お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第37話 ちょっとした感想

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完全勝利だ!ダークシンカリオンアブソリュート

 

 


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俺はもう、1人で戦ってるんじゃない!隣に仲間がいるんだ!!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、ダークシンカリオンの進化形態:ダークシンカリオンアブソリュートの初登場回。アブトが、再びダークシンカリオンに取り込まれかけるも、シンたちのバックアップで自我を保ち、まさにそれを自分色に染め上げていくさまが描かれました。

 

敵として登場したのは、ヴァルトムに強制復活させられたワダツミ。なんか構図がヴァルドルの時と同じな気がしないでもないですが、ダークシンカリオンアブソリュートの初戦の相手として、不足ない敵でした。完全に自我を失ってたようだし、もう再登場は無い感じかな…。

 

なお、前回(第36話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

多くの苦難を乗り越え、アブトを正気に戻して帰還したシン。彼がアユたち家族からの暖かい迎え入れを受けていたのと時同じくして、アブトもまた実家でシラユキと再会していました。しかし、それと同時に彼を待ち受けていたのが、半年分の溜まりに溜まった宿題でした。宇宙から無事帰還したシンとアブト。彼らの帰りを待っていた家族たちは、喜びを最大限に表現しながら、彼らを迎え入れます。おっとりした印象のシラユキも、息子であるアブトが帰ってくるということで、ごちそうを用意しているのが微笑ましい光景。でも、やたら魚料理が目立ってたよなぁ。横川の街って、群馬県と長野県の県境なのに…(「スーパーで買ってきたんじゃない?」って言われれば、それまでだけど)そんなシラユキと、感動の再会を果たしたアブトですが、直後待っていたのは大量の宿題。シンが久しぶりにアブトの家を訪れると、机に向かってドリルをこなす彼の姿がありました。約半年間学校に行ってないんだもんね。そりゃあれだけ溜まるか…。

 

セツラが人間とテオティの文化をミックスさせた料理を作っていた頃、シンの助けをほとんど借りず、順調に宿題を終わらせていったアブト。しかし、夏休みの自由研究が、彼の前に大きく立ちはだかります。予定していたEF63の塗装変更は、とうに終わってしまっていたため題材にできず、カスミやミサキ、アツタからヒントを得ようとしますが、なかなか上手くいきませんでした。最後にして最大の関門:自由研究。題材が決まっていて余裕ぶっこいていたアブトでしたが、現在は2月。肝心のEF63はとっくに塗装変更されており、彼の予定はもろくも崩れ去ります。EF63の話をして、初めて「今何月だ!?」と気づくアブト。地球に降り立った時点で、少なくとも今は冬だなって気づかなかったのか!?こうして自由研究が振り出しに戻ったアブトは、シンとともに題材探しを開始。カスミ・ミサキ・アツタから話を聞きますが、なかなかこれというものが決まりませんでした。事前告知されていた、BOYS AND MENのつーじーは、ここにおけるカスミの回想パートで登場。彼女とミサキの回想パートはかなり凝っていて、「西村京太郎トラベルミステリー」や『鉄道員(ぽっぽや)』に設定協力を得た上で、それらも劇中に登場。この姿勢が、実にシンカリオンらしいなと感じました。

 

ゴイチに呼び出され、再びダークシンカリオンと向き合ったアブト。そんな時、ヴァルトムが復活させたワダツミが出現します。一抹の不安を抱えながらも、アブトはシンとともに出撃。なんとかとりこまれないよう必死に戦っていましたが、ダークシンカリオンの闇は着実に、アブトを再び侵食しようとしていました。アブトの帰還後、ダークシンカリオンは超進化研究所により回収され、研究が開始。現段階では、通常のシンカリオンZとは異なる独自回路の存在が明らかになっていました。この後の描写で、アブトがダークシンカリオンにとりこまれそうになったり、逆にアブトに感化される形でダークシンカリオンが変化を起こしたりしているので、それ自体が心に似た自我のようなものを持っている―ということなのでしょうか?そんなダークシンカリオンに対し、アブトがどう向き合おうか考えている最中に出現したのが、再生したワダツミ。アラバキを復活させ地球の王に君臨しようとする、ヴァルトムの企みによるものでした。そういや、ワダツミは既にシンたちに撃破されてたね。最近アブト/ダークシンカリオンに関わるお話ばかりだったから、すっかり抜けちゃってたよ。

 

シンの呼び掛けにより、迷いを断ち切り吹っ切れたアブト。その時、ダークシンカリオンが光に包まれながら体色変化を起こし、ダークシンカリオンアブソリュートへと進化します。光の力を得たそれは、アブトの思いに呼応するかのように猛烈な強さを発揮し、単独でワダツミを打ち破るのでした。アブトの危ないところを救ったのは、通常運転のシンのノリ。ワダツミを落武者の亡霊に例えたことをキッカケに、アブトは吹っ切れます。戦局的にもアブトの様子的にも、ふざけていられない状況でしたが、思考パターンはいつも通りだったシン。これにはクスッとさせられましたね。そんなやり取りを経て、アブトの心に呼応し、ダークシンカリオンが変化を遂げた姿が、ダークシンカリオンアブソリュート。ホワイトにラベンダーパープルのそのカラーリングは、「ガンダムシリーズ」のHi-νガンダムのようであり、強烈な力を誇るアブソリュートグランクロスにより、一撃でワダツミを破ります。デザインも活躍っぷりも、どちらもメチャクチャカッコよくてGoodでしたね!一方で、「アブソリュート」と聞いて、最近の「ウルトラシリーズ」におけるアブソリューティアンの戦士たち(アブソリュート タルタロス等)を思い出したのは、きっと私だけではないでしょう。アブソリュート(absolute)は「完全な」という意味で、その単語自体にネガティブな意味は全く無いんだけど…やっぱりタルタロスのイメージが強すぎるんだよなぁ!

 

 

 

 

 

 


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訪れた駅を記録するアプリ:シンカリゲッターのコンプリートまで、あとひと息。大井川鐡道をめぐることになったシンたちは、現地での旅を楽しむが、そこにお呼びでない敵が現れて―!

 

次回は、カンナギの操る敵ロボが初登場。シンカリゲッターというのは、上述の通り劇中のアプリの名前なので、このロボとは関係ないはずなんだけど…、この予告じゃ、ロボの名前=シンカリゲッターで、「ゲッターロボを意識してるのか!?」って多くの人が勘違いしちゃうよね(私もそうでした)。

 

さあ、第38話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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