お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第39章 ちょっとした感想

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唐突過ぎる桃太郎ひと芝居

 

 

 

お前は、壊すことはできても、未来を創り出すことはできない!引き続き、マスターロゴス/仮面ライダーソロモンとの戦いが続く『仮面ライダーセイバー』。今回は、マスターロゴス側ではあまり大きな動きはなく、飛羽真側でも賢人と神代兄妹が仲間入りした程度で(一応、前回あたりからフラグ立ってたし)、それほどお話も動かなかった一編になりました。

 

「対立していたキャラが味方化すると、一気にキャラが崩れる」という「平成仮面ライダーシリーズ」あるあるな要素は、『セイバー』でも健在。賢人はもともと明るいキャラっぽそうだったからともかく、神代兄妹は、こう、なんだか…急につきもの取れすぎじゃね!?

 

なお、前回(第38章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、刃王剣十聖刃を手に入れた飛羽真。これにより、既に仲間となっていた倫太郎たちと絆が深まったほか、賢人の考え方をも大きく変えることになります。それを受けて、飛羽真たちはひと芝居打って賢人のもとへ。彼もノリノリで飛羽真たちのもとに戻ることを承諾し、かつてのノーザンベースが戻りつつありました。一方、未だ別行動をとり続ける神代兄妹は、独自でサウザンベースへと再潜入を果たしますが…。クロスセイバーへの変身を果たし、圧倒的な力を手に入れた飛羽真。世界を救うor救ったということは以前から語られていましたが、今回、前回の戦いでマスターロゴスの発生させたすべての本も消滅させたことが語られます。クロスセイバーの登場だけで、自分の計画をほぼすべて根本から叩き潰されちゃったのか。それでも性格と態度は相変わらずだし、なんかマスターロゴスがかわいそうに見えてきたな…。このような戦いを経たことで、賢人の考え方にも変化が。その変化を察知していた飛羽真たちは、彼のもとへ向かい、ひと芝居打って彼を再び仲間として迎え入れるのでした。賢人が再び仲間化するのは全然いいんだけど、この直前の桃太郎コスの芝居って必要だったかな?なんか無理やり挿入した感あるし、これじゃあ賢人も飛羽真の家来扱いじゃん…。

 

神代兄妹は、マスターロゴス/ソロモンを倒すことには失敗したものの、ワンダーライドブックの奪還には成功。「借りは返す」としてかみやまにやって来た彼らを迎え入れた飛羽真と倫太郎は、マスターロゴスと対話すべく、今度は自分たちがサウザンベースへ向かいます。しかし、案の定交渉は決裂。戦闘へもつれ込むのでした。神代兄妹の奪還したワンダーライドブックの中にあったブックゲートで、サウザンベースへと向かった飛羽真と倫太郎。劇中では貴重な(というべきなのか?)、邪魔者がいない状態でのマスターロゴスとの対話シーンであるため、何か新しい謎や情報が提供されるかと思われましたが…、大方、マスターロゴス自身が以前から語っていたことの繰り返しで、視聴者にとっては大きな発見等はありませんでした。「理由らしい理由はない」というのは、愉快犯っぽい設定で、マスターロゴスの身勝手さと信念がないゆえの恐ろしさを描こうとしているのかもしれませんが…、うーん、まだまだ悪としてのカリスマ性は感じないなぁ。マスターロゴスがこんな調子なので、当然飛羽真たちの話し合いも進むはずもなく、戦闘へ。場所をすぐに転換してしまうソロモンの能力、便利だよね。

 

賢人が蓮の説得に向かっている頃、飛羽真と倫太郎は、それぞれ変身してソロモンとカリュブディスメギドと交戦中。身勝手な持論を語るソロモンに対し、クロスセイバーはきっちりと言い返して見せ、その攻撃も軽々とはねのけます。やがて反撃に出る彼らであり、ソロモンを変身解除にまで追い込みますが、やはりソロモンを倒すまでには至らないのでした。前回の戦闘がCG合成をふんだんに使用したものだったのに対し、今回は実際の火薬を多用した戦闘になっていたのが印象的。刃王剣十聖刃をふるって攻撃をはねのけるクロスセイバーは、確かにカッコよかったですね。一方のブレイズ タテガミ氷獣戦記も負けてはおらず、成長したカリュブディスメギドを単独で撃破。その強さが健在であることを証明してくれました。再登場したカリュブディスメギド、以前よりも成長しているという設定なら、一部塗装変更だけでもいいから、以前の個体と違う感を出してほしかったかな。こうした戦いを乗り越え、かみやまに戻った飛羽真たち。手当てを受け落ち着いていた凌牙は、つたない言葉ながら、彼らに感謝の意を表するのでした。実質的に、このシーンで仲間化した神代兄妹。凌牙はツンデレっぽくなり、玲花はブラコン要素がヒートアップしていました。ああ、この兄妹のかつての威厳はどこへ…。

 

 

 

 

飛羽真たちを倒すため、ルナを確保することに固執するマスターロゴス。対する飛羽真は、マスターロゴスの言葉が引っ掛かりながらも、ルナを守るために立ち上がる。そして、今ここに、飛羽真・倫太郎・賢人3人の力が結集した!

 

次回は、今回のマスターロゴスの発言でもチラッと触れられていた通り、ルナをめぐる戦いになりそう。3人のワンダーライドブックを集めたワンダーコンボは、かなり驚異的な力を発揮してくれるみたいだけど、これが戦局を大きく変えるのかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第15カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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