お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン3話 ちょっとした感想

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絶対に忠誠を誓わせてもらえないオニシスター

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

クロクマの罪は重いが、元は普通の配達員なんだぞ?勝手に消すとは…許せん!今回は、いよいよはるかがタロウの正体を知り、初めて行動を共にすることになるお話。前回の次回予告だと、てっきり真一/サルブラザーが主役になるのかと思われましたが、お話への介入度は高かったものの、はるかたちの脇に徹していたかなという印象でした。

 

お話の展開の都合上、第4話にして巨大ロボ戦が無いという異色の構成になった今回90年代作品のような、そもそも巨大ロボに合体するためのメカを手に入れるまでに時間をかけていた頃はよく見られましたが、近年の「スーパー戦隊シリーズ」作品にしては、かなり攻めているような印象を受けました。たぶん、ドンゼンカイオーの合体メカであるエンヤライドンの出番がキチンと挿入されていたから、これで通ったんだろうなぁ。

 

なお、前回(ドン2話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今日ものんびりと自宅で過ごす真一。生まれてから一度も働いたことのない彼でしたが、彼を慕ったり頼ったりする人は多く、それをもとにして生計を立てていました。ところが、ある日を境にドンブラザーズへの変身能力を得てから、その生活は一変。様々な不幸やハプニングに見舞われることが増えたものの、本人自身はどこ吹く風という感じでした。今回、真一は中盤でもお話に介入してくるため、前半でまず彼について一気に紹介。ナレーションを頻繁に挿入し、彼がどういった人物なのか、はっきりとわかるようになっていました。…というのはいいんだけど、この真一、「第一期平成仮面ライダーシリーズ」に出てくる変人枠もとい変わり者キャラ感がMAX。「人がいいイケメン無職」・「独自路線過ぎる哲学や信念を持っている」・「浮世離れした行動や言動」等、出る作品を30分間違えてるんじゃないかというくらいの“平成臭”を漂わせていました。なんなんだ、なんなんだこれは…。まあ、相当な変わり者だけど、どうやら悪いヤツじゃないっていうのは救いかな。

 

偶然自宅でタロウと再会したはるかは、おばであるゆり子の話をきっかけに、家の照明ばかり盗むクロクマという泥棒の存在を認知。それが配達員として家に侵入しようとすることも知った彼女は、目の前にいる配達員こそがタロウであることに気づかないまま、彼とともにクロクマ探し、そしてタロウ探しを始めます。しかし、配達員の苦労を知り、真一と再会することはできたものの、肝心のシロクマの行方はつかめずじまい。そうした最中、とうとうはるかの家までクロクマに狙われてしまうのでした。中盤からは、はるかとタロウを中心としたドラマが展開。「はるかが妙にタロウと壁を作らなければ、いろいろなことに巻き込まれなくて済んだのにな」という感じでしたが、それにてんやわんやする彼女たちの姿は、観ていて面白かったですね。そんな中盤のシーンでは、前回に引き続きタロウの人となりも描写。今回の彼の行動や言動を観ていると、彼はバカ正直というよりも、いろんな意味でまっすぐで、かつ自分の芯をブラさない人物なのだなということが窺えました。相当クセのあるキャラ付けですが、ベースになっている性格は、割とこの作品の登場人物の中ではまともな方じゃないかな?

 

翌日。クロクマの尻尾をつかんだタロウは、はるかを乗せて追跡。そこではるかは、彼こそがタロウであることを知り絶句します。やがてクロクマは追い詰められ、快盗鬼としての姿を現し、タロウたちは変身して戦闘開始。そして、モモタロウ斬で倒そうとしたその時、ソノニが現れ快盗鬼を撃破。変身者であるクロクマをも消してしまったその行動に、ドンモモタロウは激昂します。終盤でいよいよはるかがタロウの正体を知り、そして快盗鬼への戦闘に突入。クロクマ追跡シーンにおけるタロウは、ところどころではムチャな言動や行動があったものの、概ねレッドにふさわしい冷静沈着さと行動力を発揮してくれていました。なんだよタロウ、普通にしてればかなりマトモじゃん…!そうした過程を経て、またまた5人そろったドンブラザーズは、快盗鬼と対戦。前回と同じくモモタロウ斬でとどめを刺そうとしますが、そこへソノニの邪魔が入り、さらに彼女が代わりにクロクマごと倒してしまいます。ドンモモタロウたちが明確に、「脳人はヒトツ鬼を倒すためには人命を顧みない」ということを認識した瞬間。やはり、ドンブラザーズと脳人の対決もまた、避けられないのでしょうか?

 

ラスト。タロウの正体を知り、忠誠を誓おうとするオニシスター。しかし、当のドンモモタロウに蹴り飛ばされてしまい、結局それはかないませんでした何かにつけて今まで失敗し続けている、オニシスターの忠誠の誓い。なんかこの分だと、ターニングポイントとなるお話か、あるいは最終回になるまで、はるかたちは結局忠誠を誓うことなく戦うことになる可能性もあるんじゃないかなと思えてきましたね。それは決してマイナスの理由ではなく、「忠誠なんか誓わずともみんな集まってきてくれる」みたいなプラスの意味で―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あることがキッカケで、ある会社とともに赤字経営のおにぎり店の立て直しに携わることになったタロウ。相方となる会社の担当者は、なんとつよしだった。どうにかしてあの手この手を尽くすタロウたちだったが、どういうわけか、店の従業員たちはやる気が感じられず…?

 

次回は、タロウとつよしがメインのお話か。の紹介が残ってるけど、それ以外のメンバーは、何かの事件をタロウとともに解決することで、タロウの正体を知るって流れになっていくのかな。

 

やあやあ、ドン4話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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