お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン1話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20220306110209j:plain

異常なまでのはるかのエンカウント率

 

 

 

f:id:bongore_asterisk:20220306110232j:plain

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

やあやあ祭りだ!祭りだ!この世は楽園、悩みなんざふっ飛ばせ!『ゼンカイジャー』のベースを受け継ぎ、さらにメンバー全員の頭身が異なるという、なかなかの異色コンセプトで始まった本作。その第1話は、説明よりも勢い重視で突っ走り、そこにちょっぴりダークな要素を突っ込むという、かなり密度の高い一編になっていました。

 

あらゆる説明をすっ飛ばしていたため、面白いか否かを判別する前に、とにかくその勢いに圧倒された感じ。戦隊のフォーマットを維持していますが、全体的な作劇が「第1期平成仮面ライダーシリーズ」っぽい感じがしましたね。白倉×井上コンビの復活で、ここまで平成ライダーみが出るとは…いやいや、ある意味大したもんだよ。本当に。

 

なお、前作(『機界戦隊ゼンカイジャー』第49話(終))の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

新人マンガ賞を受賞した女子高生:鬼頭はるかは、その記者会見の夜、謎の怪人ベニツ鬼と遭遇。危ないところを脳人の1人:ソノイに救われます。その翌日、クラスメートたちから祝われたはるかは、帰りに立ち寄った喫茶どんぶらで、謎のサングラスをゲット。訳もわからないうちにアノーニが見えるようになったうえ、気がつくとオニシスターへの変身能力まで手に入れていました。今回は終始、ドンモモタロウのタロウではなくオニシスターのはるかが実質的な主人公。男子向け番組で、レッドではない、しかもヒロインが一番最初にメインを張るとは、なかなか挑戦的な構成で驚きました。そんな今回の序盤では、彼女がいきなり襲われるわ、車が飛んで来るわ、謎のサングラスを入手するわと、「大事な部分だけを繋ぎました!」という感じの大胆な展開。ちょっぴりダークさも含みながら、ギリギリ「まあこれもアリか」と感じさせてくれたのは、はるかが視聴者と同じ視点(=何が起こっているかを全く理解出来ていない)で物語が進んでいるからでしょう。このお話の勢い、そして妙な暗さ、「第1期平成仮面ライダーシリーズ」だなと感じたけど、あれはシリーズそのものの持つ雰囲気じゃなくて、井上節によるところが大きかったのか…。

 

散々な目に遭った日の翌日、あらぬ盗作疑惑をふっかけられ、受賞の名誉もクラスメートからの信頼も失ったはるか。彼女の前に桃井陣が現れ桃井タロウを探すこと、そして忠誠を誓えとアドバイスされます。一昨夜出会ったソノイをタロウだと信じて探すはるかでしたが、さっぱり上手くいかずじまい。そんな中、欲望にとりつかれた吉岡がシソツ鬼となってオリンピック選手の春日を襲撃しており、はるかはオニシスターに変身してその場に転送させられてしまうのでした。はるかは1日にして前日までの栄光を失いますが、脳人の陰謀等ではなさそう。それでいきなりドンブラザーズの一員になるよう言われるって、かなり災難なヒロインだな…(もちろん、今後の展開によっては、新人マンガ賞に何か裏があったことが明かされるかもしれませんが)そんなこんなで、タロウを探さなければならなくなったはるかは、やがて戦闘に巻き込まれ、雉野つよし/キジブラザーとも出会うことに。しかし彼もまた、タロウではありませんでした。今回は、タロウと他のメンバーが変身前に一同に会するシーンがないため、タロウのシーンは単独のぶつ切りで挿入。霜降り明星せいやをゲストに呼んでたけど、怪人にならないどころかストーリーにもほとんど絡まないとはね…。一応、タロウの性格やポリシーを引き出すキャラとして機能してたのが、救いかなぁ。

 

つよし/キジブラザーとの出会い、そしてソノイからの酷い仕打ちを経験し、タロウを探しつつ、戦いに巻き込まれていくオニシスター。そんな時、仰々しい演出とともにドンモモタロウが現れます。オニシスターは信じたくない感を出しますが、彼こそがタロウ。ドンモモタロウは単独で春日の変身した騎士竜鬼を倒し、さらに巨大化した騎士竜ングには、ドンゼンカイオーで応戦。勝利をおさめ、オニシスターにはほとんど何も語らずその場を去っていきました。終盤でようやく、ドンモモタロウが登場。ゼンカイザーブラックを除く他のキャラの助けを受けることなく巨大ロボ戦含めて戦い抜き、ほとんど何も語らずにその場を去っていきました。戦闘シーンは、等身大・巨大ロボ戦ともにCGを多用していたのが印象的。巨大ロボ戦が『グリッドマン』のコンピューターワールドのようなフィールドになっていたのは、ミニチュアを組む予算を減らすための措置でしょうか。そんな巨大ロボ戦で出てきたのは、ドンゼンカイオー。なんと、『ゼンカイジャー』でも登場したこれが、『ドンブラザーズ』の1号ロボの位置付けのようです。これはあれかな、『ダイレンジャー』みたいに、途中から他のメンバーの専用メカも登場して、第1クール終盤あたりで全合体する…って感じかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何が起こっているのか?そして出現した敵は何者なのか?あらゆることがさっぱりわからず、とにかくタロウを探すはるか。街で見かけた男を追跡するが、その先に待ち受けていたのは―!

 

次回は、引き続きはるかのタロウ捜索のさまと同時に、つよしのキャラについても掘り下げが行われる様子。こりゃ、ドンブラザーズ初期メンバー全員が揃うのは、しばらく時間がかかりそうだな…って、これ『ジェットマン』かよ!?

 

やあやあ、ドン2話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/