスタ』放送枠決定時にかかる私見記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
今までの「ガールズ×戦士！シリーズ」とは違い、『リズスタ』はヒロインたちの変身とバトルではなく、そのダンスにスポットが当てられている作品。そのため、第1話である今回は、大胆にも本編に変身後のシーンは一切登場せず、そのぶん美羽のキャラクターと作品の世界観をしっかり描く構成になっていました。
美羽は単純な快活キャラではなく、ちゃんと自分なりの芯を持っている少女であると描写されているのがGood。かなりのポジティブ思考なおかげで、ドラマが全く暗くなりません。今後、リズスタステージに立つべく様々な困難が待ち受けているでしょうが、彼女なら必ず乗り越えられることでしょう。
そして、他の主役陣である凛音と翔太も登場。どちらもワンカット程度の登場であり、後者にしかセリフはありませんでしたが、端的に彼女らがどのようなキャラなのかパッとわかるような描写になっていたのが、これまたGoodでしたね。2人とも、仲間になったら（最終的に仲間になるのは確定なんだけど）いいキャラしてくれそうだなぁ。
その他、設定面に目を向けると、リズスタブレスとリズスタライトが、誰もが持っているアイテムであり、リズスタステージに関わる際にその真の力を発揮するという設定になっているのが秀逸。こうすることで、登場人物が男女問わずそれらのアイテムを持っていることの違和感をゼロにし、さらに玩具販促において男の子がこれら玩具を欲しがっても（設定的な面から見れば）全くおかしくない形になっているのです。メインは女の子だけど、男子キャラを出すことから男の子への配慮もしているのは良いですね。でも、ここまで徹底的にやるのなら、EDでダンスだけでなく歌唱にも参加させてあげてほしかったけどね…。
美羽をはじめとする、ダンスパフォーマー志望の少年少女が憧れるリズスタステージ。そこに立つには、リズスタダンスアカデミーへの入学が必要だ。ダンスの実力がまだまだ発展途上の美羽は、その入学試験を突破出来るのか！？
次世代「ガールズ×戦士！シリーズ」作品にふさわしいスタートをした『リズスタ』。もちろん、『キラパワ』と併せて追っかけていく所存です！でもやっぱり、感想記事は1クールごとの投稿になるかな…。
そしてそして、この『リズスタ』も、歴代「ガールズ×戦士！シリーズ」と同じく見逃し配信を実施中。テレビ東京系がに本腰を入れ始めている関係で、↓下記の通り、今までとは違いTVer配信となっています。
これのおかげで、系列局がない地域の人たちも、ほぼタイムラグなしで楽しむことができます。この機会、生かさないわけには行かないっしょ！皆で夢のリズスタステージに、Let's Goだ！
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