お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第35章 ちょっとした感想

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全てを持っていった飛羽真のダッシュ

 

 

 

元気出しなさいよ。ルナちゃん、「きっとまた会える」って、言ってたじゃない!今回の『仮面ライダーセイバー』は、仮面ライダーファルシオンとの再度の決着が描かれたほか、エモーショナルドラゴンの再登場、聖剣を全て一時的にマスターロゴスに奪われたことにより全知全能の書が完成(不完全だけど)するなど、ストーリーがびっくりするほど大きく動いたお話。最終クールに向けて、「飛羽真たちVSマスターロゴス」の構図がほぼ完成した形になりました。

 

1話の間に様々なことをゴリゴリに進めたため、1つ1つの展開はメチャクチャ急。それでも、キャラ1人1人、特に飛羽真の心の動きはよく描かれていましたが、その後彼がとる行動が「光の道をダッシュする」だったのは、見た目と行動の持っている意味のギャップがありすぎて、笑ってしまいました。せっかくいい積み重ね作ってたのに、こう…なんなんだよ!

 

なお、前回(第34章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ルナと本当の再会を果たした飛羽真。しかし、一瞬のスキを突かれ彼女はサーベラに誘拐されてしまい、取り戻しに向かった飛羽真は、サーベラからの攻撃をまともに食らって昏睡状態に陥ってしまいます。翌日、飛羽真が目を覚ました頃には、倫太郎たちが賢人の言葉をもとに、1か所に集まっていました。無理を押して、飛羽真は現場へと向かいますが…。ルナと再会できたのもつかの間、彼女はサーベラによって誘拐されてしまうことに。このシーンでの飛羽真は、川を渡ろうとしてサーベラの攻撃をまともに食らって倒れるなど、かなりハードな撮影をしていました。水での撮影を絡めていたのは、やっぱり諸田監督だから…なのかな?そんな飛羽真は、1日中昏睡状態。彼が目覚めたときは、倫太郎たちは既に戦闘態勢に入っており、マスターロゴスと対峙しようとしていました。飛羽真が昏睡中の間のシーンで見逃せないのが、じょじょに神代兄妹の心がマスターロゴスから離れようとしている描写。本当はもっと丁寧にやってもらいたいなと思いましたが、まあ今後の展開を考えれば、短い時間の間でここまで描写したのは、よくやった方かなと思いました。

 

現れたマスターロゴスは、神代兄妹を差し向けて倫太郎たちを攻撃。必死に抵抗する彼らでしたが、最終的には一時的に聖剣もワンダーライドブックも奪われてしまいます。倫太郎たちのピンチに、賢人が現れますが、彼の戦いも蓮の介入によりやがて内輪もめ状態になり、こちらも政権とワンダーライドブックを奪われてしまうハメに。さらにバハト/仮面ライダーファルシオンも現れ、戦局がマスターロゴス側の有利になる中、ついに飛羽真が駆けつけます。中盤はまさに戦闘の連続。ブレイズ タテガミ氷獣戦記×デュランダルやカリバー ジャオウドラゴン×剣斬など、目まぐるしく戦闘パターンやその構図が変わるのは面白かったですが、さすがにちょっとやりすぎな感もありました。戦局がころころ変わって、その割にはあんまり戦局に影響を及ぼさない(結局はマスターロゴスに全部奪われる)から、なんかダラダラしてる感じがあったんだよなぁ。しかも、神代兄妹がやっていたことは、ついさっき今回の序盤でやっていたこととほぼ同じだし…。こうして聖剣とワンダーライドブックをほぼ集めたマスターロゴスは、神代兄妹を下げてバハトを召喚。倫太郎たちは絶体絶命のピンチに陥りますが、その時飛羽真が駆けつけます。

 

エレメンタルドラゴンの力で戦うセイバー/飛羽真でしたが、ファルシオンに決定的な一撃は与えられずじまい。その時、マスターロゴスがエモーショナルドラゴンの力を解放したことで、セイバーはそれに変身し、ファルシオンを再び封印します。その後、マスターロゴスはルナを使って全知全能の書を完成させようとしますが、ルナの強い思い(?)が光の道を作り出し、それをつたって飛羽真はルナを救出。不完全ながら全知全能の書の完成を許してしまったものの、ルナと各聖剣およびワンダーライドブックの奪還に成功するのでした。後半から、お話の展開は一気に加速。今回の目玉になるであろうと思われていたエモーショナルドラゴンの登場&ファルシオンとの決着はあっという間に終わり、どちらかといえばその後のルナ奪還のための飛羽真の奮闘に、お話の比重が置かれていました。ルナがマスターロゴスの手に落ち、全知全能の書の完成の犠牲になりそうになる中、わずかな回想とモノローグで飛羽真の心情変化を描写し、そのうえで彼に強い決意をさせるのはGood。でも、なんでそのあとのシーンが「光の道を全力ダッシュ」なんだ!?せっかくいい積み重ねができてたのに、見た目がギャグっぽくなっちゃったじゃないか!他人の意見の受け売りになっちゃいますが、ここは「ディアゴスピーディー(バイク)を使用して走る」などにした方が、まだ構図として成り立ったかもしれませんね。

 

 

 

 

全知全能の書の完成は阻止したものの、マスターロゴスの手にしたワンダーライドブックに、不穏な何かを感じ取っていた飛羽真たち。その予感は的中した!変身し彼らの前に立ちはだかるマスターロゴス。その名は…仮面ライダーソロモン!

 

次回は、『セイバー』のラスボスになるであろう、仮面ライダーソロモンの登場回。物語もおそらくあと数話だし、残りはひたすらソロモンとバトル→もうちょっと倒せそうというところでどちらかが撤退を繰り返すのかな。なんか、『エグゼイド』の終盤みたいだな…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第11カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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