食 事 に し よ う か
「里や山守るのが忍者、だがらおめはシンカリオンに乗ったんだろう!?」今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、シンカリオンE3つばさ、そしてその運転士である月山シノブの初登場回となりました
ホクトが京都で超進化研究所の支部設立の準備に当たっていた頃、テストの点が悪く、居残り勉強をすることになってしまったハヤトとツラヌキ。アキタはそんな2人を置いて寮に戻ろうとしますが、そんなときに山形県に巨大怪物体が出現したとの情報が。すべてを察したアキタは、1人で超進化研究所へ向かいます。支部設営に大忙しのホクトのシーンでは、京都市の情景と京都鉄道博物館の外観が登場。関西人としてはこれは嬉しい!アキタが1人で出撃する直前のシーンでは、ハヤトがなぜ山形県にE5はやぶさとE7かがやきが出撃できないのかを解説。アキタは既にそのことを知っていたようであり、全てを理解したうえで超進化研究所へ向かいます。多くの人がご存知のとおり、山形新幹線はいわゆるミニ新幹線。同じくミニ新幹線規格のE6こまちなら入線できますが、車体幅が大きいE5はやぶさとE7かがやきは入線ができないため、どのみち今回は出撃不可能なのでした。新幹線が入線できるところじゃないと出撃できないってことは、新幹線が通ってない地域とかはどうするんだろ…
E6こまちで出撃し、巨大怪物体と対峙するアキタ。しかし現れた敵はかなりの巨体であり、遠距離戦と機動力に優れたE6こまちは不利になってしまいます。ピンチの彼の前に現れたのは、山形新幹線E3つばさ。やがてE3つばさはシンカリオンへと変形し、E6こまちを連れて華麗に撤退しました。今回の巨大怪物体はイノシシモチーフ。アキタもマタギの家系のためイノシシの相手の仕方は熟知しているようですが、なかなか思い通りにはいかず結局一番不利な状況へと追い込まれてしまいます。機動力があり素早いフミキリガンの連射が魅力的なE6こまち。今回は後半にリベンジ展開がありましたが、最近ちょっとピンチに陥ることが多い気がします。前半の戦闘シーンで、E3つばさが初登場。捕縛フィールドを駆け抜けながら変形し、さらっとE6こまちを救出して撤退していくのがカッコよかったですね。出水指令長曰く山形局地戦用シンカリオンらしいE3つばさ。E5~E7に対して、E3つばさはサブの立ち回りで、何回かに1回出てくるという感じになりそうですね
撤退に不満を抱えながらも、米沢駅付近でE3つばさの運転士と待ち合わせすることになったアキタ。そこに現れたのは、忍者の家系の出だという月山シノブという少年でした。当初はその雰囲気に若干引き気味だったアキタでしたが、出身が近いということでだんだんと打ち解けていきます。このシーンで月山シノブが本格的に登場。事前にあれこれウワサが飛んでいましたが、やっぱり実際は公式HPの情報通りでした。自身も忍者であり、気配を消すことやサバイバルのようなことが得意らしいシノブ。彼がシンカリオンに乗ることを決意したのも、シンカリオンの活躍の仕方、そして持っている使命が忍者に通ずるものがあるからだといいます。師匠とともにそういった結論を出したようですが、なかなか深いことを言っているなぁ。途中から2人は、一緒に食事をとりながら東北弁で会話。だんだんと仲良くなっていきます。西日本の人間からすると東北弁は正直未知の領域ですが、今回の東北弁はわりと聞き取りやすかったんじゃないかと感じます。それにしても、声優さん方はよく演技しきったと思いましたね
巨大怪物体がパワーアップして動き始めたことを知ったアキタたちは、互いに協力し合うことを決意。捕縛フィールド内から逃亡した巨大怪物体をE6こまちが注意を引きながら別の場所へと誘導し、直後E3つばさがフミキリシュリケンでフィニッシュ。こうして事件は解決したのでした。今回は第1話以来巨大怪物体が捕縛フィールド外で暴れ始め、市街地等に危機が及びそうになるという展開が。割とさらりと流されていましたが、敵も着実に進化を遂げていることがうかがえる描写です。シンカリオンの活動が世間にバレてしまうのも、そう遠くはないのかもしれませんね。終盤の戦闘シーンでは、E6こまちとE3翼の連携プレーが見ごたえ十分。やはり初登場機体ということで必殺技はE3つばさが担当していましたが、E6こまちもサポートに回りながらきちんと活躍しており、活躍の度合いのバランスがきちんと取られていました。OPである「進化理論」をBGMにフィニッシュし、最後はガッチリ拳を合わせるE6こまちとE3つばさ。やっぱり味方側は、お互い仲良くなくっちゃね!
超進化研究所の最年長整備士:小田原キントキ。彼とツラヌキの関係とは一体何か?
劇場公開もされた『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』の主題歌としても使用された挿入歌。それまで戦隊VSといえばVシネマという印象がありましたが(私もその感覚で育っています)、これを機にVSものの映画公開も恒例行事になっていきました。
そういえば、以前から噂されている『ゴーオンジャー』の10years afterの情報。確かにメインキャスト全員現役ですから実現不可能ではないですが、ウソかマコトか、どっちなんだろうなぁ。
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