今回は、『ウルトラマントリガーとあそぼう!』のレビュー・後編。付録であるガッツハイパーキー「ウルトラマンベリアルキー」のご紹介です。
ウルトラマンゼロと並んで、2000年代終盤から10年代序盤の、「ウルトラシリーズ」が苦しい時期にゼロと並んでシリーズを牽引したキャラと言えるベリアルのガッツハイパーキーが、なんと雑誌付録として登場。ひと昔前のシリーズの玩具展開ではありえない形であり、『トリガー』の商品展開の大胆さが窺えます。
ゼロのガッツハイパーキーはガシャポン(サウンドGPガッツハイパーキー)行きだったし、なんだか意図的にゼロとベリアルのガッツハイパーキーは、定番玩具化を避けていた印象。「ウルトラシリーズ」が、過去作頼みから脱却しつつある―と言えるのでしょうか。まあその割には(と言ってはアレだけど)、『デッカー』は『ダイナ』を明らかにモチーフにしてるし、それでメインとなるウルトラディメンションカードも、結構過去作キャラがラインナップされてるけどね…。
なお、前編(書籍編)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、「サウンドGPガッツハイパーキー01 ウルトラマンゼロ」の紹介記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出すと、現れるのは、堂々としたウルトラマンベリアルのイラストが描かれたガッツハイパーキー。カテゴリーとしては「M-20」の番号が振られているため怪獣キー扱いですが、絵柄の方は必殺技であるデスシウム光線のポーズをとっているため、なんだかウルトラヒーローのキーと錯覚するようなものになっています。
仕様自体はSGガッツハイパーキーやGPガッツハイパーキーと同じで、単体での音声ギミックはなし。この点は、以前ご紹介した『SUPERてれびくん ウルトラマントリガー ファンブック』の「セブンガーキー(超硬芯回転鉄拳ver.)」とも同じですね。
ではいよいよ、ガッツスパークレンスのハイパーガンモードとスパークレンスモードに、それぞれ装填してみましょう。
まずはハイパーガンモードから。装填すると「ブートアップ!デスシウム!」という音声が鳴り、トリガーを引くと光線の発射音が流れます。
説明書上では「デスシウム光線音」となっていますが、なんだか劇中で使われているものより音が高いような印象。ヒーロー側の光線発射音と言っても遜色のないものになっています。え~、こんな感じだったかなぁ?
続いて、スパークレンスモード。こちらは装填後にトリガーを引くと怪獣キーではおなじみの音声&「ウルトラマンベリアル!」が流れ、その後トリガーを引くと、鳴き声が流れます。
鳴き声といっても、ベリアルは怪獣ではなくあくまでも悪のウルトラマンであるため、実際は掛け声を収録。「デヤッ!」という、あのおなじみの声が収録されていました。
1つの作品の中で2回も、キーアイテムが付録としてついてくるムックが発売される形になった、『ウルトラマントリガー』。こうなってくると、次作『ウルトラマンデッカー』のムックがどれくらい発売され、またそれにどのような付録がついてくるかが気になってくるところです。
『デッカー』のキーアイテムは、上述の通り「ウルトラディメンションカード」であり、ガッツハイパーキーよりも薄く、本の付録にするには最適なのは明らか。なら、『デッカー』放送期間中に3冊くらい、ドドンと出してほしいなぁ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter&Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!