お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

スーパーエクスプレスの系譜!小田急ロマンスカーミュージアム

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今回は、今年(2021年)4月21日に海老名市開館した、小田急電鉄ロマンスカーミュージアムのレポートです。

 

昨年あたりに開館予定の情報を耳にしてから、ずっと行きたかったこのミュージアム。先月中旬のとある平日に有休がとれたので、事前予約の上行って来ました。

 

実車の展示が中心なので、館内の展示は面積の割に内容はコンパクト。しかしその分、ほぼ全ての展示車両に触れられる&乗れるようになっており、体験型の鉄道博物館としては、トップクラスに楽しめる施設になっていました。これ本当に凄まじいよ!

 

 

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なお、せっかくなので、行きも帰りもロマンスカーを使用。行きは、一番最初に最寄りの海老名駅に停車する、新宿駅9時20分発のはこねに乗車しました。ロマンスカーのくせに、えらく停車駅が多かったなこれ…。

 

 


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ロマンスカーミュージアムの入口は2階に設置されており、入館すると、エスカレーターを使って1階へ。そこでお出迎えしてくれるのが、小田急通勤電車の元祖であるデハ1形です。

 

ロマンスカーの仲間ではありませんが、小田急の歴史を語る上で欠かせない車両であるため、ここに展示。さすがに中に立ち入ることはできませんでしたが、一部ドアが開放されており、車内までよく観察できるようになっていました。

 

デハ1形、イベント等で展示されることはあったけど、ここまで間近に見ることは出来なかったからなぁ。この後のロマンスカーの展示に目が行きがちですが、これも見逃せないものでした。

 


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デハ1形とビデオシアターの展示を抜けると、いよいよロマンスカーの展示へ。まず目に飛び込んでくるのは、3000形SE・3100形NSE・7000形LSEの3つです。

 

広報画像にも使用されていたこの展示ですが、実際に目にすると、まさに圧巻の一言。ピカピカに磨きあげられた歴代ロマンスカーが、光輝きながら展示されているその姿は、何とも言えない感動と興奮を、見る者に与えてくれます。

 


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各車両は間近で見れる他、車内立ち入りできる車両もあり、車両内外から各ロマンスカーを堪能することが可能。車内広告も当時のものが再現されており、雰囲気バッチリでした。

 

ロマンスカーとして最もインパクトのある顔をしてるのはNSEだけど、個人的に好きなのは、LSEの方。スマートさと豪華さが共存したあのデザインは、いつの時代も通用するデザインだなと感じますね。

 


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ちなみに、展示の反対側は、SSE時代のSEと、正面に自動種別表示幕を搭載したNSEという、改造後の姿の車両を展示。こちらもピカピカに磨きあげられていました。

 


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さて、歴代3トップとも言えるロマンスカーの展示のあとは、昭和末期から平成にかけて登場したロマンスカーの展示へ。登場年順に展示されており、先に10000系HiSEが飛び込んできました。

 

90年代生まれの私にとっては、最新の展望車付きロマンスカーと言えばこれ!と言った感じの車両。活躍期間はLSEよりも短く、ハイデッカー構造が災いしたなんてよく言われていますが、展望車から中間車にかけての、運転室も一体化した流れるようなデザインは、もっと評価されていいと思います。

 


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そしてこのHiSE、なんと展望車内に入ることが可能。私も実際に座ってみました。

 

ロマンスカーの展望車は今まで座ったこと無かったんだけど、まさかこんな感じで実現するとはなぁ。次乗る時は、ちゃんと動いてる車両でキメないとね!


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そんなHiSEを背にして窓側を向くと、今度は20000形RSEが展示。こちらは先頭車・ダブルデッカーの中間車ともに立ち入ることが可能で、現役時代の勇姿を思い出させてくれました。

 

RSEは、そのデザインもカラーリングも、ロマンスカーっぽくないもの(後年、その上を行くEXEが出てくるんだけど)。でも、その独特なデザインが、「RSE=あさぎり」というイメージを、強烈に焼き付けてくれたように感じます。今は「ふじさん」って名前になってるけど、やっぱり「あさぎり」の方がカッコいいよなぁ!?

 


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ロマンスカーの展示はRSEで終わり、資料室を抜け再び2階へ上がると、広大な鉄道模型ジオラマが展開。そのあまりのデカさに、思わず圧倒されました。

 

小田急沿線をモチーフにしており、完全ではないものの、沿線の雰囲気をしっかり再現。新宿・下北沢・町田・海老名・本厚木と言った小田急の主要駅は、きっちりと再現されていました。

 

町田の小田急百貨店・海老名のビナウォーク・本厚木のミロードの再現度はたまげたなぁ。ここら辺は、さすがと言うべきか…。

 

 

 

 

 


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体験型の鉄道博物館としては、充実の内容を誇っているロマンスカーミュージアム展示規模はそれほど大きくないので、どれほど時間をかけても、半日程度でサクッと回れる、気軽な鉄道博物館に仕上がっています。

 

これから夏休みシーズンだし、きっとその時期は子供連れでごった返すんだろうなぁ。ゆったり展示を見たいなら、今行くしかないですよ!

 

 

 

 

 

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