何度見ても美しい、ティガ スカイタイプの着地
今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、人の持つ「飛ぶことへの希求」をテーマに、『ティガ』要素をからめた特集。空飛ぶことを夢見るゲストキャラとティガの力が登場する『ルーブ』のVSグエバッサー戦と、レナがスノーホワイトにのる『ティガ』のVSゾイガー戦がチョイスされました。
それっぽいテーマで括られているものの、正直今回は『ウルクロZ』の範疇に含めるには、かなり苦しい一編。『ティガ』は全52話他映画やその後の客演作品もあるので、他にも特集の作りようはいくらでもあるはずですが、なんでこんな構成にしたんだろう?まあ…ユウハとゾイガーが見れたから、それでいいか!
なお、前回(第22話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上述の通り、今回は『ルーブ』のVSグエバッサー戦と『ティガ』のVSゾイガー戦の紹介。と言っても、後者はダイゴがガッツリからむお話なので、ほとんど映像が使えないことから、大部分は前者の本編をそのまま流す構成になっていました。
『ルーブ』のVSグエバッサー戦は、単発回として完成度が高く、ゲストキャラであるユウハもよく立っていたため、当時から良回と言われていた一編。改めて今回見返しましたが、お話自体も特撮も、よくできてるなぁと感じました。やっぱりユウハのキャラがいいんだよね、ユウハのキャラが!でも、ティガの要素は終盤のティガクリスタル登場くらいしかないから、これを『ウルクロZ』で放送するのは、ちょっと苦しい気が…。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
そして、Cパート終盤。ラスト数分というところで、駆け足気味に『ティガ』のVSゾイガー戦を紹介。ドラマパートがほとんど使えないためナレーションで徹底的に補完し、その分ティガとゾイガーの戦闘シーンに時間を割いていました。
色んな事情があるため、ドラマパートを巻かなければならないのはよくわかりますが、ダイゴが写せないので「スノーホワイトには最初からレナ1人しか乗ってなかった」という感じの編集にしていたのは衝撃的。編集面から見れば、巧みな構成だと感じましたが、実際のドラマを知ってるファンの目線から見ると…、以前の『ティガVSダイナ』の特集の時と同じで、本来のドラマの持つ面白みと深さを潰しちゃってる感は否めないよなぁ。
ウルトラマンだって、時には道を逸れてしまうことだってある。ゼロ、そしてティガも、一度は過ちを犯した過去があった。次回は、その時の彼らの活躍を振り返ってみよう。
最終回目前となる次回は、ようやく劇場版『ティガ』の紹介。闇の三巨人という要素は『トリガー』にも登場するため、かなり詳しく紹介されることでしょう。でもあれ…30分でまとまるのかな?
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