お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』特別編 ちょっとした感想

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恐怖!完全に『ゼンカイジャー』時空に飲み込まれた『仮面ライダーセイバー』!

 

 

 

どうしても…踊らないといけないんですか?今回の『仮面ライダーセイバー』は、映画『スーパーヒーロー戦記』の公開直前として、『ゼンカイジャー』とタッグを組んだ特別編。本筋のストーリーからは完全に分離していましたが、あまりにもゾックスたち『ゼンカイジャー』要素の主張が激しすぎたため(ちゃんと監修に『ゼンカイジャー』メインライターの香村さんが入ってる)、実質『ゼンカイジャー』の特別編になっているような感じでした。

 

登場キャラも絞られており、また本筋を進める必要がない分、展開はシンプル。本編で最近登場していなかった飛羽真たちの設定もちょくちょく登場し、非常に楽しみながら観ることができました。『ゼンカイジャー』はやりすぎだけどさ、『セイバー』ひいては「平成仮面ライダーシリーズ」も、これくらいゆるーく作品作ってもいいんじゃないかなぁ

 

なお、前回(第43章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

スランプに陥ってまったく小説の構想が浮かばず、倫太郎たちとともに夜の海浜公園に繰り出した飛羽真。そこに突然オリヒメワルドなるメギドとは違う怪人が現れ、直後公園のカップルたちが大喧嘩を始めます。何が何だかわからない状況の中、今度は金ぴかに輝く戦士が登場。ツーカイザー/ゾックスと名乗った彼は、オリヒメワルドに戦いを挑みますが、その能力に邪魔されて取り逃がしてしまうハメに。彼が何か事情を知っていると踏み、かみやまに連れ帰った飛羽真たちでしたが、ゾックスの正体は彼らの想像を絶するものでした。物語開始直後、飛羽真が小説の構想が思い浮かばず悩んでいる描写が挿入。小説家なのでそういうときもあるだろう…って思ったけど、よく考えてみると、飛羽真が小説家らしいことをしているのって、本当に久しぶりじゃないか!?そんな彼らのもとに現れたのが、『ゼンカイジャー』の世界にいるはずのワルド怪人:オリヒメワルド。彼は短冊に願いを書いて悪事を繰り返し、その能力の前にセイバー/飛羽真たちは思いのほか苦戦。その時、ツーカイザーがこの戦いに介入してきます。『セイバー』と『ゼンカイジャー』それぞれの世界をつなぐものとして、今回重要な役割を果たすことになるゾックス。『セイバー』の世界に来てもあの性格と態度は相変わらずで、飛羽真たちを圧倒し彼らをも『ゼンカイジャー』時空へと巻き込んでしまいます。恐るべし、『ゼンカイジャー』…!

 

芽依からもらった短冊に小説の構想を描いたとたん、ワンダーライドブックをなくしてしまった飛羽真たち。最初は怪しげな行動をしているゾックスに疑いの目を向けますが、やがてすべてはオリヒメワルドの能力に原因があることに気づきます。わずかな手掛かりでなんとかオリヒメワルドを見つけるも、またも逃げられてしまう飛羽真たち。倫太郎が単独で追う一方で、かみやまに戻った飛羽真と賢人は、オリヒメワルドの能力に不可解な点があることに気づくのでした。オリヒメワルドの能力のせいで、ワンダーライドブックを失った飛羽真たち。ここでの彼らの慌てっぷりや飛羽真の顔芸が、視聴者の笑いを誘います。笑える状況じゃないけど、普段の『セイバー』では絶対に見られない笑いなので、面白さが倍増。いいなぁ、やっぱりこれくらいゆるい作風の方が、見やすいよね(2回目)。そんな飛羽真たちも、いつまでも慌てふためいてはおらず、オリヒメワルド探しに奔走。再び見つけて戦いを挑みますが、またも短冊の力で逃げられてしまいます。その時、飛羽真たちはある気づきを得るのでした。ここで浮かんだ疑問。オリヒメワルドの能力が「短冊に書いた願い事をなんでもかなえる」であれば、なぜ「ヒーローたちを全員倒す」などより都合のいい願い事を書かないのか?実はこれこそが、このお話におけるターニングポイントでした。ワルド怪人の能力をまじめに考察する飛羽真たちがかなり新鮮。だってゼンカイジャーたち、いつも半ば力業で倒してるしね…。

 

倫太郎の報せを受け、三度オリヒメワルドのもとに駆け付けた飛羽真たち。依然ワンダーライドブックは行方不明の状態でしたが、飛羽真と賢人はオリヒメワルドの真の能力を見抜いており、芽依の手助けを受けて変身します。こうして4対1になったクロスセイバー側にとって、オリヒメワルドは敵ではなく、あっという間に協力必殺技で撃破。その後、ゾックスがこの世界から旅立つことを知った飛羽真は、自分の本をプレゼントし、これにて一件落着に思われましたが…。ワンダーライドブックがないため取り乱す倫太郎に対し、「自分たちは既に持っている」と豪語し、掌を見せる飛羽真と賢人。実は、オリヒメワルドの能力は「短冊に書いたことを思い込ませる能力」であり、ワンダーライドブックはハナから消えておらず、飛羽真たちが消えたと思い込んでいただけだったのでした。オリヒメワルドの能力の種明かしシーンは、なるほどと膝を打つほどの秀逸さ。面白いひねりを加えてくれたなぁと感じました。こうして変身できるようになった飛羽真たちは、クロスセイバー等へと変身し、ツーカイザーとともにオリヒメワルドを撃破。ワルド怪人を撃破したことで、ゾックスはこの世界から去ることになりますが、最後の最後で、彼はとんでもないことをしでかしてくれました。飛羽真のおかげで本に興味を持ったゾックスは、別れ際に凌牙のワンダーライドブックを奪取。これに気づいた凌牙と玲花は、ゾックスを追ってそのままクロコダイオーの方へと向かってしまいます。果たして、彼らはどうなってしまうのか?同日放送の『ゼンカイジャー』に続く!

 

 

 

 

さらに加速するストリウスの策略。飛羽真たちは、世界の破滅を回避するため、力を結集して立ち上がる。しかし、ストリウスにはまだ奥の手があった。彼の手に握られた、新たなワンダーライドブックの力とは!?

 

来週の放送休止を挟んで次回は、本筋に戻って、引き続きストリウスとの対決が続行する形に。よく考えてみると、『セイバー』もあと片手で数えるほどしか残り話数無いんだなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第20カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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